エイダコイン(ADA/カルダノ)の運営母体EMURGOが新ステーブルコイン「USDA」発行を発表

仮想通貨エイダコイン(ADA/カルダノ)の運営母体であるEMURGO(エミュルゴ)は、11月18日、USDに裏付けされた新たなステーブルコイン「USDA」を2023年第1四半期に発行予定であることを仮想通貨ニュースサイト「Coindesk」に明かし、その後公式ツイッターでも改めて発表した。

「USDA」はカルダノエコシステムで初めて、法定通貨に100%裏付けられ、規制に準拠したステーブルコインとなる。

#EMURGO, the official commercial arm and a founding entity of the @Cardano #blockchain, announces the planned launch of its new U.S. Dollar-backed stablecoin, #USDA. A first fully fiat-backed, regulatory compliant #stablecoin in the #Cardano ecosystem.
🔗:https://t.co/I035EKi78f pic.twitter.com/uyCO9SOe8Z

— EMURGO (@emurgo_io) November 18, 2022

EMURGOのフィンテック部門マネージャーである Vineeth Bhuvanagiri氏は今回の件について、次のようにコメントしている。

The introduction of a fully fiat-backed, regulatory-compliant stablecoin is the next step in realizing the future for our community

https://www.coindesk.com/tech/2022/11/18/cardano-based-regulated-stablecoin-usda-will-hit-the-market-in-early-2023

法定通貨に完全に裏付けられ、規制に準拠したステーブルコインの導入は、我々のコミュニティの未来を実現するための次なるステップです。

USDAはEMURGOによる新プラットフォーム「Anzenz」の新たなプロダクトであり、 2023 年第1四半期(2023年1-3月)にローンチを計画。

ユーザーは今後、クレジット/デビットカードや送金サービス「wire」を介してUSDからUSDAへ交換できるようになる他、レンディングや借入サービス、仮想通貨ベースのカード決済、従来の金融市場と分散型アプリケーション (DApps) 間の資産のブリッジも可能となる見通しだ。

またEMURGOはUSDA発行に関して、米国に本社を置く金融サービス会社とパートナー提携を結んでいると語り、会社名については現時点での明言を避けた。

USDAのローンチ後、USDC(USDコイン)やUSDT(テザーコイン)といった他のステーブルコインからUSDAへの交換も可能となり、将来的にはBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)、あるいは他の仮想通貨からUSDAへの交換機能も実装されるだろう。

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参考文献

・コインデスク

・EMURGO公式ツイッター