レイヤー2「Scroll」、ポイントプログラムを開始|エアドロ間近か

目次

第1回は資産をブリッジするだけでポイントが貰える

イーサリアムのレイヤー2「Scroll(スクロール)」は17日、同エコシステムへの貢献で報酬をもらえるロイヤリティプログラム「Scroll Session」を発表した。

関連:【2024年最新】仮想通貨エアドロップ一覧|やり方や受け取り方も解説

スクロールにマークを残す時が来ました!
スクロールのロイヤルティプログラムはセッションゼロからスタートします。
資産をスクロールにブリッジします。

報酬は「Scroll Marks(スクロール・マークス)」と呼ばれるポイントの形でもらうことができ、将来的に行われるとされているエアドロップにおいて重要な指標となるかもしれない。

このプログラムは複数回行われるようで、間もなく始まる「Session Zero(セッション・ゼロ)」ではオムニチェーン相互運用性プロトコル「Layer Zero(レイヤー・ゼロ)」を使って、イーサリアムまたはwstETHをスクロールにブリッジすることでScroll Marksを獲得できる。

セッション・ゼロでは、Scroll Marksを獲得できるのは1ユーザーあたり1回までで、より多くのポイントを獲得できる方法は今後発表されるとのこと。

また、2023年10月10日のメインネット立ち上げからスクロールに参加しているコミュニティメンバーには別でScroll Marksが与えられる。エアドロップに期待して、触っていた人は期待できるようだ。

スクロールは、数少ない「zkEVM」を採用しているイーサリアムのレイヤー2だ。他のレイヤー2は「Optimistic-rollup」「zkRollup」を採用しているが、EVMと互換性がないため開発者は新たな開発言語を学ぶ必要があり、手間・時間・コストがかかってしまう。

その点「zkEVM」を採用しているスクロールは他のレイヤー2と同様に高い処理性能・低い取引手数料を実現しつつ、開発者にとって参入障壁の低いものとなっている。

その点が評価されているようで2023年3月にはPlychain Capital、Sequoia China、Bain Capital Cryptoなどから5000万ドル(約772億円)という大規模な資金調達に成功している。

TVL(Total-Value-Locked:預かり資産残高)の伸びも順調で、記事執筆時点で約1.7億ドル(約262億円)の資産がロックされている。

スクロールのTVL
出典:DuneAnalytics

関連:EthenaのENAトークンがエアドロップ後暴騰|一時価格は2倍に
関連:オムニネットワーク、総供給量の3%を初期貢献者にエアドロップ

参考文献

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメントはこちら(コメントいただいた方の中から毎週3名様に1000円分のUSDTプレゼント)

コメントする

目次