- バイナンスの口座開設方法
- バイナンスでの入出金・注文方法
- バイナンスコインの買い方の流れ
Binance(バイナンス)は100種類以上の仮想通貨が購入できる、世界で最も利用されている仮想通貨取引所の一つです。
「海外の取引所はまだ使ったことがない」「バイナンスでの仮想通貨の買い方がわからないんだけど・・」という方もいるのではないでしょうか。
海外取引所とはいえ、バイナンスはほとんど日本語対応されており、恐れることはありません。今回はバイナンスでの仮想通貨の買い方を、図解付きで解説していきます。
目次
海外仮想通貨取引所Binance(バイナンス)とは?
Binance(バイナンス)は数ある仮想通貨取引所の中でも、圧倒的な取引量を誇る世界最大級の取引所です。
仮想通貨の時価総額などをランキングしているサイト「CoinMarketCap」でも、バイナンスは24時間あたりの取引量がダントツの1位になっています。
ちなみに日本の取引所ではbitFlyerが最高位で13位となっています。
取引量が多いと流動性が高まるので、自分が望む価格で仮想通貨を購入できる可能性が高まりますよね。
Binance(バイナンス)の特徴
バイナンスの特徴
- 取り扱っている仮想通貨の種類が豊富
- 世界一の取引高を誇り信頼性が高い
- 売買だけでなく様々な資産運用ができる
- スマホアプリが直感的で使いやすい
- クレジットカード以外での日本円での入金に対応していない
バイナンスは、なんといっても取引できる仮想通貨が豊富なことが魅力です。これから伸びしろが期待できる仮想通貨にいち早く投資できます。日本の取引所では取引できないものもバイナンスにはたくさんあるので、選択肢の幅が広がりますね。
また、売買だけでなく保有することで報酬を得るステーキングや流動性スワップなどの資産運用にも対応。
スマホアプリの使用感も優れていて、直感的に注文が可能です。
バイナンスのスマホアプリについては、以下の記事に詳しくまとめていますのでぜひ参考にしてみてください!
これもう見た?Binance(バイナンス)のスマホアプリの使い方を徹底解説!これで迷うことなし!
現状クレジットカード以外の日本円での入金には対応してませんが、コインチェックやGMOコインなどの国内取引所から送金することで取引が開始できますよ。
Binance(バイナンス)で仮想通貨を購入する前の準備
バイナンスで仮想通貨を購入するためには、次の3つの準備が必要です。
- バイナンスで口座開設をする
- 他の取引所(コインチェックなど)から仮想通貨を送金する
- バイナンスに仮想通貨を入金する
バイナンスに口座開設
バイナンスでの口座開設には以下の3つの情報が必要になります。
- メールアドレスもしくは電話番号
- スマートフォン
- 本人確認書類(免許証など)
口座開設の流れとしては
- メールアドレスを登録してアカウント登録する
- ベーシック認証で氏名や住所などを入力する
- 本人確認書類と顔写真をアップロードする
という流れになっています!
口座開設について詳しく知りたい方は次の記事通りに行えば問題なく口座開設できるので見てみてください。
これもう見た?バイナンスの口座開設から本人確認、2段階認証まで図解で解説【簡単1分で登録できる】
他の取引所からバイナンスへ送金する
バイナンスへの入金は、次の2通りのやり方があります。
- コインチェックやGMOコインなどの他の取引所を経由して仮想通貨で入金する
- クレジットカードを使って日本円で入金する
おすすめは「他の取引所を経由して仮想通貨でバイナンスに入金する」こと。
なぜならクレジットカードでの入金は売買できる仮想通貨が限られていて手数料も高く、着金にも時間がかかるからです。
ちなみにGMOコインやBITPOINTを使えば、バイナンスへの送金手数料が無料なので余計な費用を使わなくて済みます。
これもう見た?【知らないと損】海外取引所へ仮想通貨を最もお得に送金する方法を紹介!
では、実際にGMOコインからバイナンスへの入金の手順を説明していきましょう。
GMOコインにログインし、仮想通貨を購入する
GMOコインにログインし、購入したい仮想通貨を選択します。
今回はライトコイン(LTC)の購入例になります。
まずは画面左部の取引所→現物取引をクリックしてください。
- 購入したい仮想通貨をタブから選択
- 成行か指値を選択
- 売りか買いを選択
- 取引数量を入力
上記4つの作業を終えたら、「確認画面へ」をクリックしてください。
今回は成行で注文してみます。
「確認画面へ」をクリックすると、下記のようなポップアップが表示されるので確認ボタンをクリックします。
確定し、約定するとログインしたメールアドレス宛に約定完了のお知らせが届きます。
バイナンスにログインし、ウォレット⇒フィアット&現物を選択
バイナンスにログインし、フィアットと現物をクリックします。
入金する仮想通貨を検索し、入金リンクをクリック
「フィアットと現物」のページで、入金したい仮想通貨の銘柄を検索します。ビットコインなら「btc」と、イーサリアムなら「eth」と入力すれば最上位に表示差荒れます。
今回はライトコインで入金するので、「ltc」を入力します。ライトコインの銘柄出てきたら、入金リンクをクリックします。
ネットワークを入金する仮想通貨に合わせアドレスをコピーする
入金画面に移ったら、選択した仮想通貨と同じネットワークを選択します。
ここでネットワークを間違えてしまうと、送ったお金がなくなってしまう事態に陥りかねないので慎重に行いましょう。
表示された仮想通貨のアドレスをコピーして、GMOコインの画面に戻ります。
GMOコインの「送付」タブに遷移し、バイナンスのアドレスを登録
再びGMOコインの画面に戻ります。
入出金の暗号資産からバイナンスに送金したい銘柄を選択し、画面上部のタブから「送付」を選択します。
「新しい宛先を追加する」から送付先情報を登録します。
ここで先程バイナンスのサイトでコピーしていたアドレスを貼り付け、名称(ニックネーム)をつけて宛先を登録します。
送付数量を設定し、バイナンスに仮想通貨を送金する
宛先の登録が完了したら、バイナンスに送る数量を決め、SMSで受け取った認証番号を入力して「確認画面へ」ボタンをクリックします。
送付先で完了ボタンを押したら送金手続きは終了です。とはいえバイナンス側に着金されるのは少し時間がかかります。
私が送ったときは30分くらいで着金が完了しましたが、送金した日時やGMOコインやバイナンスの都合によって着金が反映される時間は差が出てくるようです。
なかなか着金されないなど問題が起きた場合はバイナンスに問い合わせてみてください。
バイナンスから、「Deposit Confirmed」という件名でメールが送られてきたら無事に送金できたと思ってください。バイナンスのサイトでも通知で、「Deposit successful」という文言が現れたら成功です。
バイナンスで仮想通貨を買うときの画面の見方
実際に注文する前に、バイナンスの画面に何が表示されているのかを確認しておく必要があります。
公式サイトにアクセスし、ホーム画面の「トレード」から「クラシック」を選択してください。最もシンプルでわかりやすいインターフェースとなっています。
一体何が表示されているのかを確認していきましょう。
下の画像をご覧ください。
①通貨ペアと価格の表示
通貨ペアと価格、24時間での最高値や最安値などの値動きを表示しています。画面ではBNB/BUSDを表示しています。ここに表示される通貨ペアは、②の検索フォームから自由に変更が可能です。
②銘柄検索と関連通貨ペアの表示
実際に自分が取引したい通貨ペアを探して表示されることができます。虫めがねマークの付いた検索窓に「xrp」と検索すればリップルを軸とした通貨ペアが表示されますし、「eth」と検索すればイーサリアムの通貨ペアが出てきます。検索窓の下に表示された通貨ペアをクリックすれば、①の通貨ペアの表示が変わります。
③板情報
選択されている通貨ペアの売り注文(赤)と買い注文(緑)の情報が表示されています。中央にひときわ大きいフォントで表示されている数字が現在価格です。画面でいうと、「417.3」と赤く表示されている数字になりますね。BNB/BUSDを買おうとした場合で考えてみましょう。現在価格である「417.3」の上にある情報が売り注文ですから、「417.3」のひとつ上の数字である「417.4」が最安値で他の投資家が売りに出している価格です。なので「417.4」を入力すれば最安値でBNB/BUSDを購入できるということになります。
④チャート
仮想通貨の値動きを表すチャート情報を確認できます。株式投資やFXをしている方にとってはおなじみのものでしょう。時間足の切り替えや4種類の通貨ペアのチャートを表示できたり、ツールを使ってトレンドラインやフィボナッチリトレースメントも引けます。移動平均線やMACDなどのインジケーターも表示できるので基本的な機能は全て取り揃えていますし、割と高機能です。できるだけ大画面のモニターで表示させたいところですね。
⑤歩み値と私のトレード(取引履歴)
選択した通貨ペアの歩み値と自分が過去に行ったトレードの取引履歴を確認できます。歩み値とは、選択した仮想通貨の通貨ペアが約定された価格・数量・約定された日時の履歴を時系列に並べた指標です。文字部分をクリックすることで「歩み値」と「私のトレード」の切り替えができます。
⑥注文画面
実際に仮想通貨を購入もしくは売却する操作を行うところです。現物取引の場合、リミット注文・マーケット注文・ストップリミット注文の3つの注文方法があります。注文方法については、後ほど詳しく解説していきます。
バイナンスでの現物取引の注文方法
バイナンスの現物取引には、次の3つの注文方法があります。
- リミット注文
- マーケット注文
- ストップリミット注文
リミット注文
リミット注文は、指値注文のことをいいます。
指定した価格で仮想通貨を売買したいときに使います。「ここまで価格が下がったら、この数量で買いたいな・・」という場合に使う注文です。
例えば、現在150円の価格がついている仮想通貨を、100円まで下がったら買いたいなと思ったときにリミット注文を使います。
リミット注文は、自分が注文した価格に実際の価格が到達するまでは約定されません。
マーケット注文
マーケット注文とは、成行注文のことです。
売買の成立を最優先とする注文方法で、価格は指定せず数量のみを指定します。
スピーディに取引できる点が魅力ですが、市況によっては予想外の金額で取引が成立してしまうことにもなりかねないので、大きい金額を取引するときは注意が必要です。
ストップリミット注文
ストップリミット注文とは、逆指値注文のことです。
逆指値注文は指値注文と同じように、仮想通貨の価格をあらかじめ指定しておきます。
現在価格から指定した注文まで上がったら買い、指定した価格まで下がったら売りという指値注文とは逆の注文方法になります。
普通に考えると、メリットがある注文方法には思えませんが、上昇トレンドや下降トレンドの流れを把握するきっかけとなることがあります。
例えば、ビットコインの価格が500万円だったとき、510万円になったら買いという逆指値注文をつけて購入したとします。
その後上昇トレンドに乗ったビットコインがさらに価格が上昇したとしたら、利益を出すことができますよね。
実際にバイナンスコイン(BNB)を購入してみよう
実際にバイナンスコイン(BNB)を購入してみたときの流れを図解つきで解説していきます。
またバイナンスでは取引を行うたびに、取引手数料がかかりますが、手数料をバイナンスコインで支払うことで手数料の割引を受けることができます。詳しくは下記記事で確認してください。
これもう見た?Binance(バイナンス)の手数料完全ガイド|注意点や安くする方法も紹介
今回はリミット注文でライトコイン(LTC)を売却し、バイナンスコイン(BNB)を購入する流れとなります。
ホーム画面から、トレード→クラシックを選択してください。
今回はライトコイン(LTC)を使って取引するので、検索窓に「ltc」と入力し、表示された候補の中から「LTC/BNB」を選択します。
売却する場合は、こちらが希望する売却金額をBNB建てで、枚数はLTC建てで入力します。
合計BNBは自動的に計算してくれます。
「金額」の下のひし形(◇)のマークのついたゲージを使うと、現在保有している資産の割合を表示してくれます。
75%にゲージを動かせば、現在もっているライトコインの4分の3の枚数で、BNBがいくら買えるかという計算を自動でしてくれます。
準備が整ったら「売却LTC」という赤いボタンをクリック!
入力した指定の金額に対して市場でマッチングすれば売却完了です。
約定待ちの場合は画面下のオープンオーダーのところ取引記録が表示されます。
取引が完了すると、歩み値にも自分の取引が表示されます。
バイナンスでの仮想通貨の買い方まとめ
今回はバイナンスでの仮想通貨の買い方について解説してきました。
日本円を直接使えず他の取引所から入金額を送金する必要があるものの、手続き自体はカンタンに進めていくことができます。
バイナンスのサイト自体もシンプルで見やすいものですし、取引もスムーズに進めていけます。
少額かつ、最悪失ってもいい金額で試しながら、バイナンスでのトレードに慣れていけるといいですね。
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