イーサリアムレイヤー2「Taiko」、総額55億円の資金調達に成功

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イーサリアム共同開発者が推す技術を使用するレイヤー2

イーサリアムのレイヤー2「Taiko(タイコ)」の主要開発企業「Taiko Labs(タイコ・ラボ)」は2日、シリーズAで1,500万ドルの資金調達に成功したと発表した。これにより同社の資金調達総額は合計3,700万ドル(約55億円)に達した。

Taiko プロトコルの中心的な開発チームである Taiko Labs が、3 ラウンドで合計 3,700 万ドルの資金を調達したことを発表できることを嬉しく思います。 1/

直近のシリーズAでは1,500万ドル(約22億円)調達した。Lightspeed Faction、Hashed、Generative Ventures、Token Bay Capitalが主導し、Wintermute Ventures、Presto Labs、Flow Traders、Amber Group、OKX Ventures、GSR、WW Venturesなどが参加した。

この最新の資金調達ラウンドにより、Taikoの資金調達総額は3つのラウンドで合計3,700万ドル(約55億円)達する。

Taikoは、イーサリアムのレイヤ-2の中でも数少ない「タイプ1」と呼ばれるZK-EVMを開発している。タイプ1は、イーサリアムと完全な互換性を持つため、イーサリアム上の開発者はコントラクトの変更や、それに伴う監査費用などのコストをかけずにTaikoへコントラクトを移行することができ、手数料の削減やトランザクションの高速化を実現することができる。

イーサリアムの共同開発者であるヴィタリック・ブテリン氏は自身のブログで、多くのインフラストラクチャーを再利用でき、イーサリアムの真のスケーラビリティ向上に寄与できるという点で、タイプ1こそが理想的なZK-EVMだと述べている。

関連:仮想通貨エアドロップ一覧|やり方や受け取り方も解説(Taikoの章あり)
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Taikoは先月6番目のテストネットを立ち上げ、今後数ヶ月でメインネットを立ち上げる準備を進めている。

参考文献

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