【チャート分析】イーサリアム(ETH):「買い圧」はあるが価格は停滞、HMA付近での値動きがポイント【9月28日】

ETH相場分析-2024-09-28
イーサリアム(ETH):9月28日の分析ポイント
  • 中長期では買い圧があるが、価格は停滞している
  • 中期ではレジスタンスもしくは4時間足長期HMA突破で方向感が決まる
  • 短期は4時間足長期HMA付近での値動きに注目

イーサリアム(ETH)は中長期では「買い圧」があると判断できるが、現状方向感が定まらないチャート配置となっており、現在価格は2,690.41ドル付近を推移している。今後、短期的には一旦下落すると推測できるため、4時間足長期HMA付近での値動きに注目し、今後を決める必要がある相場状態だ。

今回の分析では短・中期的な目線で価格動向を探り、直近のエントリーポイントを予測する。

使用インジケーター
  • HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
  • ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
  • MACD:12、26、9
  • ライン
    • 日足:黄色
    • 4時間足:オレンジ
    • 1時間足:紫

イーサリアム(ETH)価格分析

日足・4時間足チャート

ETHUSDT日足・4時間足-2024-09-28

1時間足チャート

ETHUSDT1時間足-2024-09-28

イーサリアムは日足、4時間足のMACDがプラス圏にあることから「買い圧」が強いと判断できる。しかし、日足長期HMAが価格の上、4時間足長期HMAが価格の下の配置のため、中期的に方向感が定まっていない相場だ。

現状、中期的に方向感が定まるポイントは以下のように推測する。

  • 買い目線:2,794.99ドル付近のレジスタンスラインを価格が上抜け
  • 売り目線:4時間足長期HMAを価格が下抜け

上記が達成された場合でも、日足、4時間足のボリンジャーバンドが収縮しているため、ボリンジャーバンドで一旦反発後の第3波を狙う戦略が確実性が高い。

短期的には1時間足長期HMAと中期HMAを価格が下抜けし、1時間足MACDがデッドクロスしているため、今後「売り圧」が強くなると予測できる。

ただ、中・長期では「買い圧」がある状態であることから、4時間足長期HMA付近までは「買い目線」を継続し、4時間足長期HMA付近で価格が上昇に転じ、1時間足以下でトレンドが確認できれば「買い」エントリーを検討できる。

一方、4時間足長期HMAを価格が下抜けした場合は「売り目線」に切り替え、下降トレンドの始点を捉える戦略に変更となる。

本日のエントリーポイント、利確・損切り位置

ロング

ETHUSDTロング-2024-09-28
  • エントリーポイント:
    • 4時間足長期HMA付近で押し目を形成し、1時間足長期HMAを価格が上抜け
    • 1時間足もしくは15分足で上昇のダウ理論成立
  • 利確目安:
    2,794.99ドル付近のレジスタンスライン
  • 損切り:
    エントリー時点での直近安値

ショート

ETHUSDTショート-2024-09-28
  • エントリーポイント:
    • 4時間足長期HMAを価格が下抜け
    • 1時間足もしくは15分足で下降のダウ理論成立
  • 利確目安:
    2,166.88ドル付近のサポートライン
  • 損切り:
    エントリー時点での直近高値

※4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドに価格が到達した後、価格が1時間足短期HMAを上回った場合は早期利確を検討

関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方

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