- おすすめの国内&海外のNFTマーケットプレイスを紹介
- NFTマーケットプレイスの選び方・使用時の注意点も合わせて解説
- この記事を読めば、使うべきNFTマーケットプレイスが明確になります。
NFT購入には、国内取引所の口座が必要になります。まだ国内取引所の口座を持っていない方は下記の2社をおすすめします。
おすすめの国内仮想通貨取引所
上記3社はマーケットプレイスを利用する以外にもユーザーに有利な特徴を持っているので、気になる取引所の記事を一度読んでみてください。
目次
おすすめNFTマーケットプレイス一覧
海外マーケットプレイス
マーケットプレイス名 | 特徴 |
---|
OpenSea(オープンシー) | 世界最大規模のNFTマーケットプレイス。トップNFTプロジェクトの大半がOpenSeaで出品されている |
Rarible(ラリブル) | 独自トークン「RARI」を発行していることが大きな特徴のNFTマーケットプレイス。全供給量の内60%が利用ユーザーに分配される。 |
MagicEden(マジックエデン) | Solanaチェーンの中で最大規模のNFTマーケットプレイス。取引件数でOpenSeaを超えたことがある。 |
X2Y2(エックスツーワイツー) | 「OpenSeaの最も強力なライバルになる」ことをミッションとしているNFTマーケットプレイス。 |
SuperRare(スーパーレア) | 出品に審査が必要で、質の高いNFTが多いマーケットプレイス。 |
tofuNFT(トウフ) | 日本発の海外NFTマーケットプレイス。 |
topaz(トパーズ) | Aptosチェーンで最多取引量を誇る、期待のNFTマーケットプレイス。 |
海外仮想通貨取引所のNFTマーケットプレイス
取引所名 | 特徴 |
---|
Binance | 世界最大規模の仮想通貨取引所。 |
Bybit | デリバティブ取引に最適な特徴を持つ、海外取引所。 |
国内マーケットプレイス
マーケットプレイス名 | 特徴 |
---|
コインチェックNFTβ版 | 大手国内仮想通貨取引所「コインチェック」が運営するNFTマーケットプレイス。 |
Adam by GMOβ版 | 大手国内仮想通貨取引所「GMOコイン」を運営するGMOグループが手掛けるNFTマーケットプレイス。 |
LINE NFT | 大手チャットアプリ「LINE」が運営するNFTマーケットプレイス。LINE PayでNFTの購入が可能。 |
楽天NFT | 大手通販会社の楽天グループが運営するNFTマーケットプレイス。 |
NFT Studio | SNSアカウントを連携させるだけで、購入可能なマーケットプレイス。 |
SBINFT Market(旧・nanakusa) | SBIグループの傘下会社が運営するNFTマーケットプレイス。 |
NFTを始める場合「どのNFTを買えばいいか」と迷うと思いますが「どこのマーケットプレイスを使えばいいのか」も同時に悩むと思います。
そのようにお悩みの方に向けて、この記事ではおすすめのNFTマーケットプレイスについて海外で7つ、海外大手仮想通貨取引所で2つ、国内で6つ、計15ヶ所のマーケットプレイスを紹介しています。
同時にマーケットプレイスの選び方や使い方、使う際の注意点も解説しているので、この記事を読み終わる頃にはご自身に合うNFTマーケットプレイスが分かるはずです。
なお、NFTについてはこちらの記事でも詳しく解説しているので併せて読んでみてください。
これもう見た?【完全初心者向け】NFTの始め方・買い方を徹底解説【注意点・投資判断の解説あり】
これもう見た?今話題の仮想通貨NFTとは?特徴と活用事例を初心者でも分かりやすく解説!
おすすめの海外NFTマーケットプレイス7選
海外のオススメのNFTマーケットプレイスは、下記の7つです。
海外のオススメのNFTマーケットプレイス
- OpenSea(オープンシー)
- Rarible(ラリブル)
- MagicEden(マジックエデン)
- X2Y2(エックスツーワイツー)
- SuperRare(スーパーレア)
- tofuNFT(トウフ)
- topaz(トパーズ)
現状、日本より海外の方が、NFT市場規模が遥かに大きいです。
「有名NFTコレクションは全て海外のマーケットプレイスで出品されている」と認識して問題ない程なので、流動性の高さ(取引の成立のしやすさ)が違います。そのため、本格的にNFTを取引するなら、海外のNFTマーケットプレイスを使うことを検討すると良いでしょう。
ただし、若干の仮想通貨の知識と準備が必要なので後ほど解説する「NFTマーケットプレイスの使い方」を参考にしてください。
それでは、各マーケットプレイスを解説していきます。
OpenSea(オープンシー)
名称 | OpenSea |
販売手数料 | 2.5% |
対応チェーン | イーサリアム、ポリゴン、クレイトン、テゾス |
設立 | 2017年12月 |
運営会社 | OpenSea社 |
オススメの海外NFTマーケットプレイスの1つ目は「OpenSea」です。
OpenSea(オープンシー)は世界最大規模のNFTマーケットプレイスで、現状NFTを売買するとなると、OpenSeaで行われることがほとんどです。
海外のマーケットプレイスですが、国内のNFTプロジェクトもほとんどがOpenSeaで出品されています。
2021年の1月頃には、1日あたりの取引高としては過去最大の2億6100万ドルを記録する程です。
Dune Analyticsのデータによると、1月前半のOpenSeaの取引高は約27億ドル(約3100億円)で、2021年8月に記録した過去最高の34億ドルを上回る勢いとなっている。
1月9日には、1日あたりの取引高としては過去最大の2億6100万ドルを記録。1月は今のところ毎日、取引高は1億5000万ドルを超えている。
引用源:coindesk JAPAN
OpenSeaの特徴は、下記の通りです。
OpenSeaの特徴
- 世界最大規模のNFTマーケットプレイス
- ブルーチップと呼ばれるトップNFTプロジェクトのほとんどが、OpenSeaで出品されている
- NFT生成時のガス代無料
NFT業界での「ブルーチップ」とは、優良な銘柄プロジェクトのことを指します。明確な条件などは決まっていませんが、安定して高額で取引されるNFTプロジェクトは「ブルーチップ」と呼ばれています。
OpenSeaで取引されているブルーチップNFTプロジェクトは、下記のものが挙げられます。
CryptoPunksは、世界最古のNFTアートと呼ばれていて、過去最高取引額は約27億円を誇っています。
多くのセレブや投資家、大企業がCryptoPunksを購入していて、中でもクレジットカード会社の「Visa」が購入したことが話題となりました。
決済大手Visa社が先週18日、人気NFT(非代替性トークン)のCryptoPunks #7610を1650万円(15万ドル)相当で購入していたことが新たに判明した。NFTに対する期待の高まりを象徴する代表的な作品を購入することで、NFT領域への参入を示すとしている。
引用源:決済大手Visa、人気NFT「CryptoPunks」作品を購入 – COINPOST
BAYCもトップNFTプロジェクトの1つとして有名で、猿をモチーフにしたNFTアートです。BAYCも有名な海外セレブ・アーティスト・企業が購入しているNFTプロジェクトです。
引用元:OpenSea BAYC販売ページ
具体的にBAYCを購入している著名人は、下記の通りです。
BAYCを購入した著名人
- エミネム
- ジャスティン・ビーバー
- スヌープ・ドッグ
- ステファン・カリー
- 関口メンディー
- adidas
一時期、海外セレブたちがこぞってSNSアイコンをNFTに変えていた時期があり、その中でもBAYCはかなりの人気を誇っていました。
上記のように、NFTのトップコレクションがOpenSeaで取り扱われていることから、取引高も高くなり「NFT売買と言えばOpenSea」の様な位置付けになっています。
また、クリエイターが画像をNFT化(出品)する際のガス代が無料なのも、メリットの一つです。
以前まではガス代が掛かっていたんですが、2022年9月時点には出品時のガス代は撤廃されています。
クリエイター視点からも、OpenSeaは多くの支持を集めています。
\世界最大規模のNFTマーケットプレイス/
これもう見た? OpenSea(オープンシー)の使い方ガイド|出品方法や購入方法、手数料まで徹底解説
Rarible(ラリブル)
名称 | Rarible |
販売手数料 | 2.5% |
対応チェーン | イーサリアム、テゾス、フロー |
設立 | 2019年11月 |
運営会社 | Rarible.Inc社 |
オススメの海外NFTマーケットプレイスの2つ目は「Rarible」です。
Raribleとは、アメリカのスタートアップ企業「Rarible.Inc」が運営するNFTマーケットプレイスです。
2021年にNFTブームが起きた際に、わずか3か月度で約36億円の取引量を記録したことから、期待できるNFTマーケットプレイスとして注目されました。
そんなRaribleの特徴は、下記のとおりです。
Raribleの特徴
- RARIトークンを発行
- OpenSeaと提携
- 将来性が高い
- 一部クレジットカード決済対応
Raribleは独自トークン「RARI」を発行していることが大きな特徴の一つです。
RARIは全供給量のうち「60%」がプラットフォーム利用者に配布されるように設計されていて、その中の50%が「売り手」に、残りの50%が「NFT保有者」に配布されています。
そのため、RaribleでNFTを販売・購入すれば、同時にRARIトークンを貯めていくことも可能です。
また、Raribleは将来性が高いです。その理由としては「OpenSeaと提携している」ことと「約15.8億円の資金調達をしている」ことの2つが挙げられます。
「ヴェンロック・キャピタル(Venrock Capital)」「ゼロワン・アドバイザーズ(01 Advisors)」「コインファンド(CoinFund)」の大企業3社から巨額の資金提供を受けていることから、Raribleへの期待の高さが伺えます。
\世界トップクラスのNFTマーケットプレイス/
MagicEden(マジックエデン)
名称 | Magic Eden |
販売手数料 | 2% |
対応チェーン | ソラナ(イーサリアム対応予定) |
設立 | 2021年9月 |
運営会社 | Magic Eden社 |
おすすめの海外NFTマーケットプレイスの3つ目は「MagicEden」です。
Magic Edenは「Solanaチェーン」をベースに作られた、NFTマーケットプレイスです。
Solanaチェーンのマーケットプレイスになるので、売買の際に使われる通貨は「SOL」になります。
そんなMagic Edenの特徴は、下記のとおりです。
Magic Edenの特徴
- Solanaチェーンの中で最大規模のNFTマーケットプレイス
- ガス代が安い
- 取引件数でOpenSeaを上回ったことがある
- STEPNが取り扱われている
Magic Edenは、Solanaチェーンの中で最大規模を誇るNFTマーケットプレイスです。
DappRadarというDapps(分散型アプリケーション)ランキングサイトでは、記事執筆時点(2022年11月現在)でMagic Edenが取引量トップを誇っています。
また、Magic EdenはSolanaチェーンのためガス代がとても安く、数十円程度で済みます。「イーサリアムチェーン」のガス代はタイミングによって変わり数千円~数万円かかるのに比べると、NFT購入費用をトータルで安く抑えることのできるNFTマーケットプレイスとなります。
他にも、2022年5月に「1日の取引件数がOpenSeaを超えた」ことが、話題になりました。「取引額」はまだまだOpenSeaには及びませんが、取引件数の高さからMagic Edenの需要の高さが伺えます。
ただし、この記事を執筆時(2022年11月)でソラナチェーンの存続が危ぶまれているため、イーサリアムチェーンへの対応が急務のマーケットプレイスとなっています。
\Solanaチェーン最大規模のNFTマーケットプレイス/
これもう見た? STEPNの始め方完全ガイド|攻略法も仮想通貨歴6年が解説!
X2Y2(エックスツーワイツー)
名称 | X2Y2 |
販売手数料 | 2% |
対応チェーン | イーサリアム |
設立 | 2022年2月 |
運営会社 | X2Y2 |
おすすめの海外NFTマーケットプレイスの4つ目は「X2Y2」です。
X2Y2は、サービス開始時にOpenseaユーザーを対象にX2Y2トークンを無料配布(エアドロップ)した事で、話題になったマーケットプレイスです。
X2Y2の特徴は、下記の5つが挙げられます。
X2Y2の特徴
- 「OpenSeaの最も強力なライバルになる」ことをミッションとしている
- 取引手数料がOpenSeaより安い
- X2Y2トークン(ガバナンストークン)を発行
- 複数作品の直接購入や3D/VR表示での取引など新機能搭載も予定されている
- tofuNFTと提携
X2Y2は「OpenSeaの最も強力なライバルになる」ことを、目標に掲げています。
実際に取引手数料が2%とOpenSeaの2.5%より安い。中央集権的な点が問題視されているOpenSeaの上を行くために「最終的にはDAO(分散型自律組織)を目指している」という点など、非常にOpenSeaを意識した展開を行っています。
また、2022年9月13日には、NFTマーケットプレイス「tofuNFT」と提携することも発表しています。
tofuNFT📛The largest multichain NFT marketplace
@tofuNFT
📢We are excited to announce an official partnership with
@the_x2y2
⭕️X2Y2 is the leading decentralized NFT marketplace on Ethereum, and we will promote collaboration on both the business and development sides.
(和訳)the_x2y2との公式パートナーシップを発表できることを嬉しく思います。X2Y2 は Ethereum 上の主要な分散型 NFT マーケットプレイスであり、ビジネスと開発の両面でコラボレーションを促進します。
Twitterより引用
そのため、今後どのような展開になるか注目していきたい1社です。
\OpenSeaのライバルになることを掲げるマーケットプレイス/
SuperRare(スーパーレア)
おすすめの海外NFTマーケットプレイスの5つ目は「SuperRare」です。
SuperRareは2018年4月にローンチされたマーケットプレイスです。
SuperRareの持つ特徴は、下記の通りです。
SuperRareの特徴
- 出品する為には審査を突破する必要がある
- ガバナンストークンRARE
- VRギャラリーでNFTを公開
SuperRareは、誰でも簡単の出品できるわけではなく「NFTの希少性やクリエイターの知名度」などを基準にした審査をクリアしないと出品できません。
そのため、出品されているNFTの質が高いことで有名です。
また、SuperRareで購入したNFTはVRギャラリーで公開され第三者も閲覧が可能と言う珍しいサービスも展開しています。鑑賞目的が第一ですが、VRギャラリー内での売買もすることができます。
他にも、独自のガバナンストークン「RAREトークン」を発行していて、今後はRAREトークンホルダーの投票に基づいて意思決定が行われるようになる予定です。
このように、SuperRareは他のマーケットプレイスにない特徴を多く持っています。
\高品質なNFTを探せるマーケットプレイス/
tofuNFT(トウフ)
名称 | tofuNFT |
販売手数料 | 5% |
対応チェーン | イーサリアム、ポリゴン、BNB等を含める28種類 |
設立 | 2021年10月 |
運営会社 | 株式会社COINJINJA |
おすすめの海外NFTマーケットプレイスの6つ目は「tofuNFT」です。
tofuNFTは、日本発のNFTマーケットプレイスです。日本発ですが、tofuNFTは海外でまずサービスをスタートさせたため海外マーケットプレイスの1つとして紹介します。
tofuNFTの特徴は、下記の通りです。
tofuNFTの特徴
- 日本企業のCOINJINJAが運営するNFTマーケットプレイス
- マルチチェーンに対応している
- GamiFiに特化
- 日本発のマーケットプレイスながら世界中の人が利用可能
- X2Y2と提携
tofuNFTは、累計70万DL以上の「コイン相場」という相場アプリ等の、Web3サービスを提供している企業「COINJINJA」が運営しているマーケットプレイスです。
tofuNFTは28種類以上のチェーンに対応していて、ここまで多くのチェーンに対応しているマーケットプレイスは少ないです。
「海外のマーケットプレイスを使うのが怖い」という方でも、tofuNFTは日本の企業が運営しているので、比較的安心して取引ができると思います。
また、先程のX2Y2でも解説しましたが、tofuNFTとX2Y2は提携を発表しています。そのため、今後の展開次第ではさらに注目される可能性を秘めているマーケットプレイスです。
\世界市場に通用する日本発のNFTマーケットプレイス/
topaz(トパーズ)
名称 | topaz |
対応チェーン | アプトス |
設立 | 2022年10月 |
運営会社 | topaz |
おすすめの海外NFTマーケットプレイスの7つ目は「topaz」です。
topazは、2022年10月にローンチされたAptosチェーンのNFTマーケットプレイスです。
topazの特徴は下記の通りです。
topazの特徴
- Aptosチェーンで取引量が一番多いマーケットプレイス
- 累計取引額がリリースからわずか5日間で約3億円(200万ドル)目前にまで到達
Aptosは元Metaのエンジニアが、Meta専用開発言語「Move」で開発したLyer1ブロックチェーンです。バイナンスラボもAptosに出資していることから、多くの注目を集めているブロックチェーンです。
そのAptosチェーン上で既にいくつかNFTマーケットプレイスが稼働していて、その中でも「topaz」は取引量が一番多いので注目すべきマーケットプレイスです。
また、Aptosは「イーサリアムキラー」と呼ばれているソラナチェーンよりも高い性能を持つことから「ソラナキラー」と期待されているチェーンです。
topazについてもAptos同様に注目されており、今後クリエーターの増加、取引量の増加が期待できるマーケットプレイスの一角と言って良いでしょう。
\Aptosチェーン期待のNFTマーケットプレイス/
これもう見た?Topazとは?特徴や使い方を解説
おすすめの海外大手取引所のNFTマーケットプレイス2選
多くの方が利用している、大手の海外取引所もNFTマーケットプレイスを運営しています。
有名な取引所だと、下記の2つが挙げられます。
どちらも、取引所のアカウントを持っていれば利用可能です。
また、それぞれ決済は取引所内の現物ウォレットにある通貨で行うので、メタマスクなどのウォレットに通貨を送金する必要は無くなり、送金手数料を安く抑えられます。
普段、海外取引所で仮想通貨トレードをよく行う方は、是非チェックしておきましょう。
では、それぞれの取引所が運営するNFTマーケットプレイスの特徴について解説していきます。
BinanceのNFTマーケットプレイスの特徴
名称 | Binance NFT |
販売手数料 | 1% |
対応チェーン | BSC、イーサ |
設立 | 2021年6月 |
運営会社 | Binance |
世界最大級の仮想通貨取引所「Binance」も、NFTマーケットプレイスを運営しています。
Binanceが運営するNFTマーケットプレイスの特徴は、下記の通りです。
BinanceのNFTマーケットプレイスの特徴
- バイナンスブランドによる集客力の高さ
- ミステリーBOXというガチャ機能NFTがある
- 購入に使える通貨はBNB・BUSD・ETHの3種類
- ガス代が安い
- NFT作成には条件がある
ユーザ数が9,000万人を超えていると言われていて、仮想通貨取引所の中ではトップのポジションを持っているのがバイナンスです。
そのため、ユーザー獲得が容易であり流動性(取引量)が高くなりやすいです。
また、最近では2022/11/18に「サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド氏」が、バイナンスでNFTコレクションをオークション式で販売することが発表されています。
引用源:Binance Blog
NFTは「ロナウド氏のキャリアを決定づけたバイシクルキックからポルトガルでの子供時代まで、人生における象徴的な瞬間」がデザインされているとのことです。
この様に世界的なスターと提携できるのは、バイナンスのブランド力が高いからこそ。
今回のNFTコレクション発売から多くの注目を集めるはずですし、今後ロナウド氏はもちろん、色々な著名人がバイナンスでNFT作品を出品することも考えられます。
そのため、バイナンスのNFTマーケットプレイスも今後注目しておくべき1つです。
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これもう見た? Binance(バイナンス)の評判は?メリット・デメリットから評価!口コミも調査
これもう見た?バイナンス(BINANCE)の登録・口座開設方法を画像付きで徹底解説【PC&スマホ】
BybitのNFTマーケットプレイスの特徴
名称 | Bybit NFT、GraPic |
販売手数料 | 1% |
対応チェーン | イーサ、ソラナ |
設立 | 2022年1月 |
運営会社 | Bybit |
続いて、Bybitが運営するNFTマーケットプレイスです。
Bybitはデリバティブ取引に向いている取引所として、多くのシェアを集める海外取引所です。
BybitのNFTマーケットプレイスの特徴は、下記の通りです。
BybitのNFTマーケットプレイスの特徴
- サプライズボックスというガチャ機能NFTがある
- 通常とは異なる「GraPic」というブランドがある
- ガス代無料(GraPic)
- NFTの合成/バーン/ステーキング機能(GraPic)
- USDTを使って取引
BybitのNFTマーケットプレイスは、他にはない「GraPic」と言うブランドが特徴的です。
「GraPic」では、買ったら保有しておくだけになるNFTに、ステーキング機能がついているマーケットプレイスとなります。
「合成/バーン/ステーキング」機能は2022年9月に実装されたばかりなので、本記事執筆時点ではそれほど数はありませんが、「NFT購入=資産運用」の形として広まる可能性の十分あるマーケットプレイスと言えます。
今後、注目・期待されるNFTがBybitのマーケットプレイスで多く出品されるようになれば、利用者も増えていくことが予想できるので、今のうちからチェックしておきましょう。
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これもう見た? Bybit(バイビット)の評判と安全性は?14の長所と2つの短所!
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おすすめの国内NFTマーケットプレイス6選
次は、国内でおすすめするNFTマーケットプレイスを6つ紹介していきます。
国内のNFTマーケットプレイスであることから、日本円で決済できる所も多いので、ぜひチェックしておいてください。
おすすめの国内NFTマーケットプレイスは、下記の通りです。
おすすめの国内NFTマーケットプレイス
- コインチェックNFTβ版
- Adam by GMOβ版
- LINE NFT
- 楽天NFT
- NFT Studio
- SBINFT Market(旧 nanakusa)
それぞれ解説していきます。
コインチェックNFTβ版
名称 | コインチェックNFTβ版 |
販売手数料 | 10% |
対応チェーン | なし(オフチェーン取引) |
設立 | 2021年3月 |
運営会社 | 株式会社コインチェック |
おすすめの国内NFTマーケットプレイスの1つ目は「コインチェックNFTβ版」です。
名前から分かる通り、コインチェックが運営しているNFTマーケットプレスです。
他の海外取引所の様に独立している訳ではなく「コインチェックの1サービス」の様な立ち位置です。
そのため、コインチェックで口座開設をしないと利用することはできません。
コインチェックNFTβ版の特徴は、下記の通りです。
コインチェックNFTβ版の特徴
- 大手仮想通貨取引所のコインチェックが運営
- オフチェーン取引で取引時のガス代無料
- 決済対応通貨が多い
コインチェックNFTβ版の一番の特徴として「オフチェーン取引」が挙げられます。オフチェーン取引とは「ブロックチェーンに取引履歴を残さない取引法」でして、これにより取引手数料が無料になります。
また、コインチェック内の「1サービス」であるNFTマーケットプレイスなので、コインチェックで取り扱っている通貨の大半で決済が可能です。(作品によって通貨が指定されています)
他にも、マーケットプレイスにウォレットを接続する必要がなくなったことから、ウォレットに通貨を送る必要がなくなり「送金手数料を抑えること」にも繋がっています。
出品されている作品は主に「NFTゲーム内のアイテム」「カードゲーム」等を中心に取り扱っています。
中でも注目されているのはThe SandBoxというマインクラフトの様なメタバース・ゲーム内で使える「LAND(土地)」や、「一番最初のNFT」と呼ばれるCryptoPanksの新プロジェクトとなる「The Meebits」の2つです。
The SandBoxのLANDについては、初売り時に出品から3秒以内に購入される程の人気を誇り、The Meebitsについては99ETH(約3,500万円)で売却されたこともあります。
この様な、世界的に見ても人気NFT作品・アイテムを、コインチェックNFTβ版なら売買することができます。
\初心者でも始めやすい取引所/
これもう見た? コインチェックの始め方総まとめ!口座開設から使い方まで徹底解説!
これもう見た? The Sandbox(サンドボックス)の始め方完全ガイド|遊び方や稼ぎ方も徹底解説!
これもう見た? The Sandbox(サンドボックス)の土地(land)購入方法と価格を解説!
Adam by GMO
名称 | Adam by GMO |
販売手数料 | 5% |
対応チェーン | イーサリアム |
設立 | 2021年8月 |
運営会社 | GMOアダム株式会社 |
おすすめの国内NFTマーケットプレイスの2つ目は「Adam by GMO」です。
Adam by GMOとは、仮想通貨取引所「GMOコイン」を運営するGMOインターネットグループが手がけるNFTマーケットプレイスです。
厳密に言うと、GMOインターネットグループ傘下の「GMOアダム株式会社」が運営しています。
Adam by GMOが持つ特徴は、下記の通りです。
Adam by GMOの特徴
- 大手仮想通貨取引所「GMOコイン」で有名なGMOグループが運営
- 日本円決済に対応
- 多くの日本著名人が出品している
Adam by GMOは仮想通貨ETHでの決済だけでなく、日本円で決済することが可能です。支払方法は主に「クレジットカード払い」「銀行振込」になります。
「NFTに興味があるけど、仮想通貨を買うのは怖い」と考えている方は、Adam by GMOの様な日本円決済に対応しているNFTマーケットプレイスを選ぶのがオススメです。
また、Adam by GMOは日本の著名人が多く作品を出品していることでも知られています。
具体的にNFT作品を出品している著名人は、下記のとおりです。
Adam by GMOで出品している著名人
- 坂本龍一
- 小室哲哉
- 井上尚弥
- ヒカル(Youtuber)
- K-1 WORLD GP
上記で挙げた方以外にも、多くの著名人がNFT作品を出品しています。
出品しているクリエイターたちは、日本人にとって馴染みのある方が多いので「NFTを初めて触る」という観点からオススメできるマーケットプレイスです。
\初めてのNFTならAdam by GMO/
LINE NFT
名称 | LINE NFT |
販売手数料 | 無料 |
対応チェーン | 独自のブロックチェーン「LINE Blockchain」 |
設立 | 2022年4月 |
運営会社 | LVC株式会社 |
おすすめの国内NFTマーケットプレイスの3つ目は「LINE NFT」です。
LINE NFTは、その名前の通りチャットアプリ「LINE」が運営するNFTマーケットプレイスで、LINEの仮想通貨ウォレット「LINE BITMAX Wallet」内にあるマーケットのことです。
そんな、LINE NFTの特徴は下記の通りです。
LINE NFTの特徴
- 大手チャットアプリ「LINE」が運営している
- LINE Payを使って、日本円で決済できる
- LINEで友達にNFTを送付可能
- ガス代(取引手数料)が発生しない
- OpenSeaのように一般人が自分の作品を出品することはできない
LINE NFTを利用する場合は複雑な口座開設作業などは必要なく、LINEアカウントさえあれば簡単にはじめることが可能です。
また、現金(LINE Pay)で支払いが可能なため「Adam by GMO」と同様に、初めてNFTを触る場合に向いているマーケットプレイスです。
NFTの購入はLINE Pay(現金)か、LINEの独自仮想通貨「LINK」で決済でき、購入したNFTはLINE BITMAX Walletにて管理できます。
仮想通貨LINKは、LINEの関連会社であるLVC社が発行している通貨です。
LINE NFTでは主に、下記の著名人・企業がNFT作品を出品しています。
LINE NFTで出品している著名人・企業
- もも色クローバーZ
- 香取慎吾
- よしもとNFTシアター
- 内村航平
- Jリーグ トレーディングサッカー
- スクウェア・エニックス
ただ、LINE NFTは自分でNFTを作って販売すること(一時販売)はできません。販売する場合は一時で購入した物を、二次流通で販売することになります。
また、LINE NFTで購入したNFTの活用方法は、下記の3つに限られています。
- LINE NFT上で保管する
- 二次販売する
- 友人にプレゼントする
そのため、他のマーケットプレイスに出品したり、メタバース空間に持ち出して飾ったりすることもできないので注意してください。
\LINEが運営するNFTマーケットプレイス/
楽天NFT
名称 | 楽天NFT |
販売手数料 | 無料 |
対応チェーン | 自社ブロックチェーン |
設立 | 2022年4月 |
運営会社 | 楽天グループ |
おすすめの国内NFTマーケットプレイスの4つ目は「楽天NFT」です。
その名前の通り、大手通販サイト「楽天グループ」が運営するNFTマーケットプレイスです。
楽天NFTの特徴は下記の通りです。
LINE NFTの特徴
- 楽天IDで簡単に使える
- クレカ決済可能
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- 仮想通貨が不要
上記の通り、楽天ユーザーに嬉しい機能が多々用意されています。
多くのマーケットプレイスでは「多少のブロックチェーンの知識」や「ウォレットの使い方」「仮想通貨」が必要になりますが、楽天NFTの場合は必要ありません。
また、国内の大手企業が運営しているマーケットプレイスなので「仮想通貨・海外マーケットプレイスが怖い」という方でも、安心して利用することができます。
\楽天グループが運営するNFTマーケットプレイス/
NFT Studio
名称 | NFT Studio |
販売手数料 | 一時販売:20%、二次販売:10% |
対応チェーン | ポリゴン、LINE Blockchain |
設立 | 2021年3月 |
運営会社 | CryptoGames |
おすすめの国内NFTマーケットプレイスの5つ目は「NFT Studio」です。
NFT Studioは「CryptoGames株式会社」が運営するNFTマーケットプレイスになります。
NFT Studioの特徴は、下記の通りです。
NFT Studioの特徴
- GoogleやTwitterのアカウントがあれば購入できる
- クレカ対応
- ガス代が安いPolygonチェーンを採用
メタマスク等のウォレットを接続してNFTを購入することもできますが「Google」や「Twitter」等のアカウントを連携させることでも購入ができる様になります。
また、購入の際は仮想通貨だけでなく、クレジットカードにも対応しているので「メタマスクやウォレットって難しそう」と感じる方でも、気軽に購入しやすいのもポイントです。
他にも、ガス代(手数料)が安いPolygonチェーンを採用しているので、イーサリアムチェーンを採用しているマーケットプレイスに比べて安くNFTを購入できます。
\SNS連携で利用できるNFTマーケットプレイス/
SBINFT Market(旧 nanakusa)
名称 | SBINFT Market(旧・nanakusa) |
販売手数料 | 10% |
対応チェーン | イーサ、ポリゴン |
設立 | 2022年3月 |
運営会社 | SBINFT株式会社 |
おすすめの国内NFTマーケットプレイスの6つ目は「SBINFT Market(旧・nanakusa)」です。
SBINFT Marketは、ブロックチェーンを活用したプラットフォーム事業を行うSBIグループのグループ会社「SBINFT株式会社」が運営するNFTマーケットプレイスです。
元々「nanakusa」という名前のマーケットプレイスでしたが、2022年3月頃にリブランディングし「SBINFT Market」に改名されました。
SBINFT Marketの特徴は、下記の通りです。
SBINFT Marketの特徴
- SBIグループのグループ会社が運営
- 販売方法が2種類
- パブリックブロックチェーン採用
- クレカ対応
SBINFT Marketの販売方法は「通常販売」と「オークション販売」の2種類が用意されています。
「オークション販売」は通常販売と比べるとある程度需要のあるNFTを販売する際は高く売りやすいと言う特徴があります。
ただ、国内のNFTマーケットプレイスの多くは「独自チェーン」や「オフチェーン」を採用する傾向が高いですが、SBINFT Marketはパブリックブロックチェーン(EthereumやPolygon)での取引のため、メタマスクの準備等仮想通貨知識が必要な分少し利用ハードルは上がります。
しかし、SBIグループ傘下が運営していることから、信頼度は高いとNFTマーケットプレイスです。
\SBIグループが運営するNFTマーケットプレイス/
NFTマーケットプレイスの選び方
ここまでで、おすすめのNFTマーケットプレイスを紹介してきましたが、他にもNFTマーケットプレイスは多く存在しますし、今後どんどん増えてくるはずです。
そのため「NFTマーケットプレイスの選び方」についても解説していきたいと思います。
NFTマーケットプレイスを選ぶ際のポイントは下記の3つです。
NFTマーケットプレイスの選び方
- どのNFTプロジェクトが出品されているか
- 取引件数・取引高の高さ
- 手数料の安さ
それぞれ解説していきます。
どのNFTプロジェクトが出品されているか
NFTマーケットプレイスを選ぶ際のポイントの1つ目は「どのNFTプロジェクトが出品されているか」です。
例えば、現実世界での買い物なら、異なる場所の異なる店舗でも同じ商品が販売されていることは普通にあることだと思います。しかし、NFTの場合は違います。
基本的にNFTは1点物(複製はできてしまいますが、本物であることが証明できます)なので、1つのNFTプロジェクトが複数のマーケットプレイスで販売されることはありません。
技術的には可能ですが、複数のマーケットプレイスで販売してしまうと「NFTプロジェクトの価値が落ちてしまう」ので、運営がその様なことはしないはずです。
ですから「自分の買いたいNFTプロジェクトはどのマーケットプレイスで販売しているのか」をリサーチして、使うマーケットプレイスを選ぶことがポイントです。
取引量・取引高の高さ
NFTマーケットプレイスを選ぶ際のポイントの2つ目は「取引量・取引高の高さ」です。
「取引量や取引高が高い」ということは、取引が頻繁に行われている(流動性が高い)ということです。
マーケットプレイスの取引量が高ければ、NFTを売りたい時に売りやすいです。
逆に、取引量が少ない(流動性が低い)と、自分がNFTを売りたいタイミングで売れない、もしくは売りづらくなってしまいます。
そのため、NFTマーケットプレイスを選ぶ際は、そのマーケットプレイスの「取引量・取引高」がどのくらいなのか、チェックする様にすることも大切な基準となります。
手数料の安さ
NFTマーケットプレイスを選ぶ際のポイントの3つ目は「手数料の安さ」です。
NFT売買において手数料が発生するタイミングは次の場合です。
NFTマーケットプレイスで手数料が発生するタイミング
この手数料は3種類に分かれており、それぞれは以下の名称で呼ばれています。
NFTマーケットプレイスで発生する手数料
ロイヤリティ料:
ロイヤリティ料は、二次流通でNFTを販売する際に引かれる手数料のことです。
NFTが二次流通で取引される度に、取引額の一部がNFT作成者に「ロイヤリティ収入」として入ります。
販売手数料:
販売手数料は「プラットフォーム使用料」という様な意味合いで、販売手数料がNFTマーケットプレイスの収入になります。
ガス代:
ガス代は「ネットワーク使用料」のことで、NFTを売買する際やNFTを送付する際など何らかアクションを起こした場合に発生する手数料です。
「ロイヤリティ料」はNFT作成者が決めるので「消費者側」や「マーケットプレイス側」が決めることはできません。そのためNFTマーケットプレイス選びで気にすべきは「販売手数料」と「ガス代」の2つになります。
「販売手数料」はマーケットプレイス毎によって違います。そのため、利用するマーケットプレイスの「手数料が安い」は1つの判断項目となります。
「ガス代」については、マーケットプレイスが「どのブロックチェーン上に開発されているか」によって変わります。メジャーである「イーサリアムチェーン」のマーケットプレイスは主流ではありますが、ガス代が高くなる傾向です。
対して「ポリゴンチェーン」や「ソラナチェーン」で開発されたマーケットプレイスは、シェア率は低いものの、イーサリアムチェーンに比べるとかなりガス代が安いです。
ただ、ここで難しい部分が「ほしいNFTを扱っているマーケットプレイスなのか?」と言う部分です。
先ほど話したようにNFTは販売するマーケットプレイスが限定していますから、販売手数料が安く、ガス代が安いマーケットプレイスで扱っていない場合があります。
そのため、基本的には「販売手数料が約2.5%」「ロイヤリティ料が約10%」を一つの目安にすると良いでしょう。
ガス代については時間帯によって変わってくる部分なので、「取引の少ない時間帯を狙う」が一番安くつきますが、NFTは1点物なので「見つけたらすぐに買う」も必要な選択となるため自分自身で妥協点は探さなくてはいけない部分です。
筆者がおすすめするNFTマーケットプレイスランキングNo.1
複数のNFTマーケットプレイスをご紹介しましたが、筆者が一番おすすめするNFTマーケットプレイスは「OpenSea」です。
やはり、世界最大規模のマーケットプレイスであることは強いですし「本格的にNFTを楽しむ・NFT投資で稼いでいく」ためには現状OpenSeaが必須です。
その理由は、主に下記の理由が挙げられます。
OpenSeaを1番におすすめする理由
- ブルーチップ銘柄が権並OpenSeaで出品されている
- 国内の人気PJも、ほぼすべてと言っていいほどOpenSeaで出品されている
- 知名度・信頼度が高い
- NFT生成時(画像をNFT化する)のガス代が無料
現状「OpenSea以外に使いたいと思える程のマーケットプレイスが出てきていない」というのが筆者の正直な意見です。
国内のプロジェクトでも「NFTプロジェクトを立ち上げる=OpenSeaで販売する」という構図が出来上がっています。
今後、OpenSeaを超えるマーケットプレイスが現れれば、シェア率が変わっていくと思いますが、しばらくはOpenSeaがトップを牽引し続けるはずです。
そのため、NFT初心者ならば、まずはOpenSeaでNFTを見る目を養うのがNFT分野に入るための早道と考えます。
NFTマーケットプレイスの使い方
おすすめのNFTマーケットプレイスのご紹介が終わったところで、次に「NFTマーケットプレイスの使い方」について見ていきましょう。
使い方は、今後使うことになる可能性が高い「OpenSea」を例に解説します。
OpenSeaで使う主な機能は、下記の2つです。
NFTマーケットプレイスで主に使う機能
- NFTを購入する方法
- NFTを出品(販売)する方法
どちらも難しい手順はありませんので、以下の解説文を読んでゆっくり進めていきましょう。
NFTを購入する方法
OpenSeaでNFTを購入する方法は、主に2つあります。
OpenSeaでNFTを購入する方法
- 提示価格で購入する方法
- オファーを出して購入する方法
順番に解説していきます。
NFTを提示価格で購入する方法
NFTを提示価格で購入する方法は、一般的な購入方法です。
基本的なNFTの買い方は、現実世界で買い物をする様に提示されている価格で購入することになります。
STEP
まず購入したいNFTプロジェクトを見つけて、販売ページにアクセスしてください。
販売ページにアクセスできたら、購入したいNFTをクリックします。
STEP
下記のポップアップが表示されるので「購入を完了する」をクリックしてください。
その後はガス代の確認画面が表示され、画面の指示通りに進めていけば購入できます。
NFTにオファーを出して購入する方法
「オファーを出して購入する」方法は、現状販売されていない誰かが保有しているNFTを買いたい場合に行う手法です。
そのNFTを保有している人にオファーを出し、相手が合意してくれれば購入ができます。もちろん、相手が合意してくれない限り購入することはできません。
STEP
まず、購入したいプロジェクトの販売ページから「購入したいNFT」をクリックしてください。
STEP
すると、下記のポップアップが表示されるので「チェックボックスをチェック」してください。
STEP
下記の画面が表示されたら「希望価格」「オファー期間」を入力→「オファーを提示」の順で進めれば、オファー完了です。
ホルダー側が了承すれば、NFTを購入できます。
NFTを出品(販売)する方法
NFTを購入する方法をマスターしたら、次は出品する方法(売却する方法)をマスターしましょう。
STEP
まず、自分のプロフィール欄から、売りたいNFTを選択してください。
STEP
すると、下記の画面が表示されるので「販売」をクリックします。
STEP
販売設定画面が表示されたら「販売方式」「販売価格」「販売期間」を設定→「リスティングの掲載を完了」をクリックすれば出品完了です。
NFTを送る方法
誰か「知人」や「友人」にNFTを送りたい場合の手順についても、解説しておきます。
この方法は販売する場合ではなく、無料で送る場合の手順です。
ただ、この作業はとても簡単ですので、すぐに覚えられると思います。
STEP
まず、送りたいNFTをクリックして、下記の画面が表示されたら「紙飛行機マーク」をクリックします。
STEP
その後、下記の画面が表示されるはずなので「相手のウォレットアドレス」をコピー&ペースト→転送をクリックすれば、送付完了です。
ただ、この場合、NFTを送る側はガス代がかかるので、注意してください。
NFTマーケットプレイスを使う際の注意点
おすすめのNFTマーケットプレイスや、使い方について理解できたら、次は「使用時の注意点」について見ていきましょう。
NFTマーケットプレイスを使う際の注意点は、下記の3つです。
NFTマーケットプレイスを使う際の注意点
- ガス代の高騰に注意する
- 偽物のNFTプロジェクトに注意する
- NFTの画像が急になくなることがある
それぞれ解説していきます。
ガス代の高騰に注意する
NFTマーケットプレイスを使う際の注意点の1つ目は「ガス代の高騰に注意する」です。
先程、ガス代について少し触れましたが、ガス代は時期やタイミングによって価格が変動します。基本的に、ネットワーク混雑時はガス代が高くなる傾向です。
例えば、注目NFTプロジェクトのリリース時刻等は、かなりネットワークが混み合うのでガス代が高くなります。
そのため、Mint価格分のETHをウォレットに用意していたとしても、ガス代費用も用意しておかないとMintできません。
具体的なガス代が知りたい場合は、ガス代の現在価格を確認できるサイト「Eth Gas Station(イーサリアム ガスステーション)」を使うのがオススメです。
日時ごとの必要なガス代予想を見ることができるので事前に確認しておきましょう。
これもう見た? OpenSea(オープンシー)のガス代完全ガイド!ガス代はいくら?発生するタイミングは?
偽物のNFTプロジェクトに注意する
NFTマーケットプレイスを使う際の注意点の2つ目は「偽物のNFTプロジェクトに注意する」です。
Googleの検索窓の様に、OpenSea内にもNFTプロジェクトを検索する「検索窓」が用意されています。
しかし、その検索窓からNFTプロジェクトを検索することはあまりおすすめしません。
なぜなら、本物を装った「偽物の詐欺NFTプロジェクト」が検索結果に引っかかることがあるからです。
詐欺サイトかどうか判断する際に有効な対策方法は、下記の4つが挙げられます。
- NFTプロジェクトの公式Twitter or Discordから、販売ページにアクセスする
- 販売ページに公式のTwitterアカウントが紐付けられているか確認する
- 総取引量・フロア価格に違和感が無いか確認する
- 公式マークがついているか確認する
OpenSeaの販売ページは下記のように表示されるので、それぞれチェックするようにしましょう。
NFTの画像が急になくなることがある
NFTマーケットプレイスを使う際の注意点の3つ目は「NFTの画像が急になくなることがある」です。
これは「マーケットプレイスを使う際の注意点」というより「NFTを買う際の注意点」の様なものですが、「買ったNFTの画像が突然無くなってしまう」ということがあります。
この現象を理解する為には「フルオンチェーンのNFT」と「そうではないNFT」を理解すると分かりやすいです。
フルオンチェーンのNFTとは「NFTの画像データを含めた全ての情報がブロックチェーン上に記録されているNFT」のことです。
上記を読んだ際に「NFTの画像って、すべてブロックチェーン上に記録されているんじゃないの?」と感じた方がいるかと思います。しかし、大半のNFTは画像情報をブロックチェーン上には記録していません。
下記で詳しく解説します。
大半のNFTの「画像・動画」のデータは、ブロックチェーン上ではなく、ブロックチェーン外の「ファイルストレージにアップロードして保存」しています。そして、ブロックチェーン上には「画像を保存してあるファイルストレージのURL」を記録します。
つまり、画像情報に関しては「ブロックチェーン外から引っ張ってくる」ということです。
その為、ブロックチェーン外にある画像の保存先が「倒産」してしまったり「無くなってしまう」と、NFTの画像は消えてしまうのです。
逆に、フルオンチェーンのNFTは「画像データ」を含めた全ての情報が、ブロックチェーン上に刻まれています。つまり、イーサリアム(NFTを発行したブロックチェーン)が無くならない限り、NFTの画像が消えることはない、ということです。
ここまで読むと「だったら全てフルオンチェーンのNFTにした方がいいんじゃないか」と感じると思いますが、イーサリアムの一度に書き込める容量が少なく、高画質な画像・動画をフルオンチェーンNFTにすることは難しいのが現状です。
この理由が、大半のNFTがフルオンチェーンNFTではない理由です。
しかし、NFTの画像アップロード先に「IPFS」というサービスがあり、このサービスはブロックチェーンを使っている訳ではないのですが、分散型を特徴にしていて「画像が消えてしまう」というリスクを極限まで抑えることができます。
そのため、フルオンチェーンではなくとも、画像の保存先が「IPFS」であれば、画像が無くなる心配は少なくなります。
ここまで長い解説になってしまいましたが「画像の保存先によってはMFTの画像が無くなってしまうことも考えられる」ことを覚えておきましょう。
NFTマーケットプレイスに関するよくある質問 Q&A
最後に、NFTマーケットプレイスに関してよくある質問をご紹介します。
- NFT購入後に返品などは可能なのですか?
-
NFT購入後に返品することは出来ません。
NFTはアート作品として販売されることが多いですが、ブロックチェーンという技術の上に成り立っているものです。
Web3やブロックチェーンにある基本概念として「個人個人が自由にP2Pで取引していく、そこに中央の巨大な権力者はいない」ことを良しとします。
もちろん良い部分もありますが、裏を返すと「何かあってもサポートなどはなく、自己責任」ということです。
その為「NFTを買ったけど、やっぱり返品したい」といった場合でも、対応はしてもらえない、という意識でNFTを始める様にしましょう。
- マーケットプレイスへは誰でも出品できるのですか?
-
誰でも出品できるかどうかは、マーケットプレイスによって違います。誰でも出品できるNFTマーケットプレイスの方が多いですが、一部出品できないマーケットプレイスも存在します。
この記事で紹介した「LINE NFT」などは誰でも出品出来る訳ではありません。
出品できるかどうかはマーケットプレイス毎によって変わるので、事前にチェックしておきましょう。
- NFTマーケットプレイスに出品する際に手数料はかかりますか?
-
基本的に、出品すること自体には手数料はかかりません。
ただ、画像をNFT化(NFT生成時)する際はガス代が発生する場合が多いです。
OpenSeaでは以前まで、NFT化する際にガス代がかかりましたが、現在(記事執筆時点)ではNFT生成時のガス代も無料になっています。
出品時は自分の目的とガス代検討しながらマーケットプレイスを選ぶのもポイントと言える部分です。
- NFTマーケットプレイスで購入したNFTは、どこに保管されますか?
-
マーケットプレイス毎の「プロフィール欄」に保管されます。
ただ注意点として、NFT購入後に再度確認したい場合は「購入時に接続していたウォレットのアドレス」でマーケットプレイスに接続しないと確認することはできません。
例えば「NFT購入時に接続したウォレットとは別のウォレット」でマーケットプレイスに接続した場合や、購入時と同じウォレットではあるものの「購入時とは別のアドレスで接続した場合(メタマスク等は複数のアカウントを作成できる)」などでは、購入したNFTを確認することはできません。
マーケットプレイスにアクセスする際は、基本的にウォレットの接続を求められます。そして、接続したウォレットに応じてNFTが表示されるという仕組みです。
つまり、購入時と同じウォレット・アドレスで接続しなければ確認出来ないので、注意してください。
まとめ
おすすめのNFTマーケットプレイスについて、解説しました。
今回ご紹介した、NFTマーケットプレイスを再度まとめておきます。
海外・国内おすすめのNFTマーケットプレイス
海外NFTマーケットプレイス
- OpenSea
- Rarible
- Magic Eden
- X2Y2
- SuperRare
- tofuNFT
- topaz
海外大手仮想通貨取引所が運営するNFTマーケットプレイス
国内NFTマーケットプレイス
- コインチェックNFTβ版
- Adam by GMO
- LINE NFT
- 楽天NFT
- NFT Studio
- SBINFT Market(旧・nanakusa)
NFTの購入や、売買は少しハードルが高いと思いますが、まだまだ成長産業なので、早めに参入しておけば先行者利益を狙えます。
「NFTに興味があってこの記事に辿り着いた方」はぜひ、NFTをはじめてみてはいかがでしょうか。
NFTの始め方については、下記の記事で詳しく解説しているので合わせて確認しておいてください。
これもう見た? 【完全初心者向け】NFTの始め方・買い方を徹底解説【注意点・投資判断の解説あり】
また、NFTの購入には仮想通貨が必要になるので、事前に口座開設をしておきましょう。
参考文献
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