SEC、ビットコインETFの申請書類に不備ありと指摘|BTC価格急落

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理由は説明不足

米国証券取引委員会(SEC)は、ナスダックとCboe(シカゴ・オプション取引所)に対し、Blackrock(ブラックロック)、Fidelity(フィデリティ)などが最近提出したビットコインスポット(現物)ETFについて、申請書類が不十分であると指摘したと30日、Wall Street Journal(ウォール・ストリート・ジャーナル)が関係者の話として報じた。このニュースにより、ビットコインは1,500ドル、イーサリアムは80ドル以上下落した。

報道をうけ、ビットコインは1,500ドル以上下落
出典:CoinMarketCap
報道をうけイーサリアムは80ドル以上下落
出典:CoinMarketCap

WSJによると、SECが不十分とした理由について、ビットコイン価格の不正な価格操作などを監視する「監視共有契約」で参照する現物取引所の名前を挙げなかったことや、それらの詳細について十分な情報を提供していないと述べたという。

SECは、内容を更新し、再提出することができるとも述べており、Cboeの担当者は、更新して再提出する意向であるという。

BloombergのETFアナリストEric Balchunas氏は、Twitterを更新し次のように述べた。

ちょっと待ってください、これは見出しほどひどいことではありません。重要な段落はストーリーの奥深くにあります。基本的にSECは、「仮想通貨取引所」に名前を付け、SSAについてさらに詳細を提供することを望んでいる。それは理解できますし、おそらく良いニュースです。彼らもそれを更新する必要があるだろうと私は思いました。

ビットコインETFにおいては、「Blackrock」や「Fidelity」などの世界最大規模の資産運用会社が申請しており、もし今回の申請が通れば、投資家は合法的にビットコイン市場にアクセスできるため、個人・機関投資家の波が押し寄せるかもしれないと期待されている。

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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