Cboe、ビットコインとイーサリアムの先物取引を開始へ

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世界最大級のオプション取引所が、再び仮想通貨先物に挑戦

世界最大級の取引所である「シカゴ・オプション取引所(Cboe)」は13日、来年1月11日にビットコインとイーサリアムのマージン先物取引の提供を開始すると発表した。

ニュース: Cboe Digital、仮想通貨および従来の金融プレーヤーの支援を受けて、2024 年 1 月 11 日に証拠金付きビットコイン#BTCおよびイーサ#ETH先物取引を開始

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Cboeは株式や債券、通貨などの幅広い商品を提供する世界最大級の取引所だ。特にオプション取引においては世界最大の取引量を誇る。

Cboeは傘下の「Cboeデジタル」を通じて2024年1月11日からビットコインとイーサリアムの証拠金先物の取引と清算を開始する計画を発表した。これによりCboeは、単一のプラットフォームで現物取引と先物取引の両方を提供する、米国初の規制された仮想通貨取引所および清算機関となる。

プレスリリースによると、まずビットコインとイーサリアムの証拠金決済取引を提供し、規制当局の承認を得たうえで、現物決済の商品群を拡大するという。

証拠金先物取引は、B2C2、BlockFills、CQG、Cumberland DRW、Jump Trading Group、Marex、StoneX Financial、Talos、tastytrade、Trading Technologies、Wedbushなど仮想通貨専業企業と伝統的金融機関の大手企業によってサポートされる。

Cboeは現在、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、USDCの現物取引を提供している。2017年よりCMEと同様にビットコイン先物を開始していたが、2019年に廃止した。

カンバーランドDRWのグローバル・ヘッドであるクリス・ズールケ氏は、プレスリリースで次のように述べた。

「Cboeデジタルが提供する規制先物市場への安全なアクセスは、この黎明期のアセットクラスを成熟させ、より幅広い機関投資家の参加を可能にする鍵である。」

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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