- AIDOGEはArbitrumエコシステムのARB請求者にエアドロされて話題のミームコイン
- AIDOGEはデフレトークンで取引ごとに15%がバーンされてエコシステムに還元
- ラッキードロップやEarn機能などAIDOGEの特徴や、AICODEをはじめとした将来性を徹底解説
目次
仮想通貨ArbDoge AI(AIDOGE)はArbitrumのミームコイン
ArbDoge AI(AIDOGE)はAribitrumエコシステムのミームコインです。公式サイトによるとプロジェクトではなく、Arbitrumエコシステムにおける実験とのこと。VCなど機関投資家やチームはなく、すべてのトークンは公平に配布され、コミュニティに運用されます。実際にArbitrum(ARB)が配布されたウォレットは$AIDOGEのエアドロップ配布対象となっており、すでに大半がClaim(請求)されています。
ArbDoge AI プロトコルの作成者によると、これは最初のステップにすぎず、コミュニティと協力して、AI+Web3を使用して強力なプロダクトを作成したいと考えているとのことです。
ArbDoge AI(AIDOGE)の基本情報
ミームコインとは?
AIDOGEはミームコインの一種です。ミームコインのミーム(Meme)とは、写真や動画などに面白いコメントを乗せてSNSなどで拡散させることのことを言い、簡単にいうとオンライン上のジョークです。つまりAIDOGEもジョークでつくられたコインということになります。もっとも有名なミームコインはDOGECOINでArbDogeもこの流れをくむミームコインとなっています。もともとはアルトコインの成長を風刺するために作られましたが、イーロンマスクがTwitterで言及して爆発的に広まり、2023年4月現在は時価総額で9位になるなど、冗談とは思えないほどの影響力があります。
ArbDoge AI(AIDOGE)はARB請求者を対象にエアドロップ
ArbDoge AIは「Call to AIDOGE」キャンペーンの第1段として、AIDOGEトークン(総供給量 21京枚 )の95%をエアドロップ プールに入れ、ARBエアドロップ対象ユーザーによって請求されました。このエアドロップは早めに請求するほど報酬量が増える仕組みとなっていました。また残りの5%は、AIDOGEへの招待者に報酬を与えています。請求は2023年5月15日まで続き、請求されなかったトークンは、将来の長期的な開発、初期のサポーター、長期的なコミュニティ サポーター、バーンなどに使用されます。
ArbDoge AI(AIDOGE)はデフレトークン
AIDOGEは枚数が取引ごとに減っていくデフレトークンです。一般的にデフレトークンはその枚数が減っていく仕組み上、トークン価値は高まりやすいと言われています。
AIDOGEは取引されるたびに、その取引量に15%の焼却税がかかり枚数が減少していきます。そのためCamelotなどのDEXでの売買時には、スリッページ許容度を約 20%に調整することが推奨されています。
15%の焼却税は下記のような用途で使用されます。
- 1%(バーン):ブラックホールアドレスに送られ永久に破棄
- 3%(ステーク):AIDOGEに変換されプールにデポジットし、AIDOGEのステーカーに報酬として配布。
- 3%(ラッキードロップ):$ARBに変換されラッキープールに賞金としてデポジット
- 2%(LPの補充):DEX「Camelot」のAIDOGE / ETH ペアの流動性を追加
- 3%($ARB購入):ARBを購入して、プロトコルのゲームプレイと投票を助成します。初期段階では、一部のARBはユーザーに流動性を追加するように促すために直接使用されます。
- 3%(開発):開発資金に使われます(詳細未定)。
ArbDoge AI(AIDOGE)を購入できる取引所
AIDOGEは海外の取引所(CEX)やCamelotやUniswapなどのDEXで購入できます。ここでは購入方法について解説いたします。
事前準備
AIDOGEは海外の取引所でしか取り扱っていないので、まず仮想通貨を購入し海外取引所へ送付します。まだ国内の取引所に口座をお持ちでない場合は一旦口座を開設し海外取引所へ送付するか、メタマスクなどの仮想通貨ウォレットに送付する必要があります。
国内取引所への登録がまだの場合は最初に登録してください。
おすすめ仮想通貨取引所
※業者名、ボーナス情報をクリックすると詳細記事が見られます。
※2023年6月現在Binanceは日本からの新規口座開設を停止しています。
CEX(中央集権取引所)
国内取引所への登録が完了し、仮想通貨を購入できたら海外の取引所の口座も開設し仮想通貨を送付しましょう。AIDOGEを取り扱っている取引所はOKX、gate.io、Bitget、MEXCなどになります。
OKX
取引所名 | OKX |
運営会社 | Okex Fintech LLC. |
設立年 | 2017年 |
所在地 | セイシェル共和国 |
取引方法 | 現物取引レバレッジ取引資産運用サービス |
最大レバレッジ | 125倍 |
取引銘柄数 | 約529銘柄 |
取引手数料 | メイカー:~0.08%テイカー:~0.1% |
入出金手数料 | 無料 |
日本語対応 | 無し |
スマホアプリ | 〇 |
OKXはスポット取引デリバティブ取引両方で2位を獲得したこともある、世界トップクラスの海外仮想通貨取引所です。かつては中国に本社を置いていましたが、中国での規制を受け、現在はセイシェルに本拠地を置いています。OKExという名称で知られていましたが、大きなブランド改革を行ったタイミングでOKXと社名変更し、大幅なサービス変更とシステム強化が行われました。
過去にはハッキング被害が報告されたこともありましたが、OKXではセキュリティ対策を複数重ねることにより安全性を高め、今では外部機関から一定の評価を得ることに成功しています。
OKXの特徴をメリットデメリットでまとめると次のようになります。
- 取り扱い通貨の種類が豊富で取引の幅が広い
- 流動性が高くスプレッドが狭いので取引が成立しやすい
- レバレッジ125倍で取引の種類が多いデリバティブ取引を準備
- 各種手数料が比較的安い
- 24時間年中無休でオンラインサポートが受けられる
- ステーキングやIEOなどトレーディング以外の商品が充実している
- ガバナンストークンOKBの使い勝手が良い
- スマホアプリの評判が良い
- 日本語や日本円入出金に対応していない
- 他の取引所と同様に取引所閉鎖のリスクはゼロではない
日本語非対応な点は英語が苦手な方にはネックですが、それ以上の魅力を秘めたサービスの充実さを持っている取引所です。2022年12月、あのイーロン・マスク氏(ツイッター社CEO)が突如OKXの公式ツイッターアカウントをフォローしたことで話題となりました。
これもう見た?イーロンマスク、ツイッターでOKXをフォロー OKB6%近く上昇
OKXのさらに詳しい情報はこちらの記事で解説しています。
これもう見た?OKX(旧OKEX)の安全性と評判は?10のメリットと3つのデメリットで仮想通貨取引所を解説
これもう見た?OKX(旧OKEx)の使い方完全ガイド!35枚の図解でわかりやすく解説
\【当サイト限定】日本一オトク!取引手数料25%キャッシュバック/
公式サイト:https://www.okx.com/join
これもう見た?OKXのボーナスキャンペーンまとめ
DEX(分散型取引所)
AIDOGEはDEXでの取引も可能です。DEXで取引する場合は仮想通貨ウォレットが必要です。もしまだ作成していない場合はメタマスクがおすすめです。
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Camelot(キャメロット)
Camelotは特にAIDOGEがはじめに上場したArbitrumのDEXで、AIDOGE公式サイトのトップページにある「Buy AIDOGEボタン」を押すとアクセスできたり、LPを作成できたりなどAIDOGEと関係が深い取引所です。
UNISWAP(ユニスワップ)
世界一の取引高を誇るDEX「Uniswap」でもAIDOGEを取り扱っています。AIDOGEトークンが出てこない場合はコントラクトアドレスを入力してください。
AIDOGEコントラクトアドレス:0x09E18590E8f76b6Cf471b3cd75fE1A1a9D2B2c2b
Uniswapは2018年11月にEtheriumブロックチェーン上にローンチしたDEX(分散型取引所)です。Uniswapは2020年のDeFi(分散型金融)ブームをきっかけに2022年5月には累計取引高が1兆ドルを突破するなど、世界最大級の取引高を誇っています。日本語にも対応しているので使いやすいです。ガバナンスに使用される独自トークン「UNI」も2020年9月に発行されています。
仮想通貨同士のスワップはもちろん、革新的な集中流動性を採用したLP(流動性提供)、NFTの取り扱いなどDEXとして最先端を走り進化し続けています。
○ UNISWAPのメリット
- DeFiブームの火付け役のDEXで日本語も対応
- 取引高トップクラスでユーザーの信頼が厚い
- ウォレットさえあれば誰でも簡単にスワップ可能
- プールに預けると報酬を得ることもできる
- NFTアグリゲーター 機能でお得にNFTの売買ができる
× UNISWAPのデメリット
- 日本円で購入できない
- 仮想通貨ウォレットがないと接続できない
- 誰にでもトークン上場可能なので詐欺トークンやリスクの高いトークンがある
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ArbDoge AI(AIDOGE)の特徴
AIDOGEはミームコインではあるものの、ラッキードロップをはじめステーキングやLPなどいくつかのユーティリティがありますので図解付きで解説します。
Lucky Drop(ラッキードロップ)
Lucky Dropは、アルゴリズムベースのオープンソースAirdropゲームです。各AIDOGEトランザクションにおける焼却税のうち3%の料金を$ARBに変換し賞金プールに追加します。AIDOGEを購入すると、購入金額によってラッキードローの参加チケットが届きます。30分ごとに抽選が行われ勝者に$ARBがエアドロップされます。
チケット配布ルール
ラッキードローチケットのレベルが高いほど、勝率が高くなります。各トランザクションにつき、1つのラッキードローチケットしか受け取ることができません。ルール詳細はこちら
- $100-$1000トランザクション:レベル1〜10のラッキードローチケット
- $100未満のトランザクション:ラッキードローチケットはもらえません
Earn(ステーキング)
AIDOGE保有者は、EarnページからAIDOGEトークンをステークし、報酬を受け取ることができます。AIDOGEトランザクションボリュームの3%は、AIDOGEステーカーへの報酬として配布されます。
ステーキングのやり方について解説します。
STEP
START STAKING
左下のMy Stakingメニューから「Start Staking」ボタンを押す。
STEP
Approve(承認)
必要枚数分のApprove(承認)をする。
STEP
STAKE(預け入れ)
預け入れしたい数量を入力し「Stake」ボタンを押すとウォレットが開き、承認するとステークされます。
STEP
Claim Reward(報酬の請求)
ステーキングによる報酬を請求したいときはClaim Rewardsボタンを押します。
STEP
Withdraw(引き出し)
数量を入力する画面になりますので、引き出したい数量を入力し「Withdraw」ボタンを押すとウォレットが開き、承認すると引き出されます。
LP(流動性提供)
LPとはLiquidity Providerの略で日本語にすると流動性提供のことです。AIDOGEではAIDOGE/ETHのペアに資金を提供することで、報酬としてARBをもらえます。
LPの組み方について解説します。
STEP
START STAKING
左下のMy AIDOGE/ETH LPメニューから「Start Staking」ボタンを押す。
STEP
Camelotにアクセス
CamelotのEarnメニュー「Nitro pools」のAIDOGE-ETHページにアクセスするので、「+」ボタンからAdd Liquidityを選択する。
STEP
CamelotでLPを組む
Add liquidityの画面になるのでV2/StableのLP onlyを選択し、LPを組むAIDOGEとETHの数量を入力する。Approve(承認)した後、「Create position」ボタンを押す。ウォレットが開くので承認する。
STEP
Claim Reward(報酬の請求)
LPによる報酬を請求したいときはClaim Rewardsボタンを押します。
STEP
Withdraw(引き出し)
数量を入力する画面になりますので、引き出したい数量を入力し「Withdraw」ボタンを押すとウォレットが開き、承認すると引き出されます。
これもう見た?仮想通貨のイールドファーミングとは?仕組みや特徴を初心者にもわかりやすく解説
AI CODE(エーアイコード)とは
AICODEは2023年4月現在まだ詳細が明かされていませんが、総供給枚数がビットコインと同じ21,000,000枚だということはわかっています。
公式DOCSによると「AICODEは、アービトラムシティの運営を推進する唯一のルールで、石油と同じくらい重要です。AICODEは、ガバナンス、NFTの取得、アプリケーションへの参加、エコシステムプロジェクトの支払いなど、ArbDoge AIのすべての側面に適用されます。AIDOGEはコードなしでは生き残ることができず、繁栄することができません。彼らは$ARBを集めるのが大好きです。」とのことですので、現時点ではまだ明かされていないDAOなどに関わり重要な意味を持ちそうです。
NFT/DAO
NFTとDAOに関しては2023年4月現在まだ詳細が明かされていません。AI NFTシリーズに関しては、トレーニング、作成、および生産などに使用されるとのことです。
ArbDoge AI(AIDOGE)のリスク
AIDOGEはそもそも存在自体がジョークとも言えるミームコインの一種であり、公式からも実験であるとアナウンスされていることから安全であるとは言い難いです。ミームコインの中にはDOGEやSHIBAなどのように時価総額が高いものもありますが、なかには詐欺コインも多数含まれラグプルなどが頻繁に起こっており、ミームコインはギャンブルだと揶揄されることもあります。
AIDOGEに関していうと現在までは詐欺を思わせるような大きな問題はありませんが、詐欺ではなくても価格の急落などはあり得るので購入する際は自己責任で行ってください。
ラグプルとは悪意をもったユーザーが新しいトークンの流動性を作成し、価格をつり上げて多くのユーザーにプールさせ、その後プールから流動性を引き抜いて持ち逃げすることです。ラグ(じゅうたん)に乗っているもの(仮想通貨)をまるごと取られてしまう様子に似ているためラグプルと呼ばれています。
ArbDoge AI(AIDOGE)の将来性
AIDOGEは詐欺やラグプル、急激な価格下落の可能性がないとは言い切れませんが、ミームコインは爆発的に価格が上昇する可能性があるのも事実です。例えば同じDOGEの流れをくむShiba Inu/SHIBトークンは2021年のバブル時に50万倍になりましたし、AIDOGEの少し前に話題なったPEPEも価格が急上昇しています。
CoinMarketCapではミームコインの時価総額ランキングを確認でき、AIDOGEは2023年4月現在40位前後(全体では2600位前後)です。AIDOGEはArbitrumで最初に話題になったミームコインであるのと、CEXへの上場が早かった点、今後もホルダー向けにAICODEやNFT様々な施策を打ち出している点などを考慮すると、Aribitrumエコシステムの成長とともに価格も上昇する可能性はあると言えます。ただしあくまでもミームコインですので自己責任で購入してください。
ArbDoge AI(AIDOGE)に関するよくある質問
AIDOGEに関するよくある質問をまとめました。
- AIDOGEの犬キャラクターの名前はなんですか?
-
メインキャラクターの犬の名前はNEOです。科学者によってつくられたAIDOGEで2041年にArbCityに逃げ出しました。NEOのストーリーは公式ブログで読むことができます。
- AIDOGEで儲けたら税金はどうなりますか?
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AIDOGの売買で利益を得た場合、税金が発生します。日本円未対応なので納税しなくても良いと思うかもしれませんが、DEXにおいて仮想通貨同士の取引で利益が出た場合「雑所得」に区分され、年度末に「確定申告」が必要となります。
仮想通貨のトレードによる利益には総合課税が適用され、総合課税は累進課税のため、利益が大きくなれば納める税金の税率もあがります。
取引履歴は必ず残しておきましょう。
これもう見た?仮想通貨の税金に関する全知識まとめ
まとめ
今回はArbitrumで話題のミームコイン ArbDoge AI(AIDOGE)について解説しました。
ArbDoge AI(AIDOGE)の特徴
- Arbitrum発ミームコインでARB請求者にエアドロで話題
- トレードに15%もの売却税がかかるがエコシステムに還元
- AICODEやNFTなどまだ明かされていない情報があり
- ラグプルなどのリスクはあるが価格上昇の可能性もあり
- ミームコインなので一応リボーク推奨
ミームコインは基本的にリスキーで価格を保っているのが不思議なトークンが多いですが、AIDOGEは比較的ユーティリティもあり、運営アナウンスなどもこまめに行なっているので、今後Aribitrumエコシステムやミームコイン界でどのように成長するのか注目です。
参考文献
コメント