マウントゴックス、1.1兆円相当のビットコインを移動|売却間近か

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2014年に破産した仮想通貨取引所マウントゴックス、約2.5兆円相当のビットコインの弁済間近か

2014年に破産した暗号資産(仮想通貨)取引所「Mt.Gox(マウント・ゴックス)」のものとされるウォレットは28日早朝、107,520BTC(約1.1兆円相当)を移動したとブロックチェーン分析企業「WhaleAlert(ホエールアラート)」により明らかになった。

28日早朝、マウントゴックスのものとされるウォレットが大量のビットコインを移動
出典:WhaleAlert

ブロックチェーン分析プラットフォーム「Arkham Intelligence(アーカム・インテリジェンス)」によると、マウントゴックスは保有する245,412BTC(約2.5兆円相当)のうち、10時41分(日本時間)から6回に分けて合計107,520BTC(約1.1兆円相当)を移動した。移動先は全く不明のアドレスだ。

元のアドレスにはまだ137,892BTC(約1.4兆円相当)が残っており、移動した目的は明らかになっていない。

マウントゴックスは順次弁済を始めている模様で、昨年12月には現金償還を選択したユーザーにはマウントゴックスからの振込があったという情報が多数寄せられた。現物償還はまだ始まっておらず、2023年9月マウントゴックスの管財人は弁済に先立ち必要な確認や弁済に使われる仮想通貨取引所などとの協議、連携に時間を要しているため、返済期限を12ヶ月延期し、2024年10月31日にすると発表した。

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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