シャード・キャンペーンに参加した人は要確認
分散型ステーブルコイン「USDe」を開発する「Ethena Labs(エテナ・ラボ)」は28日、ネイテイブトークン「ENA」を発表した。早期貢献者には総供給量(150億ENA)の5%に相当する7.5億ENAがエアドロップされる。
私たちは、以下のリリースにより、Ethena プロトコルの分散化の最初のステップを発表できることを嬉しく思います。
エテナでは2月19日~4月1日にかけてエコシステムへの貢献度を示す「シャード・キャンペーン」が行われており、エアドロップはこのポイントに比例して配分される。具体的には、エテナの主力商品である合成ドル「USDe」を保有するユーザーがエアドロップ対象者だ。ENAは4月2日に中央集権型取引所(どこの取引所かは未発表)に上場した時点で専用サイトから請求できるようになる。
2023年初めに設立されたエテナは、銀行システムに依存しない初のスケーラブルなドル・ステーブルコインを開発している。
昨年7月にはシードラウンドで650万ドル(約1億円)の資金調達に成功しており、参加者には大手ベンチャーキャピタル「Dragonfly」をはじめ、BitMEXの創設者であるアーサー・ヘイズ氏と彼のファミリーオフィスであるMaelstrom、そしてDeribit、Bybit、OKX、Gemini、Huobiなど著名な人・企業がずらりと並ぶ。
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トークノミクスも発表
ENAのトークノミクスでは、エテナ・ラボのチームとアドバイザーの「コア貢献者」とエアドロップ対象者を含む「エコシステム開発者」への割当が最も高く、次いで初期投資家、エテナ財団となっている。
2025年第1四半期からコア貢献者および初期投資家への配布が始まり流通量は急増するが、全体としてコア貢献者や初期投資家が早期に売り抜け、プロジェクトが頓挫するような可能性は低い設計となっているようだ。
発表では、「シャード・キャンペーン第2弾」としてビットコイン裏付けとした合成ドルをにリリースすることも明らかにされた。4月2日~9月2日にかけて行われる予定で、来週詳細が明らかにされるとのことだ。
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