先週は6.4億米ドル(約971億円)の資金流入となった
資産運用会社「Coinshares(コインシェアーズ)」によると、先週(3月25~31日)は全世界の主要な暗号資産(仮想通貨)投資商品は6.4億米ドル(約971億円)の資金流入となった。
欧州の仮想通貨運用会社コインシェアーズの週報によると、ブラックロックやフィデリティ、グレースケール、プロシェアース、21シェアーズなどの資産運用会社の仮想通貨投資商品(ETF含む)は、6.4億米ドル(約971億円)の資金流入となった。
年初来累計の資金流入額は138億米ドル(約2兆円)と過去最高水準にあり、2021年の106億米ドル(約1.6兆円)を大きく上回っている。
しかし、ETF投資家の投資意欲は鈍化の兆しを見せており、先週の出来高は174億米ドル(約2.6兆円)と、3月第1週の430億米ドル(約6.5兆円)に比べて減少した。
地域別では、センチメントは依然として二極化している。米国にはさらに6.4億米ドル(約971億円)の資金が流入し、ブラジル、香港、ドイツにはそれぞれ1,000万米ドル(約15億円)、900万米ドル(約13億円)、960万米ドル(約14億円)の資金が流入した。
一方、スイスとカナダはそれぞれ2,700万米ドル(約40億円)と730万米ドル(約1.1億円)の資金流出となった。
銘柄別では、ビットコインは引き続き注目されており合計6.3億米ドル(約956億円)の資金流入があった一方、ビットコインをショートする商品は3週連続で合計950万米ドル(約14億円)の資金流出となり、一部のショーターが撤退した形だ。
イーサリアムは4週連続で合計2,250万米ドル(約34億円)の資金が流出しており、流入が続いている他のほとんどのアルトコインとは対照的であった。
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