ビットコインNFT時代の到来告げる、超高級車ブガッティの卵

ブガッティ(Bugatti)NFT
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ブガッティ家の魂

いまや伝説となった欧州の超高級車メーカー・ブガッティは4日、創業以来の同社のシンボルである「卵」をモチーフにしたNFTアートを発表した。

ブガッティ(Bugatti)は、1909年、イタリアの自動車技術者、エットーレ・ブガッティが設立した自動車メーカーである。創業者エットーレの父・カルロの名言「自然界で最も純粋にして完璧なるかたち。それは『卵』だ」は広く知られている。

ブガッティ社は、第二次世界大戦の混乱と、戦後の自動車業界における過酷な競争を経て、その所有権はすでに創業家の手にはない。だが、ブガッティ家の魂は受け継がれている。

ブガッティの最新モデルにおける流れるような曲線の車体は卵を思わせるし、今回の卵をモチーフにしたNFTアートは、創業以来脈々と受け継がれてきた「ブガッティ家の魂」の結晶といってよいだろう。

ビットコインNFT

本件のNFTアートは、かつて主流だったイーサリアムベースではなく、ビットコインベースで作成されている。NFTプロトコルは「Ordinals」。Casey Rodarmor氏によって開発されたビットコインベースのNFT規格だ。

イーサリアムベースのNFTとビットコインベースのNFTの優劣は一長一短とされるが、王者ビットコインのエコシステム内ですべてが完結する「Ordinals」の利点は大きい。

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物理的コレクションはカーボンファイバー製

NFTに付随する物理的実体は、カーボンファイバー製の卵型オブジェ。

同オブジェには、ブガッティが誇る「世界一高価なクルマ=Bugatti Type 41 Royale」のボンネットを飾ったダンシング・エレファント(踊る象)があしらわれている。

本NFTアートの価格は、明言こそ避けられているが、関係者からは「ブガッティ一台分くらい」とほのめかされている。NFTの方が本体で、実体のオブジェの方は「おまけ」だとすれば、この卵は「世界一高価なグリコのおまけ」といえるだろう。

アスプレイとメタグッド

近年、ブガッティは、異業種との奇抜なコラボレーションで話題を集めてきた。本件も例外ではない。物理的実体の卵型オブジェの製作は、英国の高級ジュエリーブランド、アスプレイ(Asprey)が担当した。

また、ビットコイン方程式を卵型オブジェの金の格子に刻み込むといった凝った芸当は、ビットコインのエキスパート、メタグッド(Metagood)の手を借りている。新旧の技術と魂が入り混じった「アスプレイ・ブガッティ・エッグ・コレクション」。

暗号資産フリークの読者諸氏も、ビットコインNFT時代の到来を告げる記念品として、おひとつ購入されてはいかがだろうか?

参考文献

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