ブラックロックのビットコインETF、DTCCリストから消える

目次

価格暴騰の火種となったファンダメンタルに暗雲

ブラックロックの現物ビットコインETFが、DTCC(米国証券保管振替機関)のリストから削除されたことにより、ビットコインの価格が一時1,000ドル以上下落した。

DTCC(Depository Trust & Clearing Corp.:米国証券保管振替機関)は、ナスダックなどで金融市場の決済・清算サービスを提供する世界最大級の証券決済・保管機関だ。

IBTCと名付けられたブラックロックの現物ビットコインETFが、月曜日DTCCのリストに追加されたことで、投資家は現物ビットコインETFの承認が間近に迫っていると推測し、ビットコイン価格は30,000ドル付近から35,000ドル以上に急伸する要因となった。

iShares Bitcoin Trust は、DTCC (ナスダック取引を清算する Depository Trust & Clearing Corporation) に上場されました。そしてティッカーは$IBTCになります。繰り返しになりますが、ETF を市場に出すプロセスのすべての部分.. h/t
@martypartymusic

ブルームバーグのシニアETFアナリストのエリック・バルチュナス氏によれば、DTCCのリスト入りはETFを市場に出す際の標準的な手続きだが、通常はファンドが実際に取引を開始してから1週間以内に行われる。

ETFを審査する米国証券取引委員会(SEC)は月曜日、グレースケール社の現物ビットコインETF申請に対する正式な審査やり直し命令を受けており、仮想通貨否定派のゲイリー・ゲンスラー氏が率いるSECが打つ手がなくなってきた格好だ。

関連:仮想通貨ファンドへの資金流入が加速|先週の機関投資家の動き
関連:米デジタル商工会議所、SECに対するバイナンスの法的闘争を支持

参考文献

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメントはこちら(コメントいただいた方の中から毎週3名様に1000円分のUSDTプレゼント)

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次