日本初、社員証SBTと保有者限定トークンに関する実証実験が開始

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HashPort、SMBCグループと共同で、社員証SBTと保有者間でのみ流通するトークンに関する実証実験を日本で初めて実施

株式会社HashPortは11日、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(SMBC グループ)と共同で、移転不可能なNFTであるSBT(ソウルバウンドトークン)を用いた社内コミュニティ形成に関する実証実験を開始すると発表した。この実証実験は日本初の試みであり、2023年4月〜6月にかけて実施される。

SBT(ソウルバウンドトークン)とは?

SBTとは移転(譲渡)不可能なNFT。その特性を活かし、SBT のウォレットを保有する個人の経歴や行動履歴を表すトークンとして発行される。様々な SBT が保管されることになる ウォレットは、そのウォレットの持ち主の姿を示すものとなることから“ソウル”と呼ばれる。

実証実験第1フェーズ概要

実験に参加するSMBCグループの従業員宛に、HashPortグループが提供するブロックチェーン(Palette Chain)上で、社員であることを証明するSBTと、実験参加者の間で流通する、“ミドりぽ”と呼称するFT(ファンジブルトークン)を配布。

実験参加者は、SMBCグループの社内チャットツール内で形成されるコミュニティに参加することとなる。コミュニティ内では、テーマ別にトークルームを形成し、コミュニティに貢献する​​発言・行動をしたメンバーに感謝の証としてミドりぽを送付できる。実験終了時にミドりぽを一定数以上保有していた参加者には、特典が付与される。

Palette Chain(パレットチェーン)とは

デジタルアイテムを発行・管理・流通するためのブロックチェーンネットワーク。独自の設計により、「ガス代」と呼ばれる手数料がかからない取引が実現された。

FT(ファンジブルトークン)とは

代替可能なトークン。同じ価値を持つほかのトークンと交換が可能。

実験の第1フェーズ完了後は、本実験にて培った知見に基づき、他の企業の参加も得る形でさらなる実験に取り組んでいく方針となっている。一連の実験を通じて、SBTの特性を活かした新たな付加価値の提供に向け両社で検討を進めていくとのこと。

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参考文献

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