CoinTiger(コインタイガー)は2017年にサービスをスタートした、シンガポールに拠点を置く暗号資産取引所です。日本ではまだそれほど知名度はありませんが、全世界では200万人以上のユーザーがいる世界有数の取引所となっています。
日本の取引所とは違う魅力があるため、口座開設を考えている方も多いでしょう。しかし「いまいち登録方法がわからない」「本人確認や二段階認証の設定は必要なのだろうか」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
今回はCoinTiger(コインタイガー)の口座開設方法や本人確認方法、さらには利用する上でのメリット・デメリットについても簡単に説明します。
最後まで読めば、CoinTiger(コインタイガー)で取引を始めるまでの一連の流れが理解でき、安心してトレードを始められるようになりますよ!
目次
CoinTiger(コインタイガー)とは?概要と特徴
取引所名 | CoinTiger(コインタイガー) |
設立年月 | 2017年12月 |
代表者 | フランク・リン(Frank Ling) |
所在地 | シンガポール |
取引方法 | 現物取引、デリバティブ |
資産運用方法 | ステーキング、ローンチプール |
取扱通貨数 | 300種類以上 |
取引手数料 | 現物 Maker:0.08% Taker:0.15% 先物 Maker:0.03% Taker:0.07% |
ガバナンストークン | TCH(タイガーキャッシュ) |
追証 | なし |
最大レバレッジ | 125倍 |
入金手数料 | 無料 |
出金(送金)手数料 | 仮想通貨によって異なる BTC/0.0005BTC~、ETH/0.01ETH |
日本円入金 | 可 |
キャンペーン | 不定期開催 |
クレジットカード | 未対応 |
日本語対応・サポート | あり |
セキュリティ | 本人確認、2段階認証 |
金融庁から警告 | なし |
スマホアプリ | あり |
CoinTiger(コインタイガー)はアジアを中心に世界規模で展開を行っている仮想通貨取引所で、2019年半ばには200万ユーザーを突破しています。
日本での知名度はまだ低いようですが取引量は多く、CoinMarketCapのデリバティブ取引では全世界で3位となっています。
取引可能通貨も300種類を超えており、アルトコインの上場にも積極的なため今後の成長が期待できる取引所だといえるでしょう。
また複数のトップセキュリティ機関と提携しセキュリティ対策を行っているほか、仮想通貨プロジェクト開発に関わるコンサルティングや資金提供といった取り組みでも注目を集めています。
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CoinTiger(コインタイガー)のメリット・デメリット
CoinTiger(コインタイガー)を利用する際のメリットやデメリットについて簡単に説明します。
CoinTiger(コインタイガー)を利用するメリット
流動性が高い
CoinTiger(コインタイガー)は取引量が多く、流動性が高い取引所です。
デリバティブ取引では2021年12月現在の取引高でBinance、OKExにつぐ世界第3位となっています。
現物取引においても24時間取引高は¥42,938,544,892となっており、日本最大手の取引所Coincheckの3倍程となっているため、人気の取引所といえるでしょう。
取引参加者が多いため、売買のタイミングをあまり気にせずに取引をすることができます。
アルトコインの取扱銘柄が多い
300種類以上の通貨種類を取り扱っており、BITCNY(ビットシーエヌワイ)など他の取引所ではほとんど売買できない通貨も扱っています。今話題のNFTやDefi関連の銘柄もあるため、取引したい通貨がなく困る可能性はほとんどないでしょう。
基軸通貨としてBTC(ビットコイン)やUSDT(テザー)以外にもBUSD(バイナンスUSD)、USDC(USDコイン)、BitCNY(ビットシーエヌワイ)、TCH(タイガーキャッシュ)、sUSDT(STRIKE USDT)、ETH(イーサリアム)、XRP(リップル)を採用しており、柔軟な取引ができます。
独自トークンTCHを取り扱っている
独自で発行するTCH(タイガーキャッシュ)というトークンがあります。
今のところ通貨そのものの価値はほとんどありませんが、取引手数料が割引されることやTCH(タイガーキャッシュ)保有者を対象とするボーナスキャンペーンがあることなど、CoinTiger(コインタイガー)である程度取引を行う人にとっては持っておくとメリットが大きいでしょう。
またCoinTiger(コインタイガー)では、TCH(タイガーキャッシュ)の保有割合に合わせて配当を出しており、定期的にユーザーに還元する仕組みがあります。
最大125倍のレバレッジ取引
CoinTiger(コインタイガー)では最大125倍のレバレッジをきかせた取引が可能です。
これはBinance(バイナンス)やBybit(バイビット)のような海外最大手の取引所と比べてもかなり高い水準となっているため、少額の資金で大きな利益を狙いたい人にとってはぴったりの取引所といえるでしょう。
レバレッジを高くしてもゼロカットシステムを採用してるため、追証の心配はなく安心してトレードを行うことができます。
※ゼロカットシステムとは、投資額以上の損失を防止するシステムです。一定の基準に達するとロスカットが入るため、追証(おいしょう)と呼ばれる証拠金の追加入金を請求される心配がありません。
高レバレッジの取引をしたとしても、取引所に返済すべき借金を抱える心配はなく安心して取引を進めることができます。
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日本円入金対応
仮想通貨での入金以外に、銀行振り込みを用いた日本円での入金も可能です。
豊富なキャンペーン
初回取引時や新規通貨上場時に参加可能なキャンペーンやボーナスがもらえるキャンペーンを定期的に実施しています。
特に新規通貨上場時にはエアドロップが行われることも多く、将来性のある通貨を無料で入手できる機会も多いです。
ステーキングサービスあり
CoinTiger(コインタイガー)に仮想通貨を30日〜180日の期間預けることで利息が得られる、ステーキングサービスを行っています。
10種類以上のコースから選択することができますが、かなりの高利率となっており、中には年利300%を超えるコースもあるため効率よく資金を増やすことができるでしょう。
CoinTiger(コインタイガー)を利用するデメリット
日本語対応が微妙
公式サイトは中国語・英語をはじめとする複数の言語に対応しており、日本語にも対応しています。
ただし、精度はあまりよくないためそのままだと意味がわかりづらい部分が多くなっています。
Google翻訳や精度の高い翻訳アプリを別途用意し対応する必要があるでしょう。
通貨選びが難しい
取り扱い通貨が多く選択肢が多い反面、どの通貨で取引をするべきか迷ってしまうことがあるでしょう。
草コインの中には実質的な価値がほとんどないものや、資金を集める目的でつくられた詐欺コインとよばれるようなものも含まれる可能性があるため、特に初心者の方は十分な注意が必要です。
手数料が安くない
手数料が他の取引所と比べてあまり安くないため、こまめに売買を行うとコストがかさんでしまいます。成行注文をする場合には特に注意しましょう。
| 現物 | 先物 |
---|
Maker手数料 | 0.08% | 0.03% |
Taker手数料 | 0.15% | 0.07% |
セキュリティが不透明
分別管理やコールドウォレット管理など、顧客の資産管理の方法について開示している取引所も多いですが、CoinTiger(コインタイガー)ではセキュリティ対策について具体的に開示されていません。
利用者も多いため万が一の可能性は少ないと考えられますが、絶対とは言えませんので投資資金を分散させておくなど、各個人でできる対策をとっておいた方が無難です。
法定通貨での出金ができない
法定通貨での入金は可能ですが、出金については全て仮想通貨での引き出しとなります。そのため、日本円に交換したい場合は一度国内の取引所を経由する必要があります。
CoinTiger(コインタイガー)口座開設方法(登録方法)
CoinTiger(コインタイガー)の口座開設は無料です。手順さえわかれば3分ほどで完了しますので、開設方法について順に見ていきましょう。
口座開設に必要なもの
CoinTiger(コインタイガー)の口座開設は
これだけあれば進めることができます。
登録を進める際はスマホ画面だと公式サイトが見づらくなってしまうため、パソコンでの作業がおすすめです。
具体的な口座開設(登録)手順
まずは下記ボタンリンクをクリックし、CoinTiger公式サイトのアカウント作成画面へ移行します。
下記リンクより口座開設を行うと取引手数料が10%OFFになるキャンペーンを当サイト限定で開催しています。
上記リンクをクリックすると下記画面へ移行します。
①登録に使用する携帯番号またはメールアドレスを入力します。
②任意のパスワードを入力します。英語と数字を組み合わせることが必須です。
③次の画面に進みます。
①セキュリティチェックの画像がでますので、画像上部の指示に従って画像内のアイコンを順に選択します。
②OKを選択し次に進みます。
①最初に入力した電話番号宛に確認コードを記載したSMSが届きますので、入力します。
②登録完了を選択し、次に進みます。
「アカウントを作成しました」という画面が出れば、登録完了です。
CoinTiger(コインタイガー)二段階認証設定方法
CoinTiger(コインタイガー)では二段階認証を設定することができます。
セキュリティ対策を何もしていない場合、ハッキングにより多額の資金を失ってしまう可能性がありますので必ず設定しておきましょう。具体的な手順について説明します。
①公式サイト右上のアイコンを選択します。
②プルダウンメニューから「アカウントセキュリティ」を押し次に進みます。
画面真ん中の「Google 2FA」の右側にある「バインド」を押し次に進みます。
①APPストアで「Google Authenticator」をダウンロードします。他の取引所で二段階認証を設定する場合も必要となるアプリですので、この機会にダウンロードしておくのがおすすめです。
②アプリダウンロード後、カメラアプリを立ち上げQRコードを読み込むとGoogle Authenticatorが自動的に開きます。
自動的に開いた画面で「CoinTiger(コインタイガー)を追加しますか?」とでますので、「はい」を選択します。
6桁の認証キーが発行されたら、元の画面(CoinTIger公式サイト)に戻ります。
①「メール確認コード」と書いてあるところに、口座開設時に登録した電話番号を入力します。
②「発送」を選択します。
①SMSに届いた確認コードを入力します。
②先ほど取得したGoogle Authenticatorに表示されている認証キーを入力します。
③「バインド」を選択します。問題なければ画面が変わりますので、2段階認証の設定は完了です。
CoinTiger(コインタイガー)本人確認(KYC)方法
CoinTiger(コインタイガー)で本人確認(KYC)をする方法について、順に見ていきましょう。
本人確認を行うメリット
CoinTiger(コインタイガー)では本人確認は必須ではないため、登録後すぐに入金し取引を始めることができます。
ただし本人確認(KYC)を行うことで以下のようなメリットもあります。
- 銀行振り込みでの日本円入金が可能となる
- 出金上限額が1日10BTCになる
- キャンペーンへの参加、ボーナスの受け取り、エアドロップの受け取りが可能となる
- IEO(取引所が行う通貨の新規上場)への参加ができる
CoinTiger(コインタイガー)を頻繁に利用する人は実施すると使い勝手が良くなるでしょう。
また本人確認(KYC)を行わない場合、各種キャンペーンに参加できないためなるべく実施した方が良いです。
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具体的な手順
①公式サイトトップ画面右上のアイコンを押します。
②プルダウンメニューから「実名認証」を選択し次に進みます。
日本語表示ではパスポートの画像を提出するように表示されることがありますが、本人確認書類としてはパスポートまたは運転免許証が利用可能です。
①居住している国名を選択します。
②氏名をローマ字で入力します。例)Taro Tanaka
③確認書類のID(運転免許証番号、パスポート番号)を入力します。
④本人確認書類の表面画像をアップロードします。
⑤本人確認書類の裏面画像をアップロードします。
⑥提出を選択します。1〜2営業日で審査が完了し、メールが届けば本人確認の完了です。
CoinTiger(コインタイガー)入金方法
日本円で直接入金を行う場合、国際送金手数料をはじめとする各種手数料がかかる場合が多いため、基本的には仮想通貨での入金を行うのがよいでしょう。
仮想通貨を持っていない人は、一度国内の取引所でBTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)などの通貨を購入する必要があります。
入金の手順について見ていきます。
①公式サイトトップ画面右上のアイコンを押します。
②プルダウンメニューから「入金」を選択し次に進みます。
①入金する仮想通貨の種類を選択します。
②仮想通貨の入金先アドレスが表示されますので、入金先をコピーしておきます。
各個人で利用している取引所やウォレットからコピーしたアドレスに送金をすれば、入金完了となります。なお、XRP(リップル)送金の際はアドレスに加えてタグも必要ですので、注意してください。
CoinTiger(コインタイガー)取引画面の使い方
CoinTiger(コインタイガー)の取引画面について説明します。
スタンダードとプロ版の2種類が用意されていますが、機能に大差はなく見やすさも考慮するとスタンダードを利用するのがおすすめです。
トレードに必要な取引画面の見方・使い方について説明します。
①公式サイトトップ画面左上の「トレード」を押します。
②プルダウンメニューから「スタンダード版」を選択し次に進みます。
①指定した通貨ペアのチャートが表示されます。ローソク足と出来高を見ることができ、時間足の変更も簡単にできます。
②通貨ペアの指定や検索ができる画面です。間違った通貨ペアを選択しないように注意しましょう。基軸通貨ごとにソートすることもできます。
③指値・成行2種類の注文方法を指定できます。損切りの設定も可能ですので、レバレッジをかけた取引をする場合はかならず設定しておきましょう。
④売買についての設定ができる画面です。レバレッジの設定や数量を変更することができます。
⑤板状況や最新の取引状況(歩み値)の確認ができる場所です。プロ版ではこの部分の表示方法が若干異なります。
⑥保有しているポジションや過去に決済したポジション履歴を確認できます。
CoinTigerについてよくある質問
- 入出金時に手数料はかかりますか?
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入金時の手数料は無料です。出金時は通貨ごとに手数料が異なります。BTC(ビットコイン )は0.0005BTC、ETH(イーサリアム )は0.01ETHが手数料として発生します。
- クレジットカードでの入金はできますか?
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クレジットカードでの入金はできません。全て銀行振込となります。
- 日本円での出金は可能ですか?
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日本円での出金はできません。出金時は任意の仮想通貨に交換した上で、ウォレットなどへ送金処理を行う必要があります。日本円で受け取る場合には、国内仮想通貨取引所を利用しましょう。
- デモ口座はありますか?
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デモ口座はありません。取引方法などのチュートリアルについては、公式サイト上に画像で解説されているものが用意されています。
- 土日祝日は取引可能ですか?
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土日祝日含めた24時間365日取引可能です。定期的にメンテナンスが行われるため、その間は入出金含めて取引ができなくなりますが、公式サイト上のお知らせから、メンテナンス状況の確認をすることができます。
- 二段階認証は設定できますか?
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できます。CoinTigerにログイン後、画面右上の「account」をクリックし、「Security Center」→「Google 2FA」→「Bind」とクリックします。
その後、スマホアプリのGoogle Authenticatiorでバーコードを読み取り、確認コードを送信します。
まとめ
CoinTiger(コインタイガー)の口座開設方法や二段階認証設定、本人確認方法を中心に説明しました。CoinTiger(コインタイガー)では本人確認なしでも取引を始めることが可能です。
ただし豊富なキャンペーンを活用したり、日本円での入金をしたい場合などCoinTiger(コインタイガー)の機能を十分に使いこなすためには本人確認は必須といえるでしょう。
日本語対応が不十分な面もあるため、最初はやや使いづらさを感じる人もいるかもしれません。しかし本記事を読みながら操作すれば、入金方法や取引画面の見方については次第に慣れてくるでしょう。
ユーザー数も多く、新規通貨の上場にも積極的なCoinTiger(コインタイガー)は今後に期待ができる取引所です。まずは本記事を参考に口座登録してみてはいかがでしょうか。
これもうみた?Cointiger(コインタイガー)の評判と安全性|11のメリットと6つのデメリットを解説
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