Huobi HK、香港での取引所ライセンスを申請

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申請はまだ始まっていないはずだが・・・

Tron(トロン)の生みの親で暗号資産(仮想通貨)億万長者のJustin Sun(ジャスティン・サン)氏が買収したことで知られる仮想通貨取引所「Huobi(フオビ)」の香港支社「Huobi HK」は29日、香港証券先物取引委員会(SFC)に取引所ライセンスを申請したと明らかにした。

このニュースは、24日に香港が仮想通貨取引所のライセンス制度を導入し、個人投資家の仮想通貨取引所へのアクセスを開放したニュースに続くものである。

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今後 6 か月間、Huobi HK は独立監査人と協力して、プラットフォームのセキュリティ、マネーロンダリング防止、コンプライアンスに重点を置き、香港証券監督管理委員会の要件を満たし、プラットフォームを運用していくとのこと。

ただ心配なのは、同社の姿勢である。声明によると、既に個人及び機関投資家にサービスを提供しているとのことだが、SFCは24日に「ライセンス申請は6月1日からであり、それ以前にサービスを提供している業者には注意されたし」という旨の注意喚起を行っている。まだ6月1日なので申請すらできないはずだが、このような声明を出して大丈夫なのだろうか。

現在、Huobiは現物出来高は14位、デリバティブ出来高は10位の取引所で、Binanceやbybit、OKXなどの大手取引所に大きく後塵を拝している。

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参考文献

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