Uniswap、集団訴訟に勝訴|スキャムの責任はDeFiにあらず

Uniswap V3(ユニスワップ)
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米裁判所は、Uniswapににスキャムトークン発行の責任を問わないと判断

米裁判所は31日、大手分散型暗号資産(仮想通貨)取引所「Uniswap(ユニスワップ)」が詐欺トークンの発行とプロトコル上での取引を許可したことにより投資家に損害を与えたと主張する集団訴訟を却下した。

関連:Uniswap(ユニスワップ)使い方|登録方法から始め方を徹底解説

この訴訟は2022年4月、投資家グループが、ユニスワップの開発者や投資家が同取引所でのスキャムトークンの発行・取引を許した結果投資家が損失を被ったとして、ユニスワップの生みの親ヘイデン・アダムズ氏と、ユニスワップに投資したベンチャーキャピタル「Paradigm(パラダイム)」「Andreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ)」を相手取って起こしたものだ。

31日に公開された裁判所資料の中で、キャサリン・ポーク・ファイラ判事は、ユニスワップは本質的に違法なものではなく、スキャムトークンの責任は、トークン発行者にあると結論付けた。

また、スマートコントラクトは、自己実行・自己強制のコードであるため、特定のソフトウェア・プラットフォームの基礎となるコンピューター・コードの起草者が、そのプラットフォームを第三者が悪用した場合に責任を負う可能性があるというのは、論理に反している、と付け加えた。

ユニスワップの最高法務責任者マーヴィン・アモリ氏は、X(旧Twitter)でこの勝訴を称賛した。

仮想通貨の世界とソフトウェア開発者にとって、またしても大きな勝利です。 SDNY裁判所は、「自動運転」であるUniswapプロトコルは主に「合法」に使用されており、他人がそれを悪用してもプロトコル開発者は責任を負わないと判断し、私たちに対する集団訴訟を提起しました。裁判における傾向は明らかだ。

関連:Uniswap(ユニスワップ)V2とV3の違いは?切り替え方法も解説

参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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