世界初|ダイアモンド専門ファンド、アバランチ上でトークン化

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概要

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主要な原則

正確さ:私たちの編集チームは、コンテンツが私たちの高い基準を満たすように、記事を徹底的に見直し、事実確認を行います。当社は、正確な情報を提供する責任を真摯に受け止めており、編集部が作成した記事に誤りがあったり、誤解を招くような情報を掲載した場合は、訂正や説明を行います。JinaCoinの記事で不正確な情報を見つけた場合は、弊社お問い合わせフォームまでメールでご報告ください。

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目次

流行りのRWAに、ダイアモンド業界が参入

暗号資産(仮想通貨)事業者「DiamondStandard(ダイアモンド・スタンダード)」と資産運用会社「Horizon Kinetics(ホライゾン・キネティクス)」は、共同で運営するダイアモンド専門ファンド「Diamond Standard Fund(ダイアモンド・スタンダード・ファンド)」を、レイヤー1ブロックチェーン「Avalanche(アバランチ)」上でトークン化し、規制準拠の取引所に上場した。27日、アバランチ財団が明らかにした。

投資家は初めて、Diamond Standard Fundにより Avalanche でトークン化された 1.2 兆ドルの天然資源にアクセスできるようになりました。 平均して、投資家は金、銀、プラチナ市場の 15 ~ 30% を所有していることをご存知ですか。 投資家がダイヤモンドを所有しているのはわずか 1% ですが、・・・

これは、現物のダイアモンドを直接保有せずともダイアモンドに投資できるよう設計された「ダイヤモンド・スタンダード・ファンド」をトークン化したもので、ブルームバーグのダイヤモンド・スタンダード・インデックス(DIAMINDX)をベンチマークとしている。

これにより、これまでコモディティを直接保有することができなかった年金基金や基金などの洗練された投資家に、資産クラスとしてのダイヤモンドへのアクセスを提供することができる。

米国の規制に準拠した仮想通貨インフラ開発企業「Oasis Pro(オアシス・プロ)社」によってAvalanche C-Chain上にトークン化され、同社が運営する取引所「オアシス・プロ・マーケッツ」で売買できる。

オンラインダイヤモンド取引プラットフォーム「International Diamond Exchange (IDEX)」が提供するダイアモンド指数によると、過去5年間でダイアモンドの価格は2022年をピークに下落傾向にある。 

過去5年間のダイアモンド価格
出典:IDEX

ダイヤモンド・スタンダードの創設者兼CEOであるコーマック・キニー氏は、プレスリリースで次のように述べた。

「ダイヤモンド・スタンダードとオアシス・プロは、史上初めて、約1兆2000億ドル(筆者注:約185兆円)の天然資源を、より便利で取引可能なファンドを通じて投資家に提供しようとしています。我々のコモディティはブロックチェーンによって実現されており、このデジタル・セキュリティはその透明性と効率性を継続するものです。」

ゴールドや債権、不動産や建物などの現実世界に物理的に存在する資産をブロックチェーン上にトークン化する「RWA:Real World Asset」が、ここ1年仮想通貨業界ではトレンドとなっており、このニュースはその最新の事例だ。最近では世界最大の資産運用会社「ブラックロック」が総資産の100%がドル現金、米国財務省証券、現先取引に裏打ちされたRWAファンドの立ち上げを発表した。

関連:ブラックロック、ブロックチェーン上でトークン化資産ファンドを組成
関連:仮想通貨金融商品から7週間ぶりの大規模な資金流出が発生

参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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