ワールドコイン、OpenAIやPayPalとの提携を模索中|一時9%上昇

仮想通貨Worldcoin(ワールドコイン)とは?
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ワールドコイン、「ChatGPT」を開発するOpenAI、世界最大級の決済サービスプロバイダー「PayPal」との提携を模索

ワールドコインを開発する「Tools for Humanity」が、「ChatGPT」を開発するOpenAI、世界最大級の決済サービスプロバイダー「PayPal」との提携を模索していることがわかった。26日、米大手ビジネス誌フォーチュンが報じた。このニュースを受け、ワールドコインは一時9%以上上昇した。

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FORTUNE:サム・アルトマンのワールドコイン、ペイパルやOpenAIとの提携を視野に

本ニュースを受けWLDの価格は上昇
出典:CoinMarketCap

「Tools for Humanity」のCEOアレックス・ブレイニア氏は、OpenAIとのパートナーシップの可能性について「私達がどのように協力し合うかについて、いくつかの自然なことがあります。しかしまだ発表するものはありません。」と述べた。

ワールドコインの創設者サム・アルトマン氏は、OpenAIの創業者でもある。

また同氏はペイパルとは「会話」をしているが「具体的な」展開はなかったと付け加えた。「Tools for Humanity」の広報担当者は、フォーチュン誌の取材に対し「現時点ではこれ以上共有するものはない」と答えた。

ワールドコインは、シリコンバレーの超名門アクセラレーター「Y combinator」の元CEOで、OpenAIのCEOサム・アルトマン氏と、物理学者のアレックス・ブレイニア氏が共同で立ち上げたプロジェクト。地球上のすべての人間がワールドコインという暗号資産(仮想通貨)を手にし、ベーシックインカムを実現させるという野望を持っている。

仮想通貨業界最大級のベンチャーキャピタル「アンドリーセン・ホロウィッツ」、米大手仮想通貨取引所のベンチャー部門「Coinbase Ventures」、LinkedInの創業者リード・ホフマン氏など著名な投資家から評価額約1300億円(10億ドル)で、約30億円超(2500万ドル)調達している。

今月18日には、生体認証装置「オーブ」を使って人間であることを証明し発行される「World ID」を持つユーザーが優先的にチェーンを無料で利用できるレイヤー2「World Chain」を発表した。

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参考文献

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