先週の仮想通貨投資商品の出来高は1.7兆円、2023年の7倍に達す

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資金流出となったが、出来高は過去トップクラス

資産運用会社「Coinshares(コインシェアーズ)」によると、先週、世界中の主要な暗号資産(仮想通貨)投資商品では、合計2100万米ドル(約31億円)となった。

欧州の仮想通貨運用会社コインシェアーズの週報によると、ブラックロックやフィデリティ、グレースケールなどの資産運用会社の仮想通貨投資商品(ETF含む)は、先週2100万米ドル(約31億円)の資金流出となった。一方で出来高は合計118億米ドル(約1.7兆円)と、2023年の通常の週間出来高の7倍という非常に高いものとなった。

地域別では、米国に2.6億米ドル(約383億円)の資金流入があった一方、欧州とカナダを合わせると2.9億米ドル(約428億円)の資金流出があった。

運用会社別にみると、今月11日にビットコイン現物ETFが米国で一斉上場して以降、既存の仮想通貨投資商品から合計29億米ドル(約4283億円)の資金流出に見舞われている。コインシェアーズのリサーチ部門責任者ジェームズ・バターフィル氏によると、この原因は高いコストとみられる。

一方で、ビットコイン現物ETFには合計41.3億米ドル(約6100億円)の資金が流入した。

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銘柄別にみると、ビットコインでは総額2500万米ドル(約36億円)の小規模な資金流出が見られたが、出来高は118億米ドル(約1.7兆円)にのぼる。これは信頼できる仮想通貨取引所の全ビットコイン出来高の63%を占めており、現時点でETPが市場全体の取引活動を支配していることが浮き彫りとなった。

アルトコインは苦戦しイーサリアムは1400万米ドル(約20億円)、ソラナは850万米ドル(約1.2億円)の資金流出となった。

ブロックチェーン株式にはさらに1.5億米ドル(約23億円)の資金が流入し、直近9週間の流入額は7.6億米ドル(約1133億円)に達した。

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参考文献

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