OKX、野村HD出資の「komainu」と提携

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カウンターパーティリスクを減らす、便利な仕組み

デリバティブ取引高で世界第2位の暗号資産(仮想通貨)取引所「OKX」は6日、野村ホールディングス・Ledger・Coinsharesの合弁企業で、デジタル資産カストディサービスプロバイダーの「Komainu」と提携したと発表した。

OKXは、Komainuの提供する「Komainu Connect」に接続され、機関投資家は、Komainuに仮想通貨を保管しつつ、その資金でOKXで取引できるようになった。

「Komainu Connect」は、ユーザーが取引相手に担保を預ける必要性をなくし、代わりに資産を安全に保管する機能を提供することで、カウンターパーティーリスクを軽減できる担保管理サービスだ。これにより、ユーザーは資産を分離して安全に保管しながら、投資機会を最大化することができる。

従来の取引所は、取引するために取引所を信用する必要があったが、昨年倒産したFTXのように取引所が倒産してしまうと、資産の回収が難しくなる。「Komainu Connect」があれば、万が一、取引所が倒産してしまっても、資産は安全なままだ。

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発表に際し、OKXのグローバルチーフコマーシャルオフィサーのLennix Lai氏は、次のように述べた。

投資家の皆様は、投資機会を逃すことなく、資産を安全に保管できる大手カストディアンへの安心感を必要としています。そのため、私たちは狛犬と提携し、投資家が資産を安全に保ちつつ、リターンに妥協しない方法を提供できることを嬉しく思っています

発表に際し、Komainuは、次のように述べた。

「この戦略的パートナーシップは、安全でコンプライアンスに優れたデジタル資産カストディソリューションを提供するという我々のミッションのマイルストーンとなるものです。大手暗号通貨取引所としてのOKXの評判と、機関投資家グレードのカストディサービスにおける当社の専門知識を組み合わせることで、業界における信頼と革新の新しい時代への道を切り開くことができます」(CEOのNicolas Bertrand氏)

「Komainu Connectは、主要な担保管理ソリューションとして急速に台頭しています。世界最大級の暗号取引所との提携は、このサービスにコミットしたインフラと専門知識の証であり、私たちの焦点は、すべての関係者にとってシームレスな実行に変わりません」(戦略責任者のSebastian Widmann氏)

Komainuは、安全でコンプライアンスに準拠したカストディサービスを機関投資家に提供するために、野村ホールディングスと英資産運用企業CoinShares、仮想通貨ハードウェアウォレットメーカーのLedgerの合弁事業として2018年に設立された。2020年6月にサービスを開始したKomainuは現在、取引所、金融機関、資産運用会社、企業、政府機関の資産をカストディしている。

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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