NFT(Non Fungible Token)は、大手メディア等でも取り上げられるようになり、最近大いに注目を集めている
NFTに関連する仮想通貨銘柄も需要が高まり価格が高騰するなど、投資という観点から非常にチャンスと言える
NFT関連の仮想通貨銘柄の特徴や種類、購入できる取引所などを紹介
【動画版】NTF関連のおすすめ銘柄厳選5選⬇︎
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目次
NFTとは非代替性トークンのこと
NFTはNon-Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)の略 で、非代替性トークンとか交換不可トークンと呼ばれます。
NFTはブロックチェーン技術を利用している、デジタルな資産といえます。
通常私達が使っている千円札があるとします。この千円札は当然ながら日本国内ならどこで使用しても千円の価値があります。銀行のATMから出てきた千円札でもコンビニのお釣りで貰った千円札でも変わりなく千円の価値があります。 ところがこのお札に記録されているナンバーが仮にゾロ目だったとします。同じナンバーのお札は存在しないため、コレクターが欲しがり、千円以上の値段が付くと予想されます。
NFTはこういったオリジナルの価値を持つデジタル資産 のことです。
NFTはレアなカードや先述した珍しいナンバーのお札のような物理的に触れるコレクションと違い、他のNFTから明確に区別ができる情報を持っているデジタル資産です。さらにその区別が誰でも簡単に確認できる特徴があります。
この特性を利用すれば偽者を作る意味が無くなってしまいます。何故かと言うと、それぞれのNFTの由来を発行者からどのようにして流通したのかを誰でも簡単に確認できるからです。
このように、その通貨が持つ価値以上の価値を付加できるのがNFTとも言えます。
このNFTの特性は現在はブロックチェーンを利用したゲーム等で使われたり、会員権や不動産などの所有権の証明に利用されたりしています。
ブロックチェーンゲーム内で、世界中でたった一つしか存在しないアイテムを作る事ができ、しかも複製も不可でそのアイテムの歴史を誰でも簡単に確認できる。
また、他のブロックチェーンゲームでそのキャラクターやアイテムが使用できたりします。
NFT関連の仮想通貨銘柄一覧
NFT関連の仮想通貨銘柄とは、『NFTトークンを発行できるブロックチェーンプラットフォームの基軸となる仮想通貨』のことです。
例えば、マインクラフトで使用できるようになると一躍脚光を浴びた「Enjin Coin」(エンジンコイン)は、「Enjin platform」(エンジンプラットフォーム)と呼ばれるブロックチェーンプラットフォームで発行される仮想通貨です。
「Enjin platform」ではマインクラフトのアイテム等をNFTトークン
化して取引・売買できます。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を使って売買でき、ゲームを頑張れば実際の収入にも繋がるという面白い物です。
NFTはブロックチェーン技術を流用した物の中でもまだ新しいといえる分野です。しかしそれでもNFT関連の仮想通貨銘柄は、取引所に上場しているだけでも既に100種類を超えています。
未上場の物を含めると一体どれほどの種類があるのか見当も付きません。
ここではNFT関連の仮想通貨銘柄でも時価総額が高い物を厳選して紹介します。
Enjin Coin(エンジンコイン)
Enjin Coin(エンジンコイン)は「Enjin platform」(エンジンプラットフォーム)を使用して発行される仮想通貨です。主にオンラインゲームでの使用が主目的であり、有名な「マインクラフト」を始めとする30種類以上のゲーム内で連携しており、2ヶ月程度で価格は5倍以上に膨らみ、最近大きなニュースとなりました。
時価総額はEnjin Coinは高く、投資の対象としても魅力ある仮想通貨となりますね。
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Chiliz(チリーズ)
Chiliz(チリーズ)は海外サッカー等のクラブや選手とそのファン達を繋ぐプロジェクトで使用される仮想通貨です。別名ファントークンと言われており、今後のファンビジネスの新しいカタチとして注目を浴びています。
このトークンの投資対象として以外の具体的なメリットは、FCバルセロナやASローマ等のヨーロッパの有名サッカークラブのファントークンと交換でき、ファントークンを持っているとそのクラブに関連した報酬や特典を受け取れます。
ファントークンは海外スポーツファンとしては垂涎物ですね。
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MANA(マナ)
MANAは「Decentraland」(ディセントラ・ランド)と呼ばれるバーチャルリアリティ(仮想現実)空間で提供されるプラットフォームで、ユーザーはディセントラ・ランド内の施設を利用したりディセントラ・ランド内で展開されるゲームで遊んだりできます。そこで取り扱われている仮想通貨がMANA(マナ)です。
ディセントラ・ランド内ではその空間内に土地やアイテムをNFTトークンとして作ることができ、それを売買できます。特に土地はNFTマーケットプレイス上で非常に高額で取引されて話題になりました。
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Flow(フロウ)
FLOWはブロックチェーンゲーム(BCG)のクリプトキティズで有名なDapper Labs社(ダッパーラボ社)によって開発された新しいブロックチェーンです。
ゲームやエンターテイメントに特化した仮想通貨で、これまでのNFTはイーサリアムのブロックチェーン上で作られていたのを新しくイーサリアムより優れた開発環境を目指したプロジェクトとしても有名です。
もしこのFLOWがメインストリームユーザーに受け入れられた時、この通貨の価値はとても大きくなるかもしれませんね。
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Rarible・RARI(ラリブルまたはラリ)
Rarible(ラリブル)はデジタルアートの取扱が多い世界でもトップレベルのNFTマーケットです。そこで取り扱われているトークンがRARI(ラリ)と呼ばれ、RARIを保有するユーザーはRarible(ラリブル)のアップデート等に関する投票に参加する権利があります。
Rarible(ラリブル)は2021年3月、日本企業であるdouble jump.tokyo株式会社というブロックチェーン開発企業と提携し、double jump.tokyo株式会社が開発するゲーム内のNFTがRaribleのNFTマーケットで販売されるようになります。これは今後に期待が持てそうですね。
SAND(サンド)
SAND(サンド)は、「The Sandbox」内で獲得できるユーティリティートークンです。「The Sandbox」内でユーザーは「LAND」と呼ばれる土地を取得し、自分の「LAND」内で他のユーザーに対してオリジナルのゲーム体験を提供できる主催者となることができたり、「LAND」の一部を他のユーザーにレンタルしてSAND(サンド)を稼ぎます。
現在はBinance(バイナンス)で取引されていますが、他の交換所にも上場されれば価格の上昇が期待できます。
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WAX(ワックス)
WAX(ワックス)はゲーム等のアイテムトレードに特化したブロックチェーンであり、元々世界でも主要なゲームアイテムのリアルマネートレード(RMT)のプラットフォームを運営している起業家達が創業したプロジェクトです。そのWAX上でのネイティブトークンがWAXPです。
ブロックチェーンゲームを初めて作ったようなユーザーとは異なり、既に存在しているゲームのアイテムをブロックチェーン上に乗せていくという独特のアプローチ方法を取り入れいるため、技術的な革新性や注目度が低いのですが、既存プレーヤーがパブリックブロックチェーンを活用して存在感を出しているという点では非常に注目に値する仮想通貨だと言えます。
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まとめ
ここまで、NFT関連のおすすめ仮想通貨銘柄を紹介しました。やはり投資の対象としては時価総額が高い方がある程度の需要と流動性が担保されます。
しかしギャンブル要素が強いですが時価総額が低い物の中には将来性がある仮想通貨も存在します。
時価総額が低い=現在は需要と流動性が低く、ボラティリティが非常に大きいためリスクは高いがハイリターンを狙える可能性がある
という事もひとつ言えるのではないでしょうか。
あのビットコイン(BTC)ですら上場当時は1BTCが約3円程度で買えたのですから・・・。
この記事を読んでくれた皆さんに爆益があるよう祈りつつ筆を置きたいと思います。
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