- Ethereum(イーサリアム)はプラットフォーム名称で、仮想通貨シンボルはETH(イーサ)
- スマートコントラクトを実装したDappsを構築できるという特徴を持つ
- 今後更なるアップデートを控えており、価格上昇を期待できる
ETH(イーサ)はBTC(ビットコイン)に次ぐ時価総額と知名度を持った仮想通貨として世界中で取引されており、長年多くの投資家から注目を浴びています。
今回はプロジェクト(Ethereum)の特徴から今後の予想などの将来性まで徹底解説していきます。
※当記事では仮想通貨ETHをETH(イーサ)と表記し、プロジェクト名称のEthereum(イーサリアム)は「Ethereum(イーサリアム)」と表記する。
仮想通貨ETH(Ethereum/イーサリアム)とは?

プロジェクト名称 | Ethereum(イーサリアム) |
仮想通貨シンボル | ETH(イーサ) |
現在の価格(2023年1月10日時点) | 約17万円 |
時価総額(2023年1月10日時点) | 約26兆円(時価総額ランキング第2位) |
購入できる主な取引所 | 仮想通貨取引所全般 |
最大発行枚数 | 上限なし |
公式サイト | ethereum.org |
Ethereum(イーサリアム)とはEthereumブロックチェーンを基盤として、スマートコントラクトを実装したDapps(分散型アプリケーション)を構築できるプラットフォームです。
Ethereumブロックチェーン上で流通している独自仮想通貨をETH(イーサ)と言います。
ただし、今ではEthereumという名称自体が仮想通貨そのものを指す言葉として使用されています。
プロジェクト自体は2013年に当時19歳のVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏が考案して、Gavin James Wood氏やJoseph Lubin氏など今では仮想通貨業界を牽引する技術者たちによって開発され、2015年7月に正式リリースされました。
Ethereumはワールドコンピューターと形容されており、1つのネットワークを複数のコンピュータで同じ状態を共有していることからそのように呼ばれています。
BTCとよく比較されますが、決定的に違う点は主な用途です。決済や送金が主な用途なBTCに対して、Ethereumはプラットフォームとして利用される方が多いです。
仮想通貨自体に価値があると言うよりは、前述の通りブロックチェーンを基盤にDappsを開発できることに価値があると注目されていると言えます。
BTCとETHの違いについては以下の記事で詳しく説明しています。ぜひ読んでみてください。
これもう見た?ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の違いは?初心者にわかりやすく解説!
Ethereum(イーサリアム)の特徴

一般的に、仮想通貨の価格や需要は運営元(発行元)の事業内容や運営手腕に大きく影響を受けます。
ここでは投資判断に役立つETH発行元「Ethereum」の特徴について3点解説します。
- スマートコントラクト機能を持つ
- dAppsが開発できるプラットフォーム
- 汎用性・拡張性が高い
以下で詳しく説明します。
スマートコントラクト機能を持つ

Ethereum最大の特徴はスマートコントラクト機能を実装していることです。
スマートコントラクトとはあらかじめ決められた動作を自動的に実行するプログラムのことで、取引の執行条件をブロックチェーンに事前に記録しておくことで指定した条件が満たされると自動で取引が行われます。
Ethereumではこのスマートコントラクトとブロックチェーン技術が組み合わさることにより、取引内容が改ざんされないことや取引の不履行を防止できるというメリットがあります。
さらに人の手を介さないということは時間短縮や人件費削減にも繋がり、汎用性の高さから不動産業界や金融業界など様々な分野でも実用化が期待されています。
dAppsのプラットフォーム

dAppsを構築できるプラットフォームという特徴もあります。

dAppsとは?
分散型アプリケーションと呼ばれるブロックチェーン技術の仕組みを取り入れたアプリケーションのことです。
DEX、DeFi、NFTゲームなど様々なジャンルで活用されています。
従来のアプリケーションでは企業や政府・銀行といった中央管理者がおり、権限が集中していました。
dAppsはブロックチェーン技術により記録された取引データを暗号化することで利用者全員でデータを分散管理し、中央管理者がいないためデータ改ざんや不正などのリスクを抑えることができます。
Ethereumではスマートコントラクトを利用してdAppsを構築することができ、現在は様々なdAppsがEthereum上に作られています。(Ethereum上の有名なdAppsについては後程紹介します)
汎用性・拡張性が高い


Ethereumが活用される場面は様々、例えば以下のような分野で使われます。
- DEX、DeFi
- NFT、ゲーム
仮想通貨同士のスワップができるDEX(分散型取引所)や資金の貸し借りができるDeFi(分散型金融)はEthereum上で数多く取り扱われており、Uniswap(ユニスワップ)やCompound(コンパウンド)などがこれにあたります。
NFT(非代替性トークン)分野でも利用されており、Ethereum上のマーケットプライスでアート作品やゲーム内コンテンツが販売されたりブロックチェーンゲームも人気を集めています。
中でもCryptoKitties(クリプトキティーズ)という業界初のブロックチェーンゲームは話題になりました。
DEX、DeFiやNFTについては以下の記事で詳しく説明しています。ぜひ読んでみてください。
これもう見た?仮想通貨の分散型取引所DEX(ディーエックス)とは?初心者にもわかりやすく解説!
これもう見た?分散型金融DeFi(ディーファイ)とは?初心者にもわかりやすく解説します。
これもう見た?今話題の仮想通貨NFTとは?特徴と活用事例を初心者でも分かりやすく解説!
これもう見た?ブロックチェーンゲームって何?初心者でも分かりやすくブロックチェーン技術から解説
仮想通貨ETH(イーサ)のチャートと価格推移
2016年5月、仮想通貨ETHは上場して約1500円で取引を開始しました。
上場から現在に至るまでの主な出来事と価格推移は以下の通りです。
西暦 | 主な出来事 | 価格推移 |
---|---|---|
2017年 | 仮想通貨元年、バイナンス創業 | 1千円→8万円 |
2018年 | バブル崩壊、コインチェックハッキング事件 | 15万円→1万円 |
2020年 | コロナショック | 1万5千円→7万円 |
2021年 | DeFi・NFTブーム、コインベースナスダック上場、BTC先物ETF承認 | 7万円→53万円(最高値) |
2022年 | ロシアウクライナ戦争、FTX破錠 | 42万円→14万円 |
基本的にBTCと似たような価格推移で下落・上昇を繰り返し、執筆時点では15万円前後を推移しています。2021年の最高値から下落が続き、直近の週足チャートで見ると2022年6月ごろからレンジ相場を継続中です。
テクニカルやファンダメンタル的に分析すると2023年もレンジ相場が続くもしくはもう一段階下落すると予想しています。
月足チャートで今までにない急落での大陰線(2020年4月から6月)が引かれたことです。ここから1度持ち直そうとしましたが、上昇しきれずレンジ相場を保ちました。もしくは若干弱気の三角保合いにも見て取れます。
世界情勢などファンダメンタル的に見ても米FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策の引き締めで景気後退の影響も否めない状況です。ただし、長期的に見れば価格上昇は見込めると考えます。(理由は将来性で解説します)
価格予想は世界中の投資家が分析していて法規制などの懸念もありますが、一方でBTCを越すとも言われており意見は様々です。いずれにせよ画期的な技術で注目されていることは変わりないため価格上昇は期待できると考えます。
仮想通貨ETH(イーサ)の将来性


筆者の結論から言うと仮想通貨ETHの将来性は高いと予想しています。
将来性が高い根拠となる理由は4つあります。
- Ethereumアップデート
- 有名企業との提携
- ETHETFの承認
- DeFiとNFT市場の拡大
以下で詳しく説明します。
Ethereumアップデート


Ethereumは誕生から様々な出来事があり、BTCに次ぐ第2の仮想通貨として認知されていますが、特にEthereumのアップデートは大きな発展であり、現在の地位を確立していると言えます。
2023年1月現在まで以下の4段階のアップデートを実施しています。
期間 | 名称 | 内容 |
---|---|---|
2015年7月~9月 | フロンティア | マイニングや資金の移動が可能となった(開発者向け) |
2016年3月 | ホームステッド | 利便性向上のため、ガス代の引き上げや取引速度を向上 |
2017年10月、2019年2月 | メトロポリス | マイニング難易度・報酬の調整でコスト削減や取引速度の向上させ、ネットワークを安定稼働される |
2020年12月~現在も進行中 | セレニティ | PoWからPoSに変わり、シャードチェーンを実装することでスケーラビリティを向上させる |
特に現在進行中のセレニティではEthereum2.0へ移行されるアップデートの最終段階であり、世界中の投資家から注目を集めています。
現在、Ethereumはネットワークのスケーラビリティ問題を抱えており、Ethereumが利用されるほど深刻化します。
スケーラビリティ問題解決のため、取り組んでいるアップデートがEthereum2.0への移行になります。



スケーラビリティ問題とは利用者が多すぎてデータ処理が追い付かず、手数料の高騰や取引速度の低下が生じる問題のことです。
Ethereum2.0への移行は、大きく分けて3つのフェーズでアップデートされる予定で計画されています。
期間 | 名称 | 内容 |
---|---|---|
2020年12月 | ビーコンチェーン | メインネットとは別のビーコンチェーンを稼働させる。 EthereumのブロックチェーンにPoSを導入するための基盤となる。 |
2022年9月 | マージ | ビーコンチェーンとメインネットを統合してPoWの承認システムを停止させ、PoSに移行する。 |
2023年未定 | シャーディング | シャードチェーン(シャーディングと呼ばれるデータ(トランザクション)を分散かつ並列に処理する技術を搭載したチェーン)を実装する。 |
2023年1月現在はマージまで終了してPoSの移行まで完了しており、最終フェーズのシャーディングは2023年を予定しています。
シャーディングのアップデート後は高速なデータ処理を可能となり、スケーラビリティ向上が期待されます。
また、アップデートが完了する毎に価格が上昇していることから特に注目されています。
注目を集める理由はアップデートによるメリットが多いからです。
- 取引速度の向上
- ガス代(手数料)の低下
- ステーキングができる
- 消費電力の削減
- セキュリティ面の強化
スケーラビリティが向上しネットワークの性能が上がることこそEthereumの将来の決め手となると注目されており、アップデートは重要なイベントであると言えます。
PoSとは
PoS(プルーフ・オブ・ステーク)とはマイニングの承認システムの一種で、簡単に言うと仮想通貨を掛け金にしてより多く長く保有している人に承認の役割が当てられ、報酬として仮想通貨が獲得できる仕組みです。
仮想通貨マイニングとは仮想通貨の取引を記録するブロックチェーンの生成作業のことを言い、引き受けると報酬として仮想通貨を得ることができます。マイニング承認システムは従来、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)が主流で、PC演算能力の高さによって承認の役割に当てられる仕組みです。
しかしPoWには大きな問題が2つあります。
- 大量の電力消費による環境問題
- 処理数全体の51%を超えると取引改ざんされるセキュリティ問題
PoWのマイニングは世界中で事業化され、演算能力の高いコンピューターにより電力消費量が増加しており、年間約106テラワットの電力を消費しています。これはオランダの年間消費量に匹敵すると言われており、各国ではマイニングによる環境負荷が問題視され、PoWによるマイニングを禁止する国々もあります。
さらに、セキュリティ面も懸念されています。特定のグループがマイニングの処理数全体の51%以上を超えると取引の改ざんが可能となり、不正取引により信頼性が無くなります。
これらの問題を解決できると注目されたのがPoSです。
至近、EthereumはアップデートによりコンセンサスアルゴリズムをPoWからPoSに変更したことで消費電力量を99.95%削減に成功しています。
またセキュリティ面では、改ざん等をすると仮想通貨の価格暴落の可能性があり、攻撃者自身が資産損失のリスクを抱えるため、特定のグループが51%を超える資産を保有しても改ざん等悪意のある攻撃をするリスクも低減されると見られます。
有名企業との提携


Ethereumは個人投資家だけではなく、世界中の企業からも注目を集めています。特にEAAと呼ばれるEthereumの技術を活用したり普及のために協力している加盟企業には、そうそうたるメンバーが名を連ねています。
EAAには既に500社以上が加盟しており、国内でも有名な企業が数多く参加しています。「大手企業が参画しているかどうか」というポイントはプロジェクトの将来性を占ううえで重要な要素です。大手企業からの手厚いバックアップがあり高い信頼性を得ていることから、Ethereumの将来性は高いものと言えます。
ETHETFの承認


Ethereumに連動するETF(上場投資信託)もBitcoin同様、アメリカで上場すると期待が高まっています。
2021年10月にアメリカで初めてBitcoin先物ETFが上場して世界各国で話題となり、BTCの価格は当時最高値である750万円まで到達しました。
現在は検討段階ではありますが、承認されればさらにETHへの投資家が増えて、価格高騰が期待できます。
DeFiとNFT市場の拡大


2021年に起きたDeFi・NFTブームの大半はEthereumエコシステムでの出来事ですが、これら市場は今後さらに拡大していくものと予想されます。
Ethereumはスマートコントラクトを実装したdAppsを構築できるプラットフォームで誰もが利用できることから様々なDeFi・NFTプロジェクトがEthereum上で誕生しています。
これらが人気になると必然的にEthereumは認知され需要も拡大し、おのずとETHの価格高騰に繋がると考えられます。
仮想通貨ETH(イーサ)を購入できるおすすめ取引所3選


仮想通貨ETHは国内外問わず、有名取引所であればどこでも購入することができます。しかし、その中でも特にETH購入におすすめの取引所を3社紹介します。
Coincheck(コインチェック)


取引所名 | Coincheck(コインチェック) |
運営会社 | コインチェック株式会社 |
設立年 | 2012年8月 |
所在地 | 日本 |
主なサービス | 販売所・取引所・CoincheckNFT(β版) Coincheckつみたて・貸暗号資産 |
取引銘柄数 | 18種類 |
取引手数料 | 無料 |
入出金手数料 | 入金:無料 出金:407円 |
スマホアプリ | 〇 |
Coincheck(コインチェック)は金融庁から認可を受けた、国内最大手の仮想通貨取引所です。
ビットコインを始めとした仮想通貨の売買はもちろんのこと、仮想通貨の積み立てやレンディングなど豊富なサービスを提供。その影響から利用者数が拡大していき、現在は約256万人以上がコインチェックで仮想通貨取引を始めています。
2018年4月には金融大手の「マネックスグループ」の傘下に入り、より安心・安全な取引環境をユーザーに提供しています。
また、グローバルな展開も視野に入れ、米ナスダック市場への上場を目指していることからも今後が期待できる取引所といえるでしょう。
- 取引手数料が無料
- 18種類の仮想通貨取引に対応
- 簡単操作から送金が可能
- 厳重なセキュリティで信頼度が高い
- TradingViewによるチャート分析が可能
- 海外取引所と比較して取扱銘柄が少ない
- 送金手数料がやや高い
コインチェックの特徴や使い方については下記記事を参照してください。
これもう見た?コインチェックの始め方総まとめ!口座開設から使い方まで徹底解説!
Bybit(バイビット)


取引所名 | Bybit(バイビット) |
運営会社 | Bybit Fintech Limited |
設立年 | 2018年 |
所在地 | 英領バージン諸島 |
取引方法 | 現物取引レバレッジ取引資産運用サービス |
最大レバレッジ | 100倍 |
取引銘柄数 | 150種類上 |
取引手数料 | メイカー:-0.025%テイカー:0.075% |
入出金手数料 | 入金:無料出金:銘柄により異なる |
日本語対応 | 〇 |
スマホアプリ | 〇 |
Bybitは外国為替取引所を運営していたBen Zhouによって2018年に設立された世界最大級の仮想通貨取引所です。
デリバティブ取引に特化した取引所として非常に有名で、レバレッジ規制が厳しくなる中、レバレッジ100倍で仮想通貨FXを行える特徴があります。
2021年からは現物取引や資産運用サービスも開始し、一気に取引所ラインキング上位の常連となった経緯のある取引所です。
さらにBybitは資金調達率(ファンディングレート)が他取引所と比較し高く、これを活用することでトレードの幅が格段に広げることも可能です。日本語のサポートデスクも充実しており、日本人スタッフが問い合わせに対応してくれます。
Bybitのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。
- セキュリティが充実している
- レバレッジ最大100倍でダイナミックにトレードできる
- 板取引でスプレッドが他取引所と比較し極めて狭い
- トレードサーバーが優秀でサクサク約定でき取引遅延が起こりにくい
- トレードする度に手数料を受け取ることができる(手数料割引サービスもある)
- 資金調達率(ファンディングレート)を活用し月利10%以上狙うことができる
- 豪華なボーナスキャンペーンを実施している
- 独自の資産運用サービスを利用し資産を増やせる
- Bybitへの上場銘柄は価格が上昇しやすい
- 独自アプリで簡単にトレードできる
- 完全日本語対応でサポート
- 日本円でのトレードができない
- 価格が日本円表示ではなくUSD表示なので少々分かりづらい
Bybitは流通量の高さから現物取引や仮想通貨FXがやりやすいことはもちろん、Shark Fin(シャークフィン)やグリッドボットなど独自の資産運用方法も充実しており、ワンストップで仮想通貨取引が可能な環境を提供しています。
また、Bybitへの上場銘柄は上場後の価格が上がりやすい傾向にあるなど、確実性・信頼性に重きをおいている取引所のため、Binanceと並び仮想通貨取引をするのなら口座を持っていて損はしない取引所の1社と言えます。
Bybitのさらに詳しい情報はこちらの記事を参照してください。
これもう見た?Bybit(バイビット)の評判と安全性は?14の長所と2つの短所!
これもう見た?Bybit(バイビット)の使い方完全ガイド|初心者向けに図解で徹底解説!
これもう見た?Bybit(バイビット)の登録方法と本人確認、2段階認証設定を22枚の図解で解説
\ 最大4,000ドルが受け取れるキャンペーン中/
OKX(旧OKEx)


取引所名 | OKX |
運営会社 | Okex Fintech LLC. |
設立年 | 2017年 |
所在地 | セイシェル共和国 |
取引方法 | 現物取引レバレッジ取引資産運用サービス |
最大レバレッジ | 125倍 |
取引銘柄数 | 約529銘柄 |
取引手数料 | メイカー:~0.08%テイカー:~0.1% |
入出金手数料 | 無料 |
日本語対応 | 無し |
スマホアプリ | 〇 |
OKXはスポット取引デリバティブ取引両方で2位を獲得したこともある、世界トップクラスの海外仮想通貨取引所です。
かつては中国に本社を置いていましたが、中国での規制を受け、現在はセイシェルに本拠地を置いています。
OKExという名称で知られていましたが、大きなブランド改革を行ったタイミングでOKXと社名変更し、大幅なサービス変更とシステム強化が行われました。
過去にはハッキング被害が報告されたこともありましたが、OKXではセキュリティ対策を複数重ねることにより安全性を高め、今では外部機関から一定の評価を得ることに成功しています。
OKXの特徴をメリットデメリットでまとめると次のようになります。
- 取り扱い通貨の種類が豊富で取引の幅が広い
- 流動性が高くスプレッドが狭いので取引が成立しやすい
- レバレッジ125倍で取引の種類が多いデリバティブ取引を準備
- 各種手数料が比較的安い
- 24時間年中無休でオンラインサポートが受けられる
- ステーキングやIEOなどトレーディング以外の商品が充実している
- ガバナンストークンOKBの使い勝手が良い
- スマホアプリの評判が良い
- 日本語や日本円入出金に対応していない
- 他の取引所と同様に取引所閉鎖のリスクはゼロではない
日本語非対応な点は英語が苦手な方にはネックですが、それ以上の魅力を秘めたサービスの充実さを持っている取引所です。2022年12月、あのイーロン・マスク氏(ツイッター社CEO)が突如OKXの公式ツイッターアカウントをフォローしたことで話題となりました。
これはもう見た?イーロンマスク、ツイッターでOKXをフォロー OKB6%近く上昇
OKXのさらに詳しい情報はこちらの記事で解説しています。
これはもう見た?OKX(旧OKEX)の安全性と評判は?10のメリットと3つのデメリットで仮想通貨取引所を解説
これはもう見た?OKX(旧OKEx)の使い方完全ガイド!35枚の図解でわかりやすく解説
\ 【当サイト限定!】取引手数料25%OFFキャンペーン開催中】 /
仮想通貨ETH(イーサ)に関するよくある質問(Q&A)


- 10年後の価格はどうなっていると思いますか?
-
筆者自身、10年後の価格は現在よりは上昇していると考えますが、価格自体は誰にも分かりません。
多くの予想サイトやAIでも価格が上昇するという意見が多数を占めていました。
米価格予想サイトで有名なCoinPriceForecastやDigitalcoinでは以下のように予想されています。
あくまで予想なので参考程度にしておきましょう。
西暦 CoinPriceForecast予想 Digitalcoin予想 2023年 207,350円 447,850円 2024年 188,890円 509,340円 2025年 239,460円 679,510円 2026年 295,230円 929,760円 2027年 303,290円 929,760円 2028年 352,690円 1,093,170円 2029年 401,310円 1,559,090円 2030年 440,310円 2,150,590円 2031年 486,720円 2,959,840円 2032年 531,050円 4,025,710円 1ドル=130円換算 - ETHのおすすめの投資方法はありますか?
-
ETHを利用した投資方法は以下のようなものがあります。
- 現物取引
- レバレッジ取引
- ステーキング
- レンディング
CEXやDEXなどで様々なサービスがありますが、ETHを購入して価格上昇(値上り益)を待ちながら、ステーキングやレンディングを活用して仮想通貨の枚数を増やしておくとさらに利益も増えるのでおすすめです。
- ETHの買い時はいつですか?
-
これまでの傾向をみるとアップデートした発表があると価格上昇が見られます。
買い時として強いて言うなら、Vitalik氏など開発者からの情報をSNSなどで随時確認して買うと利益を獲得できる可能性はありますが、あまり現実的ではありません。
長期スパンでみて価格が上昇する可能性のほうが高いので、投資するなら買い時を見極めるのでは無くドルコスト平均法での買い増しがおすすめです。
まとめ
今回は仮想通貨ETHについて特徴から今後の価格など将来性を解説しました。
Ethereumはスマートコントラクトを実装したDappsを構築できるプラットフォームで利用者も多く、それに伴いETHはBTCに次ぐ人気を誇る仮想通貨です。
アップデートや有名企業との提携など開発は順調に進んでおり、今後も価格上昇が期待できることからかなり注目されていると言えるでしょう。
購入を検討している方はこの記事で紹介したポイントを抑えておき、これを機に投資してみてはいかがでしょうか。
参考文献
- Ethereum 公式サイト
- Microsoft 公式サイト
- JPモルガン 公式サイト
- Intel 公式サイト
- ING 公式サイト
- accenture 公式サイト
- CME Group 公式サイト
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ 公式サイト
- トヨタ自動車 公式サイト
- KDDI 公式サイト
- AAVE 公式サイト
- Uniswap 公式サイト
- Kava 公式サイト
- Compound 公式サイト
- 1inch 公式サイト
- dYdX 公式サイト
- Curve 公式サイト
- Open Sea 公式サイト
- MetaMask 公式サイト
- Trust Wallet 公式サイト
- Yearn.finance 公式サイト
- Augur 公式サイト
- CoinPriceForecast ETH価格予想
- Digitalcoin ETH価格予想
コメント