Frax Financeとは?特徴や使い方を解説【部分的担保アルゴリズム型ステーブルコイン】

Frax Finance(フラックスファイナンス)とは?特徴や使い方を解説
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この記事をざっくり言うと・・
  • Frax Financeは部分担保を強みとした米ドルと連動を目指すステーブルコインFRAXを発行するプロジェクト
  • Frax Financeの特徴を完全解説
  • Frax Financeの発行するトークンを全て解説

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目次

Frax Finance(フラックス ファイナンス)とは?

Frax Finance(フラックス ファイナンス)概要

名称Frax Finance
対応チェーンArbitrum、Aurora、Avalanche、Boba、BNB Chain、Dogechain、Ethereum、Evmos、Fantom、Harmony、Moonbeam、Moonriver、Optimism、Polygon、zkSync Era
対応ウォレットMetaMask、Coinbase Wallet、Rabby、Rainbow、Trust Wallet、Argent、im Token、Bitski、OKX Wallet、Omni、Phantom、Taho、XDEFI Wallet、Zerion
モバイルアプリ未対応(ブラウザを使った取引のみ)
登録方法ウォレット接続のみ
日本語対応有り
公式サイトhttps://frax.finance/
公式Twitterhttps://twitter.com/fraxfinance
公式Discordhttps://discord.com/invite/UJVtDTFRaA

Frax Financeは、安定かつ信頼性の高いステーブルコインを発行し、そのステーブルコインを効率的に運用するためのサービスを提供することを目指すプロジェクトです。現在、Frax Financeは3種類の分散型ステーブルコインと2種類のガバナンストークンを発行しており、それぞれ異なる機能を提供しています。

また、Frax Financeの提供するサービスは以下の通りです。

  • 独自ステーブルコイン
  • スワップ、レンディング
  • リキッドステーキング

ステーブルコインの発行に留まらず、他のプロトコルのよい点を導入し続けています。しかも、全DeFiの中でTVLは17位と上位に位置しています。今後独自チェーンも展開することを踏まえると、今後有力なDeFiプロトコルと言えます。

これもう見た? 分散型金融DeFi(ディーファイ)とは?初心者にもわかりやすく解説します。

Frax Finance(フラックス ファイナンス)の特徴

Frax Financeはさまざまな特徴をもっています。特徴についてこれから解説します。

マルチトークン

frax-finnance-feature-1

Frax FinanceはステーブルコインであるFrax(FRAX)・Frax Price Index(FPI)、ガバナンストークンであるFrax Share(FXS)、リキッドステーキングの役割を果たすFrax Ether(frxETH)・Staked Frax Ether(sfrxETH)と複数のトークンを発行しています。

担保付きステーブルコイン

FRAXは資産担保と数学的暗号アルゴリズムの両方に支えられているため、ハイブリッド型ステーブルコインと言えます。FRAXは1FRAX=1ドルになる施策が行われています。この価値を維持するために、USDCが一部担保として利用されています。

また、米ドルとのペッグが外れないようにするために、ガバナンストークンであるFXSで調整がなされています。

これもう見た? Stable Coin(ステーブルコイン)

ステーキングが可能

FXSはステーキングが可能です。流動性提供者(LP)になりたいユーザーは、最大3年間プロトコルにロックしておくことができます。LPのステーキング報酬は担保率とロックされた時間でブーストされます。

担保率でのブーストは、FXSの基本排出率:年間18,000,000FXSに適用されます。ロックされた時間によるブーストでは、プール内の全てに適用されるため、結果的にはゼロサムゲームとなってしまいます。

この2つの仕組みは、流動性を一定期間システムに固定し、ステーキング報酬をブーストすることで、Frax Financeを熱心に支持する人たちを作り出すことを目的としています。

CPI連動型ステーブルコイン

frax-finnance-feature-2
引用元:eli5_defi

Frax FinanceのCPI連動型ステーブルコインとは、Frax Price Index(FPI)と呼ばれ、米国の消費者物価指数(CPI)に連動するステーブルコインです。

CPIとは、消費者が購入する一般的な財やサービスの価格変動を追跡する指標であり、インフレーションやデフレーションの主要な尺度となっています。

FPIは、CPIバスケットに含まれる商品の価格に対して、その価格を一定に保つことを目指しており、これにより、ステーブルコインの購買力が保たれます。

つまり、CPI に含まれる財の品目の価格が上昇すれば、それに応じて FPI の価格も上昇するということです。

ガバナンスへの提案が可能

frax-finnance-feature-3

ユーザーは一定基準以上のFXS(総投票数の1%、約100万FXS相当)をロックし、veFXSとして保有していれば、プロトコルに新たな変更を提案することができます。

提案可能な項目は以下の通りです。

  • 担保プールの追加または調整
  • ミント/償還手数料
  • 担保比率のリフレッシュレート

リキッドステーキング

frax-finnance-feature-4

Frax Financeも独自のLSDであるfrxETHを発行しており、そのステーキング報酬の高さは、主要なLSDプロトコルで最も高くなっています。

利用方法は一般的なLSDプロトコルと変わらず、ユーザーはFraxに1ETHを預けることで1frxETHを鋳造します。Frax Financeに由来するLSDはfrxETHとsfrxETHの2種類が存在します。

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さまざまなエコシステム

ステーブルコインやガバナンストークンの発行以外にもスワップやレンディング、ブリッジ機能があります。

Fraxswap

frax-finnance-feature-5

FraxswapはUniswap V2もベースに構築された分散型取引所、AMMであり、大口の注文を執行するのに適した時間加重平均市場メーカー(TWAMM)が組み込まれています。

Fraxswapでは、価格ペッグを安定させるためにFXSやFRAXの買戻しとバーンが行われます。

どちらも取引としての規模が大きいので、注文の執行に際して、Frax Swapが機能します。

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Fraxlend

frax-finnance-feature-6

FraxlendもFrax Financeの機能の一部で、仕組み自体は一般的なレンディングプラットフォームと同じです。

受入担保は、他のレンディングプロジェクトと大差なく、WETHやUNI、CRVなどである一方。借入できるのはステーブルコインのFRAXしかないことが特徴です。

Fraxlendによって、直接の担保比率(CR)を下げることなく、FRAXを直接貸し出し、既存のマーケットから借り手から利息を得ることが可能になります。貸し出しから得られる利回りはFXSを買い戻し、バーンするために使用されます。

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Fraxferry

frax-finnance-feature-7

Fraxferryのコンセプトは「低速でシンプルかつ安全」としたマルチチェーンのブリッジサービスです。

発行したFRAXを安全に様々なチェーン間で送金することができます。

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Frax Finance(フラックス ファイナンス)の発行するトークン

Frax Financeは次のようなトークンを発行しています。

  • FRAX
  • FXS
  • frxETH
  • sfrxETH
  • FPI
  • FPIS
  • sFRAX

上記のトークンについてそれぞれ解説していきます。

FRAX

frax-finnance-token-1

Frax Financeは、Frax(FRAX)という独自ステーブルコインを発行しています。

FRAXは、以下2つの働きによって1ドルをキープしています。

  • RWA(=米短期国債など)とクリプトで担保
  • CurveやFraxlendなどによって流通量を調整

つまり、多様な資産で裏付けしつつ、アルゴリズムも併用するというハイブリッドトークンと言えます。

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FXS

frax-finnance-token-2

Frax share(FXS)は、Frax Financeが独自に発行しているガバナンストークンです。

ガバナンストークンとは、通貨を保有している人が運営・開発などの方針に対して投票できる通貨を指します。

FRAXを買い入れたときの担保の差を解消するために買戻と再担保化機能があります。担保比率が変動したときに、FXSをバーンまたは購入することが可能な機能です 

frxETH

frax-finnance-token-3

Frax FinanceにETHを預けるともらえるトークンです。

frxETHの特徴は以下の通りです。

  • ETH:frxETH≒1:1で交換可能
  • ステーキング報酬は無し
  • 他DeFiで運用することが可能

sfrxETH

frax-finnance-token-4

Frax FinanceにfrxETHをステーキングする事で貰えるトークンです。

主な特徴は以下の通りです。

  • 1 frxETH:1 sfrxETHで交換可能
  • frxETHのステーキング報酬が貰える
  • 運用よりも保有することがメイン

ちなみに、sfrxETHも入手法はカンタンです。

  1. 下記画面へ移動→ウォレット接続
  2. frxETHをsfrxETHへスワップ
frax-finnance-token-5

貯まったステーキング報酬は「Rewards」のタブから確認できます。

FPI

frax-finnance-token-6
引用元:eli5_defi

FPIの特徴は下記の通りです。

  • アメリカの消費者物価指数に連動
  • RWAや仮想通貨などによって裏付け
  • FRAXとの交換で入手可能

アメリカの消費者物価指数(CPI-U)とは、生活必需品などの価格変動を追跡する指標のことで、次のような判断をすることができます。

  • CPI-Uが上昇→物価が上がっている
  • CPI-Uが低下→物価が下がっている

そのためFPIはCPI-Uに連動するため、次のようにインフレ対策が可能ということです。

  • 物価が上昇→FPIの価格も上昇
  • 物価が下落→FPIの価格も下落
frax-finnance-token-7

FPIS

frax-finnance-token-8

FPISはFPIの担保比率やインフレ調整のために売買されるトークンです。持ってるだけでFPIプロトコルの利益が分配されるという特性があります。また、FPIのガバナンス権などの役割もあるため、Frax Financeの中核的ポジションであると言えるでしょう。

そんなFPISは、Frax Financeにロックすることで次のようなことがメリットが期待できます。

  • 最大約4倍になって返ってくる(4年ロックした場合)
  • FPIプロトコルの余剰利益を貰える

sFRAX

frax-finnance-token-9

V3アップデートにより、次のようなという新たな運用方法がスタートしました。

  1. FraxFinanceにFRAXをステーキング
  2. sFRAXを受け取る
  3. sFRAX保有量に応じた報酬取得

現在の利回りは約5%と、高いパフォーマンスを発揮しているようです。

frax-finnance-token-10

預けられたFRAXから生まれる次のような収益が分配される仕組みです。

  • RWA(=FRAXの担保資産)の利回り
  • プロトコル収益の一部

sFRAXはいつでもFRAXで交換可能で、報酬分配は毎週行われるため、自由度もかなり高めです。堅実にステーブルコインを稼げるのは、ありがたいですよね。

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Frax Finance(フラックス ファイナンス)の使い方

Frax Financeはさまざまなエコシステムを展開しています。

各種エコシステムの使い方について、解説していきます。

なお、各種エコシステムの使用については、ブラウザを使用することでスマホでも利用することができますが、PCでの使用を推奨します。

エコシステム概要
MintFRAXの発行
RedeemFRAXの売却
Fraxswap仮想通貨の交換
Fraxlend仮想通貨の貸し出し
FPI & veFPISFPIの発行とロック
frxETHFrax Financeのリキッドステーキング
veFXSFXSのステーキング
Staking仮想通貨のステーキング
FraxferryFrax Financeが発行するトークンを他のチェーンへブリッジ
sFRAXFRAXのリキッドステーキング

Frax Financeの主なエコシステムであるMint、fraxETH、veFXS、sFRAXについて解説していきます。

Mint

frax-finnance-how-to-use-1

Mintは「FRAXの発行を行う」エコシステムです。

使い方については以下の通りです。

なお、現在(2023年12月)は、旧来のアプリから操作を実行します。

STEP
Mint

「Mint」を選択することで上記画像の画面に遷移します。

STEP
MINT METHOD

次に「Mint METHOD」を操作していきます。

COLLATERAL POOLからステーブルコイン(DAI/FEI/LUSD/sUSD/USDP/USDC)もしくはガバナンストークン(FXS)を選択し、数量を入力します。

STEP
YOU RECEIVE

入力されたトークンに応じて、YOU RECEIVEの欄に受け取れるFRAXが出力されます。

frxETH

frax-finnance-how-to-use-2

frxETHは「Frax Financeが発行するfrxETHに関する操作を行う」エコシステムです。

操作方法については、以下の通りです。

STEP
frxETH

公式サイトの「frxETH」を選択することで、上記画像の画面に遷移します。

STEP
Mint

ウォレット内にあるETHを預け入れ、frxETHを発行します。

交換レートについては、ETH:frxETH≒1:1です。

frxETHそのものには、利回りは発生しませんが、他のDeFiプロトコルで運用に使用して、より高利率で運用することができます。

STEP
Redeem

発行したfrxETHをETHに変換できます。

交換レートはMintで説明した内容と同じです。

STEP
Stake/Unstake

Stakeで発行したfrxETHをさらにステーキングすることでsfrxETHを発行できます。

UnstakeでsfrxETHからfrxETHに変換することもできます。

sfrxETHはfrxETHとは異なり、保有することで価格が上昇していき、ステーキング報酬も受け取ることができます。

STEP
Rewards

sfrxETHのステーキング報酬を確認することができます。

veFXS

frax-finnance-how-to-use-3

veFXSは「FXSのステーキングする」エコシステムです。

FXSをロックすることでveFXSを発行し、ガバナンスの投票権への活用などに繋げることができます。

ユーザーがFRAX Financeのガバナンスの投票に関わる場合は、特に重要な機能です。

操作方法については、以下の通りです。

STEP
veFXS

公式サイトの「veFXS」を選択すると、上記画像の画面に遷移します。

STEP
Lock FXS

預け入れるFXSを入力することで、受け取れるveFXSが反映されます。

STEP
LOCK PERIOD

預け入れるFXSのロック期間を入力します。

受け取れるveFXSはロック期間に応じて増加します。最大4年間ロックすれば、預け入れるFXSの4倍のveFXSを受け取ることができます。

sFRAX

frax-finnance-how-to-use-4

sFRAXは「FRAXのリキッドステーキングする」エコシステムです。

FRAXを預け入れることで、価格の上昇とステーキング報酬が期待されます。

STEP
sFRAX

公式サイトの「sFRAX」を選択すると、上記画像の画面に遷移します。

STEP
Stake/Unstake

預け入れるFRAXを入力することで、現在のFRAXに対する上昇率を考慮されたsFRAXが受け取ることができます。

さらにステーキングすることで、年間利回り約5%で運用することができます。

sFRAXはいつでもFRAXに変換することができます。

STEP
Rewards

sFRAXのステーキング報酬を確認することができます。

Frax Finance(フラックス ファイナンス)の今後の見通しと将来性

Frax Financeの将来性を考える上で、大切なポイントは以下のとおりです。

  • DeFiサービスの拡大
  • ステーブルコインの市場規模
  • ステーブルコインへの規制強化

それぞれのポイントについて詳しく解説するので、参考にしてみてください。

DeFiサービスの拡大

Frax Financeが発行するFrax Share(FXS)やFrax(FRAX)などは、DeFiサービスで利用することができます。

DeFiとは、中央管理者が存在しない分散型金融サービスです。つまりユーザー同士が直接やり取りを行うサービスを意味します。具体的には、ステーキングやレンディング、ファーミングがDeFiのサービスです。

DeFiサービスがさらに発展・拡大していけば、Frax Financeで発行する各トークンの需要は拡大していくと考えられます。

これもう見た? 米大手仮想通貨メディア、2023年のDeFiトレンドを予測

ステーブルコインの市場規模

ステーブルコインは、海外取引所で数多く取引されており、市場が拡大しています。FRAXが他のステーブルコインと同程度に、認知を拡大できるかが重要になるでしょう。

現状、FRAXは時価総額ランキング上位のステーブルコインと比べると、まだ注目度が低いのが現状です。

ステーブルコイン時価総額(2023年12月執筆時点)時価総額ランキング(2023年12月執筆時点)
FRAX$647,863,52699位
USDT$90,614,461,8383位
USDC$24,553,187,2087位
DAI$269,664,42320位
BUSD$1,506,732,281$647,863,526

時価総額・ランキングからも分かるとおり、現在主流で利用されているステーブルコインと比べてもその差は歴然。

DeFiを始めとしたプロジェクトでもステーブルコインの利用頻度は多いため、今後いかにFRAXがその輪の中に食い込んでいけるかが認知拡大のポイントになるでしょう。

ステーブルコインへの規制強化

TerraUSDとLUNAの一連の騒動では、総額600億ドル(約7.6兆円)が瞬く間に市場から失われました。その事態を受けて2022年5月10日にアメリカのイエレン財務長官は、ステーブルコインには金融安定性へのリスクが存在するため、適切な枠組みが必要だと言及しました。

またアメリカだけでなく、世界各国でステーブルコインへの規制を強化する方向に動いており、今後FRAXもその影響を受ける可能性が十分にあります。

これもう見た? 米下院、ステーブルコイン法案草案を公表|CBDCとは二卵性双生児

Frax Finance(フラックス ファイナンス)に関するよくある質問(Q&A)

Frax Financeが発行するコインは国内取引所で買える?

Frax Financeが発行するコインはいずれも国内取引所で購入できません。

 例えば、ガバナンストークンであるFXSは以下の海外取引所を利用する必要があります。

  • Bybit
  • MEXC
  • Gate.io
  • Binance
  • KuCoin
  • Bittrex
  • Bitget
  • Phemex
  • BKEX
  • LBank
  • CoinEx

Frax Financeの創設者は?

Frax FinanceはアメリカのソフトウェアエンジニアであるSam Kazemian氏によって発案され、同じエンジニアのTravis Moore氏とJason Huan氏の3人によって創設されました。

Sam Kazemian氏はステーブルコインの市場が成長しているのに対して、通貨の担保性とアルゴリズムが不十分なところに目をつけ、アルゴリズムと担保性をステーブルコインの信頼スコアとして利用するアイデアからFrax Financeを誕生させました。

Frax Financeが発行するコインで発行上限枚数が決まっているものはある?

ガバナンストークンであるFXSは発行上限枚数が決まっています。

Frax Financeは、1億FXSの総供給量を提供し、トークンの60%は農業報酬に割り当てられている。FXSトークンの20%はチームに、12%は個人投資家に、残りのトークンの5%は国庫に、最後の3%はプロトコルのアドバイザーに割り当てられています。

まとめ

今回の記事では、Frax Financeについて解説してきました。

今回の内容を簡単にまとめると…
  • Frax Financeは部分的担保アルゴリズム型ステーブルコインプロトコル
  • Frax Financeは複数のトークンを発行しており、ステーブルコインとしてのFRAXとFPI、ガバナンストークンとしてのFXSなどがある
  • Frax Financeのエコシステムとして、Fraxswap、Fraxlend、Fraxferryがある

Frax Financeは部分担保という、新たなジャンルを開拓したステーブルコインプロトコルです。ステーブルコインの発行のみならず、スワップ、レンディングにリキッドステーキングとあらゆるエコシステムを導入し続けています。

TVLも伸び続けているので、今後に期待が持てるプロトコルと言えるでしょう。今後のDeFiを牽引する可能性があるサービスですので、絶対に押さえておきましょう。

参考文献

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