バイナンススマートチェーン(BSC)とは?特徴やメリット、使い方を解説!

バイナンススマートチェーン(BSC)とは?特徴やメリット、使い方を解説!
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仮想通貨は、ただ保有するだけではなく、運用して増やすことがトレンドとなっています。そんな中で、さまざまなチェーンでスワップやDefi、NFTなどの新しい資産や運用法がどんどん出てきています。

それらを利用する上で問題になるのが、互換性です。

そこで利用できるのが今回ご紹介するバイナンススマートチェーン(BSC)です。

バイナンススマートチェーン(BSC)は、日本人トレーダーにも高い人気を誇る仮想通貨の海外取引所・Binance(バイナンス)が発行するコイン、バイナンスコイン(BNB)のためのチェーンとして開発されたものです。

もともとバイナンスコインのネイティブチェーンとしては”バイナンスチェーン”がありましたが、それの問題点を解決し、より使いやすくしたのがバイナンススマートチェーン(BSC)です。

バイナンススマートチェーンは、バイナンスチェーンも含め、他のチェーンとの互換性があり、超高速取引やスマートコントラクトにも対応しているなど、仮想通貨で資産運用をしている人達にとって非常に便利で使いやすい機能が搭載されています。

では実際どのように使えば良いのか、実例も交えてお伝えしていきます。

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目次

バイナンススマートチェーンとは?概要を解説

バイナンススマートチェーンとは?概要を解説

バイナンススマートチェーンはバイナンスチェーンを補完したものとして誕生しましたが、あくまでも独立したチェーンとして存在しています。そのため、バイナンスチェーンなど他のブロックチェーンとバイナンススマートチェーンの間で資産を制約なく移動させることが出来るようにしようという考えのもと設計がされています。

そうすることにより、バイナンスチェーンが持つような高速での取引の実現と、バイナンススマートチェーンが持つ分散性の高い機能を両立させることが可能になるのです。これを“インターオペラビリティ”と言い、さまざまなチェーンでさまざまなプロジェクトがある現在、非常に重視されるものです。

また、バイナンスチェーンやバイナンススマートチェーンを説明するにあたって出てくるのがトークンの規格です。

  • バイナンスチェーンのトークン規格・・・BEP2
  • バイナンススマートチェーンのトークン規格・・・BEP20

これらのトークンを、互換性を持ってチェーン間を移動させることが可能になります。そこで利用できるのが、Binance Chain Walletmetamaskです。

その2つの使い方は次の項でお話しますが、まずはバイナンススマートチェーンを利用するまでの手順をお伝えします。

Binanceにアカウント登録が済んでいない方は、まず口座を作りましょう。次にビットコインなどの現物を購入したら、バイナンススマートチェーンに対応しているウォレットに送金することになります。

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バイナンスからバイナンススマートチェーンを使って仮想通貨を送金する方法と注意点

バイナンスからバイナンススマートチェーンを使って仮想通貨を送金する方法と注意点

バイナンスチェーンを使って仮想通貨を送金する方法

バイナンスチェーンを使って仮想通貨を送金する方法

まずはバイナンスのアプリもしくはブラウザ版を開き、ホームからウォレットを選択します。

現物のページから出金を選択します。仮想通貨のところから送金したいコインを選択します。

例えばBTCを選択したとして、ネットワークの選択という項目が出てくるはずです。

そこでBEP2BTCなどと並んで、BEP20と出てきます。

BEP20を選択することで、バイナンススマートチェーン(BSC)を使って仮想通貨を送金することが出来ます。

いくら送金するか決めたら、確定して完了です。

バイナンススマートチェーン利用時の注意点

バイナンススマートチェーン利用時の注意点

バイナンススマートチェーンを利用して送金する際の注意点は、大きく分けて2つあります。

  • 送金先がバイナンススマートチェーンをサポートしているか確認する
  • 送金先アドレスが間違っていないか確認する

まずBEP20を利用した送金は、送金先のウォレットがバイナンススマートチェーンに対応していなければ利用できません。もし対応していないのに送金してしまったら、資金は永久に失われる可能性が高いので注意しましょう。

また、これは仮想通貨の送金全体にも言えることですが、送金先のアドレスが間違っていたら資金が失われる可能性が高いので、注意して複数回確認をしましょう。

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バイナンススマートチェーンを使ってDefiをより便利に

バイナンススマートチェーンを使ってDefiをより便利に

バイナンススマートチェーンを利用してDefiに参加する方法について考える前に、まずは「トークン化されたコイン」についての説明をしていきます。

ビットコインやイーサリアム、リップル、EOSなど、さまざまなコインが存在しています。

例えばビットコインなどは仮想通貨全体で見ても、アセットクラスという観点で見ても、非常に大きな存在感を示しています。ビットコイン単体でエコシステムが出来上がっているため、それだけでいいと思う方もいるかもしれませんが、一つ問題点があります。

それが、最近急速に広まってきている、“Defi”への対応です。Defiは、中央の管理者がいない金融システムで、資金調達や融資などの資金融通などのニーズにこたえた、ブロックチェーンのアルゴリズムで信頼性を高めたものです。簡単に言えば、多くの人がそこで資金を提供して利子を得ているもので、ほとんどのDefiはイーサリアムのチェーン上で成り立っています。

つまり、ビットコインは大きな存在でありながら、Defiからは置いてきぼりを食らっている状況です。

その問題の解決策となるのが「ビットコインのトークン化」であり、「さまざまなコインのトークン化」です。

例えばイーサリアムのチェーン上でビットコインをトークン化するのです。そうすることにより、イーサリアムベースで動いているプロジェクトにも、BTCで参加することが出来るようになります。これをWrapped BTC、WBTCと呼び、2021年7月現在、19万枚以上のBTCがこの形でトークン化されています。

では、ビットコインペッグのイーサリアムトークンをどのように作るのか。方法は至ってシンプルです。もとになるビットコインをロックした上で、それに紐付く形でトークンを発行するのです。USDTと同じイメージです。もちろん払い戻す時はいつでもロックを解除できます。

総発行枚数が2100万枚のBTCにおいて、19万枚は確かに大きくはありますが、まだまだ余地があると言えるでしょう。ビットコイン保有者の運用の選択肢を広げる上で大きく役に立つことになりそうです。

ビットコインとイーサリアムの例のように、お互いが持つメリットを補い合うために、別のチェーンでコインをトークン化する例がどんどん増えています。

もちろん、バイナンススマートチェーンにおいても同じことです。

バイナンススマートチェーンのもとになったバイナンスチェーンでは、ビットコインやライトコイン、イーサリアム、イオス、リップルなど、さまざまなコインがトークン化されています。

例えばビットコインであれば、「BTC BEP2、略してBTCB」というトークンが存在しています。ビットコインにペッグしているバイナンスチェーン上のトークンも、作り方はERC20と変わりません。ビットコインなど元のコインをロックし、それに対応する形でバイナンスチェーン上でトークンを発行します。

そのためビットコインとほぼ同じ値動きをする事になります。もちろんイーサリアム上にあるトークンと同じく、ロックはいつでも解除して元に戻すことが可能になります。

そして重要なのが、バイナンスチェーンとバイナンススマートチェーンには互換性があるという事です。

つまりBEP2トークンの資産を、BEP20のように取り扱うことが可能になるのです。これによって、別々のチェーン上にある資産を、互換性をもってバイナンススマートチェーン上で利用できるようになるのです。もちろんバイナンススマートチェーン上の資産を別のチェーンで利用することも可能です。

そうするとこの互換性を利用してDefiを利用することも可能になるのです。

例えばPancake Swapなどは、流動性の提供を行うことで報酬を獲得することが可能になります。そういったプロジェクトがいくつも乱立している現在において、バイナンススマートチェーンはとても重要な存在なのです。

さてDefiとバイナンススマートチェーンの関係について見てきたところで、実際にバイナンススマートチェーンを利用することのできるウォレットの使い方を見ていきましょう。

先程にも出てきたように、Binance Chain Walletmetamaskを例にとって、実際の使い方を見ていきましょう。

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binance chain walletのインストール方法と利用方法

binance chain walletのインストール方法と利用方法

STEP1:Binance Chain Walletをインストールする

ブラウザ拡張なので、まずはChromeなどを開き、「Binance Chain Wallet」と検索しましょう。

一番上に、Chromeアプリの公式ページがあるはずなので、そこに入り、Chromeに追加をクリックします。

STEP2:ウォレットを新規作成する

すると、このようにブラウザのタブにBinance Chain Walletが拡張機能としてインストールされますので、そこをクリックします。

まだウォレットを作っていない人は、Create walletをクリックしましょう。

Create New Wallet と出てきたら、パスワードを入力します。

パスワードは

  • 8桁以上
  • 少なくとも大文字1文字
  • 少なくとも1つの数字
  • 少なくとも1つの記号

で構成される必要があります。

Continueを押すと、パスフレーズの表示に移ります。

パスフレーズは、12のランダムな英単語からなり、ウォレットのバックアップの際に必要なものです。

絶対に誰にも見せず、クリップボードからコピーしてメモしておきましょう。

パスフレーズがメモできたら、このように〇番目の単語は何?と聞かれますので、メモしておいたものを確認して入力しましょう。

すると、ウォレット作成が完了します。

STEP3:バイナンスの取引所アカウントと接続する

まず右上の緑色のAを押します。

すると、このようにMy Accountが出てきますので、Connect to Binance.com accountをクリックしましょう。

そこをクリックすると、バイナンスのページにとび、Wallet Directと表示されます。

黄色いVerifi and connect my addressをクリックし、バイナンスアカウントと接続します。

バイナンスアカウントにログインしていない人はここでログインを求められます。

Wallet Direct接続の案内が出ますので、I Understandを押します。

ここからは、ウォレットを接続するためのアドレス認証に移ります。

Connect to walletをクリックし

Sign messageを行います。Binance Chain Wallet側で、Signer AddressとSigning Messageが表示されますので、合っているか確かめて、Confirmをクリックします。

3つめに、接続の最終段階です。

アドレスが表示されているのが確認できたら、Bindをクリックします。

Eメール認証やグーグルの二段階認証を求められた場合は入力しましょう。

Wallet Directが表示されますので、しっかり接続が成功したことを確認しましょう。

STEP4:Binance Chain WalletからBSCを利用して仮想通貨を送金する

Chromeの新しいタブを開き、Binance Chain Walletを開いたら、上の赤丸から利用するチェーンを選定し、Binance Smart Chain Networkを選択します。

そうすると、BSCのアドレス宛に送金をすることができます。

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metamaskでBSCに接続してDefiを利用しよう

metamaskでBSCに接続してDefiを利用しよう

次に、metamaskの利用法です。こちらもBinance Chain Wallet同様、Chromeの拡張機能から利用できます。

STEP1:metamaskをインストールする

拡張機能からmetamaskを選択します。

STEP2:metamaskウォレットを作成する

開始を押します。

まだウォレットを作っていない人は、ウォレットの作成を押し、パスワードを設定します。

パスワードを作成したら、バックアップフレーズの表示に移ります。

バックアップフレーズを表示したら、それをコピー&ペーストするか、メモして次に進みます。

すると、このように順番に並べ替えるよう指示されますので、メモした通りに並べ替えましょう。

順番が正しければ、このようにウォレット作成が完了します。

STEP3:metamaskウォレットでBSCの利用設定をする

ここから、Binance Smart Chainの利用に移ります。

まずmetamaskのウォレットを開いたら、右上のアイコンをクリックし、設定を押します。

設定からネットワークを選択し、右上のネットワークの追加をクリックします。

ここで情報を正しく入力すれば、Binance Smart Chainを利用できます。

入力する情報は以下の通りです。

  • <ネットワーク名>Binance Smart Chain
  • <新しいRPC URL>https://bsc-dataseed.binance.org/
  • <チェーンID>56
  • <シンボル>BNB
  • <ブロックチェーンエクスプローラーURL>https://bscscan.com

設定が完了したら、このようにBinance Smart Chainが表示されます。

完了すると、このようにBinance Smart Chainのmetamaskウォレットが表示されます。

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バイナンススマートチェーンに関連する銘柄は200種類以上

バイナンススマートチェーンに関連する銘柄は200種類以上

CoinMarketCapでは、バイナンススマートチェーンに関連するコインの銘柄、229種類を見ることができます。

CoinMarketCapで時価総額別上位Binance Smart Chainトークンを確認する

関連するプロジェクトだけでもPancake Swapをはじめとして多種多様なものがあり、バイナンススマートチェーンの伸びとともに、プロジェクトの種類がさらに増え、投資対象としても全体的に魅力的なものになっていくと考えられます。

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バイナンススマートチェーンのメリット・デメリット

バイナンススマートチェーンのメリット・デメリット

最後にバイナンススマートチェーンのメリットとデメリットを簡潔にご紹介します。

バイナンススマートチェーンのメリット

メリット

Defiのベースとして大きな存在感があるイーサリアムですが問題があります。それが、ネットワーク利用料であるガス代が高騰しており、ガス代も考慮しながら取引するとなると、それなりの金額をリスクに晒さなければいけません。

しかしバイナンススマートチェーンなら、BEP20の規格はERC20とそっくりで資産の互換性が期待できるにも関わらず、手数料は大幅に削減できます。

事実上バイナンスによって管理されているのが理由ですが、1回の取引にかかるコストが、イーサリアムなら数千円はくだらないのに対してバイナンススマートチェーンなら1円を遥かに下回ります

資金効率などを考えても少額だけ動かしてもコスト負けしにくく、とても利便性が高くなっています。利用方法は慣れればとても簡単です。

バイナンススマートチェーンのデメリット

デメリット

一方、バイナンススマートチェーンのデメリットとしては、あくまでも、Binanceという企業が事実上管理しているチェーンであるため、完全に分散しているDefiプラットフォームではないという点が挙げられます。

そこの点が気になる方には向いていないと言えます。

またBinance Chain Walletやmetamaskなどと接続して利用しなければならないという点で、手間がかかってしまうのもデメリットと言えます。そしてバイナンスから送金する際にもBEP2やBEP20など、紛らわしい点が多々ありますので注意しましょう。

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まとめ

バイナンススマートチェーンは、バイナンスが管理するBNBのためのチェーンですが、互換性があるため、さまざまなチェーン上にある資産をシームレスに移動させることが可能です。

そのためバイナンススマートチェーンを利用すれば、イーサリアムよりも低い手数料で、さまざまなDefiプロジェクトに参加することができます。

一方でBEP20で送金する際にBSCに対応しているウォレットでないといけなかったり、Chrome拡張でBinance Chain Walletやmetamaskを噛ませる必要があるなど、複雑な点、面倒な点もあります。

それでも総じて便利で使いやすいものなので、バイナンススマートチェーンを一度利用してみてはいかがでしょうか?

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