大手マイナー「Hut8」、6万世帯分の独占的な電力購入契約を締結

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北米最大級のマイニング企業、最終的には一般家庭63万世帯分の電力容量を独占利用できる見込み

北米最大級のビットコインマイナー「Hut8(ハットエイト)」は9日、西テキサスで即時利用可能な205メガワットの電力容量と土地への独占的アクセス権を有する電力購入契約およびその他の正式契約を締結したと発表した。

Hut 8 は、西テキサスの 205 MW のグリーンフィールド サイトに関する正式契約を締結し、エネルギー インフラストラクチャ プラットフォームを約 1.3 ギガワットに拡大しました。
この取引には、以下を含むいくつかの初めての出来事が含まれます。・・・

このニュースは、ハットエイトが以前に発表した独占権付き1.1ギガワットのエネルギー容量の開発パイプラインから転換する最初の取引となる。1.1ギガワットという数字は、日本の一般家庭63万世帯分に相当する。ちなみに205メガワットだと6.2万世帯分となる。

この場所は風力発電所に隣接しており、テキサス州の電力供給の約90%を管理するテキサス州電力信頼性評議会(ERCOT)に接続されている。 同社によると北米で最も安い地域別卸売電力価格を利用できるようになった。

敷地には既存の稼働中の変電所があり、新しいデータ センターの設計、調達、建設作業が進行中で、マイニングや AI などさまざまなHPC (ハイパフォーマンス・コンピューティング) をサポートするのに絶好の立地だという。

ハットエイトのCEOであるアッシャー氏は、プレスリリースで次のように述べた。

「この特定の市場における複雑な規制枠組みの下で、大規模なデータセンターの負荷が承認されたのは今回が初めてです。これは、プロジェクトの各利害関係者の微妙な商業的、法的、規制上の課題に対処するために特注の構造を交渉した当社の企業開発組織の専門知識、勤勉さ、創造性の証です。」

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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