・仮想通貨FX始めたいけど、取引所毎のレバレッジ倍率が知りたい!
・日本国内の取引所はレバレッジ規制で最大レバレッジが4倍だけど、海外取引所はどうなんだろう?
こんな疑問にお答えします。
レバレッジは、仮想通貨FXをやる上で、最大のメリットとなる仕組みです。
高いレバレッジを利用することで、少ない資金で効率よく取引ができ、なおかつ大きな利益を生み出す事もできます。しかし、レバレッジの使い方を間違えると、大きな損失を生む可能性があることも事実です。
今回は、仮想通貨(ビットコイン)FXができる国内・海外取引所のレバレッジ倍率を比較しました。
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目次
そもそも仮想通貨FX(レバレッジ取引)とは?
仮想通貨FXとは、実際に仮想通貨を売買するのではなく、将来の値上がり・値下がりを見込んで買い注文または売り注文により「建玉」を保有し、建玉を決済することで価格変動の差額分だけ受け取る証拠金取引です。
引用:GMOコイン
証拠金取引(レバレッジ取引)とは、取引所の口座にお金(証拠金)を預けることで、預けているお金(証拠金)以上の取引ができることです。
少しわかりづらいと思うので具体例を挙げてみます。
【例】ビットコインFXの場合
1BTC(ビットコイン)価格=100万円とします。ビットコインFXができる取引所の口座に100万円預けるとします。そうすれば現物取引だとビットコインを1枚(100万円分)購入することができます。
しかし!ビットコインFXならビットコインを25枚(2,500万円分)購入できます。
これがビットコインFXです。お金が勝手に増えているわけではないのでご注意を!
要するにビットコインFXができる取引所の口座に100万円を預けると、100万円の25倍、つまり2,500万円分の取引ができますよ!というこです。この25倍のことをレバレッジと呼びます。 ※ちなみにレバレッジは「てこ」という意味です
現在、国内のビットコインFXができる取引所ではレバレッジ1倍〜4倍です。しかし、海外取引所ではなんと500倍のレバレッジ取引ができるところもあります。
レバレッジ500倍だと、100万円預けていれば5億円分の取引ができるということですよε-(´∀`; )
上手くいけば相当儲けることができます。しかし!上手くいかなかったら?!そうです。
相当損する可能性があります。要するにビットコインFXはハイリスク・ハイリターンにもなるということです。
仮想通貨FX初心者の方は、慣れるまで小さいレバレッジで取引することを強くおすすめします!
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金融庁が仮想通貨FXのレバレッジ倍率の上限規制!?
※2021年7月現在、国内取引所の最大レバレッジは2倍となっています
先ほど仮想通貨FXができる国内取引所のレバレッジ倍率は1倍〜25倍と書きましたが、
2019年中に国内取引所では最大レバレッジ倍率が最大4倍以下となりそうです。
※2021年4月現在、国内取引所の最大レバレッジは全て4倍以下となっています。2021年2月17日より日本最大級の仮想通貨取引所「bitFlyer」の仮想通貨FXレバレッジが最大2倍となりました
2018年4月に発足した、日本仮想通貨交換業協会 Japan Virtual Currency Exchange Association(JVCEA)は、2018年10月に金融庁より正式に、認定資金決済事業者協会(自主規制団体)として認定されました。
これを受け、日本仮想通貨交換業協会は正式に、”当面の間、証拠金率を 25%以上(証拠金倍率4倍以下)とします。”と発表した。
日本仮想通貨交換業協会が公表している資料からは、1年限りの猶予期間がありそうですが、正式なスケジュールに関しての発表はありません。
つまり、2019年10月より国内取引所ではレバレッジ最大4倍となりそうです。←なりました
すでにDMM Bitcoinでは、2018年12月26日より仮想通貨FXの最大レバレッジ倍率を5倍から規定の4倍に引き下げました。
BIT POINTも、2019年2月上旬より最大レバレッジ倍率を25倍から4倍へ引き下げを行いました。
ビットコインFX国内取引高ナンバー1のbitFlyerがレバレッジ倍率引き下げとなれば、仮想通貨界に大きな影響を与えそうですが・・・(悪い意味で)※4月22日より最大レバレッジ4倍に変更されることになりました。 5月28日より最大レバレッジ4倍に変更となりました。
※(2019年8月19日追記)・・・現時点でZaifとcoincheakを除く、主要の全ての仮想通貨FXができる業者では最大レバレッジが4倍となっています。
※(2019年10月29日追記)・・・現時点でcoincheack(コインチェック)のみ最大レバレッジ5倍です。その他の仮想通貨FXができる業者は最大レバレッジ4倍となっています。しかし、コインチェックも2019年10月31日より最大レバレッジ4倍となります
※(2021年2月18日追記)・・・bitFlyerの最大レバレッジが2倍に変更されました
今後、Zaifとcoinchekもレバレッジ4倍になると思われます・・・
※(2021年1月19日追記)・・・日本国内で仮想通貨FXができる全ての取引所で最大レバレッジが4倍以内となっています。
※(2021年7月7日追記)・・・日本国内で仮想通貨FXができる全ての取引所で最大レバレッジ2倍以内となっています。
ここまで仮想通貨FXのレバレッジ規制の話をしてきましたが、各社現状のレバレッジ倍率を比較していきます。
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仮想通貨FX(ビットコインFX)ができる国内取引所のレバレッジ倍率比較(6社)
まずは、仮想通貨FX(ビットコインFX)ができる国内取引所からレバレッジ倍率を比較します。
取引所 | レバレッジ倍率 |
---|
bitFlyer | 2倍 |
DMM Bitcoin | 固定2倍 |
GMOコイン | 固定2倍 |
BIT POINT | 固定2倍 |
LIquid | 固定2倍 |
Zaif | 2倍 |
bitFlyeとZaif以外は固定で2倍
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仮想通貨FX(ビットコインFX)ができる海外取引所のレバレッジ倍率比較(4社)
仮想通貨FX(ビットコインFX)ができる海外取引所のレバレッジ倍率を比較します。
海外取引所のレバレッジをみると、国内取引所のレバレッジが霞みますね・・・
特にCryptoGTは最大レバレッジ1,000倍でトレードできます。
これもう見た?【完全版】CryptoGT(クリプトGT)の登録方法と使い方・特徴を解説!
とはいえ、海外取引所も国内取引所みたいにレバレッジ規制かかるのでは?
海外取引所は、日本の規制の外にあるんで大丈夫ですよ!
レバレッジ規制はほぼ無いと言っていいでしょう。
国内取引所のレバレッジ規制により、海外取引所を使うユーザーが今まで以上に増えるでしょう。もはや、国内取引所で仮想通貨FXをやるメリットがなくなりそうです。
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レバレッジ倍率だけで仮想通貨FX取引所を選ぶのは危険!
国内・国外取引所のレバレッジ倍率をご紹介しましたが、レバレッジ倍率だけで取引所を選ぶのはやめましょう。
たしかに高いレバレッジで取引できることは、少ない資金で多くのポジションを保有できるということなのでうまくいけば大きな利益を得ることができます。
例えば、伝説のニコ生トレーダーGFF(ぐふぐ)氏は、FX取引でレバレッジ200倍の取引を行いわずか3ヶ月で元手10万円を6億にしました。←天才ですね・・・
しかし、その反面大きな損失をまねく可能性もあります。
【報告】
ビットコインFXで日次マイナス1600万円喰らいました😇
172万で30枚ロング、125万で強制ロスカット。
証拠金はマイナス450万円に。
3日以内に支払えとのことです。
証拠金50%切ったら自動で切ってくれるんちゃうの…。CBからの追証は辛すぎる pic.twitter.com/rXiWeqHA75
— SINPY @投資アカウント (@sgoroku) 2018年1月16日
1日でマイナス1,600万円ですよ。それも、証拠金がマイナス450万円。つまり、450万円を追加で取引所に支払う義務があります。
損失分を取引所へ追加で支払うことを「追証」と言います。初めて仮想通貨FXやる方は、この「追証」が無い取引所を選びましょう。
追証が無いということは、取引所へ預けている金額以上の損失が無いということなので、借金するリスクが無くなります。
仮想通貨FX(ビットコインFX)初心者の方にオススメの取引所を下記記事で紹介していますので、興味のある方はご覧ください。また、記事内で取引所を選ぶポイントも紹介しています。
これもう見た?【初心者向け】ビットコインFXができるおすすめ取引所TOP3!迷ったらココを使え
簡単に仮想通貨FX業者を選ぶポイントを説明します。
- 追証が無い
- 取引手数料が安い
- 取引画面が使いやすい
以上の3点です。
レバレッジ倍率より上記3点を優先して、取引所を選びましょう。
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よくある質問【Q&A】
- レバレッジ取引は何倍まで可能ですか?
-
海外と国内でレバレッジ倍率は変わってきます。
海外では100倍などの高倍率で取引できますが、国内では最大2倍までに定められています。
- レバレッジをかけるとどうなりますか?
-
レバレッジをかけた取引は、損益が大きくなるのでロスカットが実施される確率が高くなる傾向があります。
それに伴い、大きな取引を行いやすい点があります。
- 仮想通貨のレバレッジでのデメリットは?
-
仮想通貨のレバレッジ取引を行うことでのデメリットは以下の通りです。
- 借金リスクはありますか?
-
ありません。
海外FXではゼロカットシステムを採用している取引所が主なので、証拠金以上の損失が発生することはありません。
- レバレッジトークンとはなんですか?
-
レバレッジトークンとは、証拠金やロスカットのリスクのない金融商品のことです。
- USDC無期限契約とUSDCオプション取引は何が違うのですか?
-
USDCオプション取引とは、USDC無期限契約とは違って期限があり、特別なルールの下で取引を行う方法です。
USDC無期限契約もUSDCオプション取引も、予想通り価格が動けばUSDCが増える点は同じになります。
なお、USDCオプション取引の詳細は下記記事で解説していますので、気になる方は下記をご参照ください。
これもう見た?Bybit(バイビット)USDCオプションとは?特徴や取引手順を実体験を元に図解で解説
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まとめ
今回は、仮想通貨FX(ビットコインFX)ができる国内・海外取引所のレバレッジ倍率を比較しました。
▼国内取引所レバレッジ倍率
国内取引所では、レバレッジ規制で2019年中に最大レバレッジ4倍までとなりそうです。
▼海外取引所レバレッジ倍率
海外取引所は日本の規制外なので、今後も高いレバレッジ(100倍や500倍)でトレードできます。とはいえ、先ほどもお伝えしましたがレバレッジ倍率だけで取引所を選ぶことはやめましょう。
これもう見た?【完全版】CryptoGT(クリプトGT)の登録方法と使い方・特徴を解説!
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