『EatnSmile』が総額2,500ドルのエアドロップを実施
食べて稼ぐE2Eアプリ『EatnSmile』の運営元 Sharefull, S.L.(代表:森岡逸平)は2日、『EatnSmile』アプリの世界同時リリースを記念して、総額2,500ドルのエアドロップを行うことを発表した。同アプリは、5月5日に正式ローンチが予定されている。E2Eは、Eat to Earnの略。P2E(Play to Earn:プレイして稼ぐ)のバリエーションである。
E2EやP2Eは、文字通り、参加者に換金可能な暗号資産(仮想通貨)を配布する。ZoomやFacebookをはじめとするフリーミアムモデルの無料会員が、逆有料会員になったイメージだ。
食の口コミにおけるフリーミアムモデルとして、『食べログ』という偉大な成功例があるが、食べログに「ボランティアで」口コミを投稿していた会員に、インセンティブ報酬として仮想通貨を配布するビジネスモデルだと思ってもらえばいい。E2Eのメリットとして、フリーミアムモデルよりも、より多くの口コミ会員を集められることが期待できる。
STEPNとのちがい
かつて画期的なビジネスモデルとして脚光を浴びたM2E(Move to Earn:動いて稼ぐ)の『STEPN』は、結局はポンジスキームであることが露見してしまったが、あれは現金流入が新規会員による「出資」しかなかったからだ。
食べログとEatnSmileは、「一般消費者の有料会員」と「飲食店の有料会員」という、両面焼きのキャッシュエンジンを装備している。フリーミアムやE2によるサステナブルなエコシステムの構築は、原理的には可能といえる。
Web3の役どころ
EatnSmileはその特長として「Web3」であることも謳っているが、これにはいったい、どういうメリットがあるのだろう?
それは、中央集権的な管理者が「口コミ」や「個人情報」を悪用して収奪を行うWeb2のプラットフォームと異なり、分権的なWeb3のプラットフォームおいては、それらの弊害が少ないのだという。そのような理想郷が実現されるかは、今後のEatnSmileの動向を注視していかなければならないが、とりあえずは総額2,500ドルのエアドロップに参加してみてはいかがだろうか?
詳しい参加方法は、本日公表のプレスリリースを参照されたい。