- 次世代のレイヤー1ブロックチェーン「Sui」について特徴を解説
- Suiのエコシステム一覧やおすすめのDappを完全解説!
- この記事を読めばSuiエコシステムを利用する際の注意点や疑問点もすべて解決!
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目次
SuiエコシステムとDapp一覧表
レイヤー1ブロックチェーンSuiの概要
Suiは次世代レイヤー1ブロックチェーンとして注目を浴びているプロジェクトで、同じく次世代レイヤー1ブロックチェーンとして最近上場した「Aptos(アプトス)」の競合プロジェクトとみなされています。
Suiの特徴をまとめると次のようになります。
Suiの特徴
- Meta(元Facebook)で開発されたセキュリティに強いプログラミング言語「Move」を採用
- トランザクションの処理能力が高い
- 大手VCからの多額の資金調達に成功
- 2022年5月にDEVネットローンチ、2022年8月にテストネットローンチ
- メインネットローンチ間近(2022年末−2023年前半の予定)
Suiは、Meta社で開発されたプログラミング言語「Move」を採用した、セキュリティに強く高速トランザクションにも対応したブロックチェーンです。このことから注目度・将来性が非常に高く、大手VCからも多額の資金調達に成功し、ロードマップも順調に進んでいます。
また、直近に上場したAptosブロックチェーンの基軸通貨「APT」は時価総額ランキングで50位以内に入っていることから、Suiブロックチェーンの基軸通貨「SUI」も上場後、時価総額ランキング上位に入る可能性は十分あると予想されます。
上記のような特徴などからSuiではすでに非常に多くのエコシステム・Dappの開発がスタートしています。
エコシステムとは「ブロックチェーン上で構築されている経済圏」を意味します。一方、DApp(Decentralized Applications:分散型アプリケーション)とは、ブロックチェーンを利用して開発されるアプリのことです。
Suiはまだテストネットの段階にあり、メインネットのローンチも、基軸通貨「SUI」の発行も始まっていない状況です。にもかかわらずこれだけのエコシステムの開発がスタートしているのは注目度が高いことの表れと言えます。
本記事ではこの中から厳選した15のエコシステム・Dappを紹介していきます。
なお、Suiについてはこちらの記事でさらに詳しく解説しているので併せて読んでみてください。
これもう見た?仮想通貨Suiとは?注目のL1ブロックチェーンの特徴や将来性を徹底解説!
また、競合とされるAptosはこちらの記事で解説しているので次世代レイヤー1ブロックチェーンの将来性を感じてみましょう。
これもう見た?Aptos(アプトス/APT)とは?|L1ブロックチェーンの特徴や将来性を徹底解説!
Suiエコシステムのジャンル別DApp
本記事ではSuiのエコシステム・Dappを「分散型ウォレット」「DEX・DeFi」「NFT」「GameFi・SocialFi」「その他」の5つのジャンルに分けて紹介していきます。
各ジャンルで紹介するエコシステム・Dappは以下のようになります。
分散型ウォレット
Sui Wallet(スイウォレット) | Suiブロックチェーンの開発チームが手がけた分散型ウォレット |
Suiet(スイエット) | NFT管理機能が充実した分散型ウォレット |
Ethos Wallet(エトスウォレット) | ゲーム、NFT系DAppを利用するユーザー向けに設計された分散型ウォレット |
DEX・DeFi
MovEX(ムーベックス) | Suiエコシステム初のDEX、エアドロップ配布の可能性あり |
Suiswap(スイスワップ) | エアドロップ配布が期待できるSuiエコシステムのDEX |
OmniBTC(オムニBTC) | Omniチェーンからブリッジ予定のDEX |
NFT
BlueMove(ブルームーブ) | AptosとSuiのブロックチェーンに対応したマルチチェーンNFTマーケットプレイス。スマホアプリ版リリース済み |
Clutchy(クラッチー) | Onchain Identity機能を実装した、ゲーム系NFTに強いNFTマーケットプレイス |
KeepSake(キープセイク) | クリエイター向けのNFT作成機能が充実したNFTマーケットプレイス |
Sui Punks(スイパンクス) | 「Crypt Punks」の二次創作(ファンアート)NFT。イーサリアムブロックチェーンで始動し、今後Suiブロックチェーンでも展開予定 |
GameFi・SocialFi
SUI APES(スイエイプ) | Suiブロックチェーン初の「ゲームをプレイして稼ぐ」P2E(Play to Earn)プロジェクト |
Lucky Kat Studios(ラッキーキャット) | 2015年に設立されたNFTゲーム制作会社。累計ダウンロード数2億を超え、SuiブロックチェーンでGameFi関連の新プロジェクトを展開予定 |
Peeranha(ピーランハ) | TELOSブロックチェーンでローンチされた分散型Q&Aプラットフォーム。今後Suiブロックチェーンに対応予定 |
その他
Sui Name Service(スイネームサービス) | Suiブロックチェーン上で構築された分散型ネームサービス |
Wormhole(ワームホール) | 2021年にローンチし、20以上の有力ブロックチェーンに対応したブリッジDApp。今後、Suiブロックチェーンに対応予定 |
現在、Suiブロックチェーンはテストネットの段階にあり、今回紹介するエコシステム・DAppもほとんどが試作段階にありますが、今から触っておくと将来的なエアドロップを期待できるものが多くあります。
次章から各ジャンルごとにエコシステム・Dappの概要を紹介していくのでメインネットローンチに向けて早速準備をしても良いのではないでしょうか。
Suiのエアドロップを受け取れる可能性のあるエコシステム・Dappについてはこちらの記事でも解説しているので併せて読み進めてください。
これもう見た?【最新】仮想通貨エアドロップ情報まとめ
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SuiエコシステムのおすすめDApp【分散型ウォレット】
Suiブロックチェーンに対応したおすすめの分散型ウォレットDAppは以下の3つです。
Suiエコシステムのおすすめ分散型ウォレットDApp
- Sui Wallet(スイウォレット)
- Suiet(スイエット)
- Ethos Wallet(エトスウォレット)
分散型ウォレットDAppは、この後紹介するDEX・DeFiといった金融系DAppやNFT系DApp、GameFi・SoxcialFiのDAppを利用する上で必須となります。
分散型ウォレットとして最も有名なMetamask(メタマスク)はSuiブロックチェーン非対応のため、SuiエコシステムのDAppと接続することができません。そのため、Suiにかかわるならば専用ウォレットの準備が必要になってきます。
ちなみにリスク管理の観点から、ウォレットDAppは複数インストールし、それぞれのウォレットで資産を分散保管することを推奨します。
以下で上記3種類のウォレットを紹介するので早速準備を始めてみてください。
Sui Wallet(スイウォレット)
Sui Walletは、Suiブロックチェーンの開発チームが作った分散型ウォレットDAppです。
分散型ウォレットは、Suiエコシステムを利用するうえで必須となるDAppです。Sui Walletを手がけたのはSuiブロックチェーンの開発チームであるため、信頼性という点では申し分ないDAppです。
Sui Walletは現在、PCブラウザ「Google Chrome」の拡張機能でのみ利用可能で、スマホ非対応となっています。Suiブロックチェーンの成長に伴い、将来的にはスマホアプリ版もリリースされる予定です。
Suiet(スイエット)
Suietは、先ほど紹介したSui Walletに並び、Suiブロックチェーンにおける代表的な分散型ウォレットDAppの一つです。
Sui Walletと同じく、Suietも現在、PCブラウザ「Google Chrome」の拡張機能でのみ利用可能となっています。近々、スマホアプリ版も登場し、スマホユーザーでも使える環境となることは間違いないでしょう。
以下の記事で、Suietのインストール・初期設定について解説していますので、参考にして下さい。
これもう見た?Suiet(Sui Wallet)とは?特徴や始め方・使い方を解説!
Ethos Wallet(エトスウォレット)
Ethos Walletも、先に紹介したSui Wallet、Suietに並ぶ、Suiブロックチェーンにおける代表的な分散型ウォレットDAppの一つです。
Ethos WalletもSui Wallet、Suietと同じく、現在はPCブラウザ「Google Chrome」のみ対応しています。
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SuiエコシステムのおすすめDApp【DEX・DeFi】
Suiエコシステムのおすすめ金融系DApp【DEX・DeFi】
- MovEX(ムーベックス)
- Suiswap(スイスワップ)
- OmniBTC(オムニBTC)
今回紹介するSuiのDEX・DeFiは金融系DAppとなります。
特に「MovEX」と「Suiswap」は、将来的なエアドロップ配布が期待されているため、今のうちに触れておくのがおすすめです。
それぞれのエコシステムの概要は以下のようになります。
MovEX(ムーベックス)
MovEXは、Suiエコシステム初のDEXで、現在はDEVネット(開発者用の試作段階)が稼働しています。
現在MovEXで発行されているのはテストトークン(テスト用に発行され、換金不可能で通貨としての価値は無いトークン)ですが、今から触っておくと将来的にエアドロップを受け取れる可能性があるため、試しに利用してみるのがおすすめです。
以下の記事で、MovEXのエアドロップを受け取るために必要なタスクのやり方を解説していますので、参考にして下さい。
これもう見た?仮想通貨Suiとは?注目のL1ブロックチェーンの特徴や将来性を徹底解説!
Suiswap(スイスワップ)
Suiswapは、Suiエコシステムにおける主要DEXの一つです。シンプルなプラットフォームで、感覚的に操作できる使いやすさが売りとなっています。
現在はテストトークン「tSWP」が発行されている段階ですが、MovEXと同じように触っておくと将来的にエアドロップが配布される可能性があります。
OmniBTC(オムニBTC)
OmniBTCは元々OmniチェーンでローンチされたDeFiプロトコルです。
Omniチェーンはビットコインのブロックチェーン上に構築され、「レイヤー2のブロックチェーン」という意味で「ビットコイン2.0」と呼ばれています。
現在、実装しているのはスワップ機能のみですが、将来的にはレンディング機能を実装し、Suiネットワークへのブリッジが予定されています。
SuiエコシステムのおすすめDApp【NFT】
今回紹介するSuiエコシステムのNFT関連DAppは以下の4つです。
SuiエコシステムのおすすめDApp【NFT】
- BlueMove(ブルームーブ)
- Clutchy(クラッチー)
- KeepSake(キープセイク)
- Sui Punks(スイパンクス)
NFT分野は大手企業も参入し始め、今注目の分野の一つとなっています。そのためSuiチェーンが本格稼働すれば多くのNFTが集まる可能性が十分にあるので今から準備を始め、先行者利益を得るチャンスを作っておきましょう。
ちなみに、BlueMove(ブルームーブ)、Clutchy(クラッチー)、KeepSake(キープセイク)の3つは、いずれも将来的にエアドロップを受け取れる可能性があります。
NFTをあまり詳しくないと言う方は、こちらの記事でNFTの特徴や始め方をわかりやすく解説しているので参考にして下さい。
これもう見た?今話題の仮想通貨NFTとは?特徴と活用事例を初心者でも分かりやすく解説!
これもう見た?【完全初心者向け】NFTの始め方・買い方を徹底解説【注意点・投資判断の解説あり】
BlueMove(ブルームーブ)
BlueMoveは、AptosブロックチェーンおよびSuiブロックチェーンに対応したマルチチェーンのNFTマーケットプレイスです。今から触っておくと、今後エアドロップを受け取れる可能性があるためぜひ試してみて下さい。
またSuiエコシステムのDAppとしては珍しく、既にスマホアプリ版がリリースされています。
iPhoneはApp Store(アップストア)、AndroidスマホはGoogle Play Store(グーグルプレイストア)でBlueMoveのスマホアプリをインストール可能です。
Clutchy(クラッチー)
Clutchyは、GameFiのNFTに強いNFTマーケットプレイスです。BlueMoveと同じく、今から触っておくと将来的にエアドロップを受け取れる可能性があります。
さらにClutchyでは、「Onchain Identity(オンチェーン・アイデンティティ)」を実装予定で、これはSuiエコシステムのゲームやDAppを利用する際に使う自身のアカウントプロフィール画像をNFTとして作成できる機能です。
KeepSake(キープセイク)
KeepSakeはSuiネットワークの代表的なNFTマーケットプレイスの一つです。
KeepSakeはNFT作成機能が充実しており、クリエイター向けのNFTマーケットプレイスであると言えます。
こちらも将来的にエアドロップを受け取れる可能性があるため今から触っておくことをおすすめするマーケットプレイスです。
Sui Punks(スイパンクス)
Sui Punksは、Suiエコシステム初のNFTコレクションであり、最も勢いのあるNFTの一つです。
オリジナルのデザインは世界屈指の高級NFT「Crypt Punks(クリプトパンクス)」で、Sui Punksはクリプトパンクスの二次創作(ファンアート)NFTとなっています。
Suiメインネットのローンチに先立ち、イーサリアムブロックチェーンのNFTマーケットプレイス「X2Y2」で2022年8月にミントが実施され、即完売しました。現在は「X2Y2」の二次流通でのみ入手可能で、今後はSuiブロックチェーンで展開される予定です。
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SuiエコシステムのおすすめDApp【GameFi・SocialFi】
この記事で紹介するSuiエコシステムのGameFi・SocialFi系DAppは以下の3つです。
SuiエコシステムのおすすめDApp【GameFi・SocialFi】
- SUI APES(スイエイプ)
- Lucky Kat Studios(ラッキーキャットスタジオ)
- Peeranha(ピーランハ)
今回選んだSUI APES、Lucky Kat Studios、PeeranhaはどれもSuiエコシステム内におけるGameFi・SocialFiのDAppとして将来性が高いので、ぜひ参考にして下さい。
SUI APES(スイエイプ)
SUI APESは、Suiブロックチェーン初の「ゲームをプレイして稼ぐ」P2E(Play to Earn)プロジェクトです。
2022年10月、SuiブロックチェーンのNFTマーケットプレイス「BlueMove」で1,000点のSUI APESテストミントを実施したところ、Suiテストネットがサーバーダウンを起こすほどアクセスが集中し話題となりました。
SUI APESは初めにイーサリアムブロックチェーン上でミントが予定されており、その後Suiブロックチェーンで展開される予定です。
Lucky Kat Studios(ラッキーキャットスタジオ)
Lucky Kat Studiosは2015年に設立されたNFTゲーム制作会社です。これまでにリリースしたNFTゲームの累計ダウンロード数が2億を突破するNFTゲーム業界の大物です。
そんなLucky Kat Studiosですが、Suiブロックチェーンとパートナーシップを提携しており、COSMOCADIAというGameFiプロジェクトを既にローンチ済みです。
今後も、Suiブロックチェーンを採用した新プロジェクトのリリースが期待されています。
Peeranha(ピーランハ)
PeeranhaはEVM(Ethereum Virtual Machine)と互換性のあるTELOSブロックチェーンを採用し、2019年12月にローンチされた分散型Q&Aプラットフォームです。
Peeranhaの特徴として、運営に貢献したユーザーに報酬として独自トークン「PEER」が支払われます。
「ブロックチェーン上に構築され、中央集権的な単一の組織ではなくコミュニティによって所有される分散型Q&Aプラットフォーム」を目指して開発されたPeeranhaですが、今後はSuiブロックチェーンにも対応予定です。
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SuiエコシステムのおすすめDApp【その他】
今回、その他におすすめできるSuiエコシステムのDAppは以下2つです。
SuiエコシステムのおすすめDApp【その他】
- Sui Name Service(スイネームサービス)
- Wormhole(ワームホール)
それぞれのDappの概要は以下のようになります。
Sui Name Service(スイネームサービス)
Sui Name Serviceは、Suiブロックチェーン上で構築された分散型ネームサービスです。
ネームサービスとは?
ネームサービスは、もともと人間とマシンがネットワークを介して通信するための手段として構築されました。
IPアドレスを用いる代わりに、ユーザーはネットワーク上にいる他のユーザーを登録されたドメインネーム(例:https://jinanbo11.com/coin)で参照できます。
「Sui Name Service」はエアドロップ申請のタスクがあるため、ぜひ参加してみてください。
Wormhole(ワームホール)
Wormholeは、2021年にローンチし、20以上の有力ブロックチェーンに対応したブリッジDAppで、今後Suiブロックチェーンにも対応予定です。
ブリッジDAppがあることで、例えばイーサリアムブロックチェーンの分散型ウォレット(メタマスク等)に入れてあるコインやNFTを、BSCやポリゴンチェーンといった他チェーンにワンストップで移動させることが可能になります。
ブリッジDAppはDeFiで資産運用をする上でとても便利なツールなので、使いやすい「Wormhole」がSuiに対応すれば、さらに資産運用の幅が広がることが予想されます。
Suiエコシステムの始め方と注意点
ここでは「Suiエコシステムの利用を始めるための準備」と「Suiエコシステムを始める際の注意点」について簡単にですが解説していきます。
Suiエコシステムの始め方
Suiエコシステムの始め方は、以下の通りです。
Suiエコシステムの始め方
- Suiブロックチェーン対応の分散型ウォレットをインストールし、初期設定
- 将来的なエアドロップ配布に備えてタスクを消化しておく ←公式発表でSUIトークンのエアドロップは無いと発言がでました
まずはじめに、Suiブロックチェーン対応の分散型ウォレットをインストールし初期設定を行います。
この記事では分散型ウォレットDAppとして「Sui Wallet」「Suiet」「Ethos Wallet」の3種類を紹介しましたが、現段階では特に「Sui Wallet」「Suiet」の2つが、対応するDAppの種類が多いためおすすめです。
しかしいずれのウォレットDAppも、記事公開時点ではPCブラウザ(Google Chrome)のみ対応のため、スマホメインのユーザーはPCで基本的な操作を覚え、スマホ版がリリースされたら移行する流れが良いでしょう。
ウォレットのインストールと初期設定が完了すると、エコシステム内のDAppが利用できエアドロップのタスクを行うことができるようになります。
ウォレット準備やタスクのやり方の詳細はこちらの記事で解説しているので、工程を確認しながら挑戦してみてください。
これもう見た?仮想通貨Suiとは?注目のL1ブロックチェーンの特徴や将来性を徹底解説!
おすすめ仮想通貨取引所
Suiエコシステムを始める時の注意点
Suiエコシステムを始める時の注意点はつぎの2つです。
仮想通貨をはじめ「投資」は自己責任が基本のため、詐欺にあって資金を失っても誰も補償してくれません。
以下で詳細を解説するので、Suiエコシステムを始める前にもう一度読むようにしてみてください。
SCAMに注意する
Suiは新興プロジェクトでかつ注目度も高いため、SCAMが多発しています。
SCAMに引っかからないための注意事項をまとめましたので必ず参考にして下さい。
SCAMに引っかからないための注意事項
- Suiブロックチェーン基軸通貨「SUI」は未発行(記事公開時点)
- Suiブロックチェーン基軸通貨「SUI」のエアドロに関する公式アナウンスはまだない(記事公開時点)
- 必ずツイッターまたはDiscordの公式アナウンスを参考にする
- エアドロップ配布やWL配布のDMが来たら、基本的にSCAMとみなす
- ツイッターやDiscordでDMを無視する、あるいはDMの受取拒否を設定する
公式アナウンスのみを参照してDMはすべて無視する、あるいはDMの受信拒否を設定するといった対策は、SCAMを回避するために必須です。
仮想通貨プロジェクトではDiscordを利用する場合が多いと思うので、設定でこれらのDMを拒否しておくのも一つの方法です。
Discordの設定方法はこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。
これもう見た?Discord(ディスコード)使い方ガイド|アカウント作成、初期設定、使い方まで徹底解説
ウォレットのセキュリティ対策
Suiは非常にセキュリティの優秀なブロックチェーンですが、ハッキングリスクはゼロではありません。最終的には大切な資産は自分で守る必要があります。
そのための主な方法として下記のようなウォレットのセキュリティ対策があります。
ウォレットのセキュリティ対策リスト
- ウォレットの重要情報(プライベートキー、シードフレーズ)をオンライン上に保管しない
- Suiがメインネットをローンチしたら、複数ウォレットに資産を分散する
- 公共Wi-Fiに接続した状態での利用を避ける(あるいは有料VPNを利用する)
これらのセキュリティ対策はどれも有効なので、テストネットに参加する段階から実施し、リスクが少ない状態でSuiエコシステムを利用してみてください。
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Suiエコシステムの利用に関するよくある質問(Q&A)
最後にSuiエコシステムの利用に関する疑問に対してQ&A形式で回答していきます。
- Suiエコシステムを利用するとき、MetaMask(メタマスク)は使用できますか?
-
Metamask(メタマスク)はSuiネットワークに対応していないため使用できません。
そのため、本記事で紹介したSuiネットワーク対応のウォレット(Sui Wallet、Suilet、Ethos Wallet)を新たに準備する必要があります。
記事公開時点で、Suiネットワーク対応のウォレットは、いずれもPCブラウザ(Google Chrome)のみ対応なので、PCで準備しつつスマホ版のサービスが開始したら移動すると言う使い方が良いでしょう。
- Suiエコシステムを利用するとき、初期費用はかかりますか?
-
現段階でSuiブロックチェーンはテストネットなので、基本的に初期費用はかかりません。
メインネットが稼働した後はガス代などが必要となってくるので、今の内からエアドロップでガス代を確保しておくのも一つの方法です。
エアドロップの申請方法はこちらの記事で解説しています。
これもう見た?仮想通貨Suiとは?注目のL1ブロックチェーンの特徴や将来性を徹底解説!
- Suiエコシステムの最新情報はどこで入手できますか?
-
主に下記の公式Twitterから入手可能です。
気を付ける点として公式以外の情報には飛びつかないようにしてください。先ほど「Suiエコシステムを始める時の注意点」で話したようにSCAMの可能性があるからです。
開発段階で情報も少ないですが、公式アナウンスなどから最新情報を追っていくことが重要です。
まとめ
本記事では、話題の新興ブロックチェーン「Sui」のエコシステムについて解説しました。改めて本記事で解説したSuiエコシステムをおさらいすると以下の通りです。
Suiエコシステムまとめ
- Suiブロックチェーンは現在テストネット稼働中、メインネットローンチ間近
- Suiは将来性が高いブロックチェーンとされ、エコシステムのDAppも今後成長する見込みが高い
- Suiエコシステム利用には、Suiブロックチェーン対応の分散型ウォレット(Sui Walletなど)が必須
- Suiブロックチェーン対応の分散型ウォレットは、いずれもスマホ未対応(記事公開時点)
- テストネットで各エコシステムのタスクを行うとエアドロップ配布やWL配布の可能性がある
- Suiブロックチェーン基軸通貨「SUI」の先行購入SCAMが多いので要注意
Suiエコシステムは、本格的にサービスが開始される前の試作段階(DEVネット、テストネット)にあるものが多いですが、今から触っておくと先行者利益として将来的なエアドロップ配布を期待できるDAppが目白押しです。
その一方、SCAM被害やウォレットのシードフレーズ紛失、ハッキング等に対する補償はなく、完全に自己責任であるという点にも注意が必要です。
Suiブロックチェーンは高速トランザクションに対応し、セキュリティにも強い構造なので、メインネット開始後は資産運用先の一つとしておすすめできます。
ぜひこの記事を参考にSuiもエコシステム・Dappに触れ、エアドロップを受け取るための準備をしながらレイヤー1ブロックチェーンSuiの可能性を感じてみてください。
▼Sui関連の情報はこちら▼
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参考文献
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