- イールドファーミングは仮想通貨を使った新しい資産運用。高い利回りが得られる。
- 大ブームとなった最大の要因は「流動性マイニング」の登場
- 大きく利益を出せる反面、さまざまなリスクも抱えている
仮想通貨で大きく稼ぐ方法として「DeFiを使ってイールドファーミングする」というのを聞いたことがないでしょうか?
日本国内ではなかなか見慣れないワードかもしれませんが、世界中で大ブームとなっている手法です。
国内にはわかりやすい情報が少なくハードルが高いものと思っている方も多いですが、難しいものではありません。
この記事ではイールドファーミングとはなんなのか?なぜ大ブームなのか?基本の仕組みや特徴、将来性などを初心者の方でもわかりやすいように解説していきます。
興味を持ってはじめてみたい!という方に向けておすすめの取引所も紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
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目次
仮想通貨のイールドファーミングとは?
「イールドファーミング」とはDEXやDefiに流動性を提供することの見返りとして金利を儲けるという、世界中でブームとなっている新しい資産運用の形です。
仮想通貨で儲ける方法=通貨価値の上昇でしたが、それ以外でも収益が出せる方法として世界中の儲けたい人たちから注目を集めています。
イールド(金利)、ファーミング(耕す)の意味のとおり、手持ちの仮想通貨を貸したり提供したりすることで金利やその他の収益を受け取り、資産を増やし続けることができます。
相応のリスクもありますが、高い利回りを得れるのが特徴です。
ファーミングをおこなうためには切り離せない「DEX」、「DeFi」について簡単に説明していきます。
DeFiとは
【Decentralized Finance】略してDeFiといい、「分散型金融アプリケーション」を意味します。2020年以降、驚異的な出来高で巨大市場を形成しつつあります。
現在NFTが異常なバブル状態となっていますが、その着火剤の役割を果たしたのがDeFiです。
DeFiについては定義がむずかしく概念がフワッとしているので、ものすごく簡単にいうと、「誰でも参加できて資産管理や投資が行えるアプリ」で、これまで銀行などの金融機関がおこなってきた業務すべてをブロックチェーン上で動くようにしたプラットフォームです。
主に以下のような特徴を持っています。
- 仲介者や管理者がいない
- 透明性が高く、不正や改ざんがほぼ不可能
- 金融サービスへの参入障壁が低く、誰でも資産を持てる
今までは融資や仮想通貨取引、その他金融商品取引などをおこなうには「銀行」や「仮想卯通貨取引所」などが仲介として存在していました。それらを排除することで数秒ごとに金利が付与されたり手数料問題で難しかった小口取引などが容易にできてしまう新たなプラットフォームです。
スマホひとつあれば、わずらわしい手続きなし参加できることも市場拡大の要因となっています。
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DEXとは
【Decentralized Exchange】略してDEXといい、「分散型暗号資産取引所」を意味します。
主にイーサリアムのスマートコントラクトを使用して構築された取引所で、管理者を介すことなくユーザー同士で仮想通貨を取引することが可能です。
国内取引所のように管理者が存在するわけではないので、本人確認など時間をかけて手続きする必要がなく即日取引ができます。
DeFi、DEXともに「流動性が低く取引のスムーズさに欠ける」という課題が存在します。
その課題を解決するためのものが今回の内容であるイールドファーミングです。
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イールドファーミングの仕組み
仕組みとしてはシンプルで、
- 貸したい人が資産をDeFiやDEXに貸す
- 借りたい人が賃借料(利息)を払って借りる
- 借りた人が払った金利手数料を、貸した人が利回りとして受け取れる!
基本的な仕組みはこれだけです!
利回りの良いプロトコルを活用することで、通貨価値の上げ下げに関係なく高い金利を得ることができます。
良いプロトコルであれば1日1%前後増えたりするので、通貨を持って値上がりを待つだけではなく積極的に資産を増やしていける仕組みとなっています。
実はこのような仕組みは以前から存在していたのですが、『流動性マイニング』の登場がここまで大きなブームへと押し上げました。
流動性マイニングとは
先ほどすこし触れましたがDeFi、DEXともに「流動性が低く取引のスムーズさに欠ける」という課題を持っています。
プラットフォーム側としてはたくさん利用してもらって流動性を上げたい!ので、資産の貸し手・借り手両方に独自トークンをインセンティブとして配布しました。
貸し手は通常の手数料収入だけでなくこの独自トークンも得ることができ、2021年現在では異常な収益率を叩き出せるようになっています。
プラットフォームがたくさん利用される=独自トークンの価値上昇=多くの新規ユーザーが取り込める、といった好循環を生んだことが世界中で大ブームが巻き起こっている理由です。
ファーミングとステーキングの違いは?
似たような仕組みに「ステーキング」というものがあります。
通貨を預けて利回りを得るという点では同じですが、ステーキングは「取引所に通貨を預ける(保有)することで報酬がもらえる」という中央集権型の運用です。
ファーミングはプラットフォームを介してユーザー間のやり取りから報酬が発生する分散型の仕組みであることや、独自トークンがインセンティブとして付与される点が違います。
ファーミングの方が管理者や仲介者がいない分リスクもありますが、高い利回りを受けることができます。
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イールドファーミングの将来性
仮想通貨のイールドファーミングの将来性と今後の展望について読み解いていきます。
まだまだDeFi市場は盛り上がっていく
イールドファーミングの将来性はDeFi市場がどれほど盛り上がっていくかに依存します。
DeFi市場は流動性マイニングが生み出した好循環はまだまだ多くの新規ユーザーを取り込むものだと考えられます。
ユーザーが増えれば増えるほど配布される独自トークンの価値も上がっていくので、我先に!とトークン獲得合戦がおこなわれるのは容易に想像できますね。
実際DeFiトークンは上場直後に価格が数倍にまで上がることがあります。
DeFiが注目を集めたことで、2021年2月にはバイナンスの独自トークン「バイナンスコイン(BNB)」がひと月で最大6.6倍にまで急騰しました。
DeFi市場の成長にともなってイールドファーミングもまだまだ伸びていくと思われます。
バブルがはじけて急落する可能性もある
イールドファーミングは年利数千%をこえることもある異常な過熱状態です。
実際の価値以上の評価になっているものも少なくありません。
盛り上がっている間はもちろん大きく稼ぐチャンスですが、期待に反して急落する恐れもあります。もちろんDeFiやファーミングといった仕組みは革新的で利便性の高いものなので将来性は高いですが、現在の過熱感・期待感を超えてくるのは簡単ではないと感じます。
とはいえ、まだまだこれからといった市場なので筆者としては超えてくることを期待しています!
新しい資産運用モデルとして確立する
現在のイールドファーミング、DeFi界隈は早く飛びついた人ほど先行者利益として大きく稼ぐことができる状態です。
まともに利益を出すにはまとまった資産が必要なことや、さまざまなリスクを抱えていることから「投資」というよりは「投機」のほうが近いと言えます。
しかし、小額からでもファーミング可能なプラットフォームなども登場しており、リスク面についても試行錯誤されています。
確立してしまうと先行者利益はなくなり、利回りは小さくなってしまうのかもしれませんが、しっかりとした「投資」として形を整えていくのではないでしょうか。
イールドファーミングのリスクや懸念材料
イールドファーミングの良い点ばかりが目立ちますが、先ほど述べたようにさまざまなリスクや懸念材料も抱えています。筆者の見解を書いていきます。
分散型金融はまだ発展途上
分散型金融はあらゆる面で発展途上段階であり、確立しきった市場ではありません。言い換えると「場が荒れている状態」だと筆者は捉えています。
場が荒れているからこそ、いち早く参入した人は高い利回りを得てガッツリ稼げるのも事実ですが、規制や予測し得ないことが今後起こる可能性も十分にあり得ます。
どんなリスクが隠れているのかわからない、という点は頭に置いておきましょう。
プログラムのバグ
DeFiやDEXはブロックチェーン上でプログラムによって動いています。
プログラムにバグは付き物ですが、中央管理者のいない分散型金融はバグ対応に遅れがちといった一面があります。
プロトコルによってはバグ頻発=評判悪化=流動性やトークン価値低下でほぼ消滅状態となった事例もあります。
また、致命的なバグがあった場合、資産が取り出せないなどの事態も起こる可能性があります。資産を入れることになるので、信用できるプロトコルを活用することが重要ですね。
DeFiを語る詐欺も多い
詐欺事案の多い仮想通貨界隈ですが、市場を広げてきたDeFiを語る詐欺も横行しています。
国内では馴染みがなく、わかりやすい情報もすくないので引っかかってしまう方も少なくありません。
チャンスに飛びつきたい気持ちを抑えて、利用する前にしっかり下調べをおこなうことも大切です。
仮想通貨のイールドファーミングのやり方
なんだか始めるのが難しそう…と思った方もいるかもしれませんが、そうでもありません。
どのプロトコルでも「通貨を預ける」「貸し借り運用が行われると報酬がもらえる」というのが基本で流れは変わりません。
ざっくりした流れはこのようになります。
- DeFi参加可能な仮想通貨を買う
- MetaMaskなどのウォレット(イーサリアムウォレット)にトークンを移動する
- DeFiアプリとウォレットを接続する
- DeFiアプリにトークンを預ける
- 流動性の提供(借りたり貸したり)が行われると報酬がもらえる
まずは、DeFi参加可能な仮想通貨を買う必要がありますが、国内にはイールドファーミングが行える取引所がありません。
仮想通貨のイールドファーミングを始めるのにおすすめの取引所
世界有数の規模とイールドファーミング向けプラットフォーム「Launchpool(ローンチプール)」を持つBinance(バイナンス)がおすすめです。
取り扱い通貨が多いだけでなく、国内取引所と比べると売買手数料もはるかに安いので口座を開設しておくとみすみすチャンスを逃すことがありません。
よくある質問【Q&A】
- イールドファーミングのデメリットは?
-
- 分散型金融はまだ発展途上
- プログラムのバグ
- DeFiを語る詐欺も多い
- ネットワーク手数料(ガス代)が変動する
上記などが挙げられます。
- イールドファーミングとステーキングの違いは?
-
ステーキングとは、仮想通貨をブロックチェーンのネットワーク上に預け入れることで、報酬を得る方法です。
イールドファーミングとは、DEXやDefiに流動性を提供することの見返りとして金利を儲けるという、世界中でブームとなっている新しい資産運用の形です。
- イールドファーミングのやり方が知りたい
-
ざっくりした流れは以下の通りになります。
- DeFi参加可能な仮想通貨を買う
- MetaMaskなどのウォレット(イーサリアムウォレット)にトークンを移動する
- DeFiアプリとウォレットを接続する
- DeFiアプリにトークンを預ける
- 流動性の提供(借りたり貸したり)が行われると報酬がもらえる
- イールドファーミングの仕組みが知りたい
-
仕組みとしてはシンプルで、
- 貸したい人が資産をDeFiやDEXに貸す
- 借りたい人が賃借料(利息)を払って借りる
- 借りた人が払った金利手数料を、貸した人が利回りとして受け取れる!
基本的な仕組みはこのようになります。
まとめ
仮想通貨を使った新しい資産運用の形「イールドファーミング」の仕組みや特徴、リスクや将来性について解説しました。
さまざまなリスクも抱えている反面、大きな利回りを得ることができるので注目度が高い資産運用です。
まだまだ市場が大きくなることが予想されるので分散型金融に触れてみるチャンスだと思います。リスクを理解した上で参加すればまだまだ先行者利益をがっつり稼ぐことも可能です。
イールドファーミングによる資産運用を今後の視野にいれてみてはいかがでしょうか?
この記事を読んでくれたみなさまに爆益があることを祈りつつ筆を置きます。
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