FXトレードを行っていると「窓」と呼ばれる現象が発生することがあります。ここでいう「窓」とはチャートのローソク足とローソク足との間が大きく開いてその空間のようなものを「窓」といいます。
株式トレードや先物のトレードではよく見かける「窓」。FXでも発生するのです。
ではFXトレードや株式トレードにおける「窓」はいつ、どんな時に発生するのでしょうか。
その「窓」を利用した手法があるのを聞いたことある人も多いかもしれません。
この記事ではそんな「窓」について、またそれを利用して利益をあげる極意を伝授いたしますので最後までお読み頂けたら幸いです。
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目次
FXにおける「窓」とは?
ではFXにおける「窓」とはそもそもどんな物なのでしょうか。
皆さんはFXの急激な値動きによって大きな損失を出したことは無いですか?
下図ではロングでポジションを保有した際に損失を出してしまった際の例です。
ロウソク足が途切れて大きな空間が開いているのが確認できます。損切りのラインを設定していなかったらこの空間が大きければ大きいほど損失が大きくなります。想像したくもありません…(涙)
これがFXにおける「窓」と呼ばれる現象です。
FXの窓はいつできる?
FXトレードや株式トレードにおける窓はいつ、どんな時に発生するのでしょうか。
左図のチャートを見れば気づくと思いますが、通常はローソク足とローソク足の間にはほとんど空間は生じてません。生じたとしても小さな物であることがほとんどです。
例えば、相場が安定している時のローソク足は、最初のローソク足の終値が100円だった場合、次のローソク足の始値は同じ100円かもしくは101円、または99円といったレートで始まることが多いのです。なので普通はローソク足と次のローソク足の間に隙間はほとんど生じません。
窓というのは右図のようにローソク足と次のローソク足の価格に大きな差がある場合にできるのですが、これがローソク足が作られている時に大きな価格の差が出た場合は大陽線や大陰線、いわゆる相場が上げている時は大きな上ヒゲ、下げている場合は下ヒゲになったローソク足が作られるのです。そこでローソク足の表示を例えば5分足から1分足に切り替えてみてください。5分足の方では大きな上ヒゲや下ヒゲになっているのに1分足では大きな窓になっている、という事も大いにありえます。
株式トレードの場合、株式市場は東証の場合、平日の9:00~11:30(前場)までと12:30~15:00(後場)までの時間しか取引はできません。そのため、取引時間終了後にその会社(銘柄)に関する重大なニュース、例えばその会社の決算が発表されたとかコロナウィルスに対するワクチンが開発された、はたまたその会社の役員が不祥事を起こしたとか粉飾決算が発覚した等のニュースが流れた場合、前日の終値から大きく離れた価格で始値が付いて取引が始まることがよくあります。チャートのロウソク足はこういった時は大きく窓が開いた状態となります。
しかし、FXの場合は平日は基本的に24時間ずっと取引が可能です。仮に東京の市場が閉まる時間でも世界中のどこかの市場は開いている時間だからです。そのため、株式市場と違い、始値が終値と大きく価格の差があるという状態が比較的少ないのです。
FXトレードで窓はどんな時に開くのか?
先ほど、FXは株と比べて窓が少ないと述べました。しかし少ないだけで全く無いというわけではありません。例として取引時間中に大きなニュース、コロナウィルスのワクチンの開発に成功したとか某国で紛争が起きた等のニュースが流れた場合、相場は短時間に大きく動き、結果として窓が開くことがあります。
また、週末は取引所が休みの場合、FXトレードは行えません。その時に大きなニュースがあった場合にも月曜の始値が金曜の終値と大きく離れた状態でスタートすれば、これも大きな窓になります。更に、土日の週末は世界中ほとんどの取引所が休みですが、中東の市場だけは開いています。規模こそ小さいものの、取引自体は行われており、この市場で大きな値動きがあった場合、月曜の取引開始時に窓が開くこともあります。FXで窓が開く場合、月曜の取引開始時が一番見る機会が多いかもしれません。
開く窓、閉まる窓
窓が開くということは閉じる事もあるのでしょうか。当然ながらあります。窓が出現した状態を「窓開け」と呼びますが、窓が閉まることを「窓埋め」と呼びます。具体的には窓が出現した後に、その大きく離れた価格を埋める相場の動きを「窓埋め」と呼ぶのです。本来の価格を大幅に上回ったり、下回ったりした状態を是正するために反対の方向へ相場が動くことがあるのです。
ただし、窓が開いたからといって必ず窓が閉まる「窓埋め」が発生するかというと、必ずしもそうではありません。確かに傾向としては『開いた窓は閉まる』傾向はありますが、ずっと窓が開いた方向へ大きなトレンドとして続くこともよくあるのです。なので絶対に閉まると決め付けず、その時の情勢等を冷静に判断し、閉まりそうな窓なら「窓埋め」を利用したトレードを行いましょう。「窓埋め」を利用したトレード方法は後述します。
また、窓にも「上窓」と「下窓」があり、相場が上がった状態の窓を「上窓」、相場が下がった状態の窓を「下窓」と呼びます。
FXにおける窓開けを確認した後の窓埋めの極意
窓埋めとは開いた窓を閉めるかのような動きをする相場のことです。これを利用してこの相場の値動き狙いでポジションをエントリーしたり決済することで利益を狙うことができます。
その理由としてはこの3点です。
- 週末から持ち越したポジションの利確
- 週末から持ち越したポジションの損切りやロスカット
- 窓閉めトレードによるトレーダーのエントリー
週末からポジションを持ち越しているトレーダーは窓が発生すると大きな利益がある場合、利確のためにポジションを決済します。また大きな含み損を抱えてしまったトレーダーはロスカットされるか損切りによってまたポジションを決済します。それだけでも窓が開いた方向とは逆に相場が動き、いわゆる開いた窓が閉まっていく状態になっていきます。
更には窓を確認したトレーダーはやはり窓埋めを利用して利益を出そうとするので同じように窓が閉まる方向に値動きします。
これらの理由から高い確率で開いた窓は閉まるといわれています。
しかし高確率で窓埋めが起こるといっても100%ではありません。きちんと損切りのラインを定め、窓が閉まらなかった時は潔くあきらめて決済するのがコツです。
そして窓埋めの極意としてまずは「窓」を見つけることです。頻繁に出現するものでは無いため、毎週月曜日の取引開始時間はチャートをじっくり見る必要があります。
ポジションを持つ通貨ペアは値動きが極端すぎないドル円がオススメです。
では以下にて極意を伝授します。
窓埋めの極意その1:早起き
まずは開いた窓を埋めるためにも窓を発見しなければこの窓埋めトレードは行えません。当然ですよね(笑)
そのために、月曜の朝は早く起きて利用しているFX業者の取引開始時間前には起きていることが条件です。
窓埋めの極意その2:焦らない
次の極意は窓が開いた方向とは逆の値動きが始まるのを確認するまでじっと待ちます。エントリーするポイントを見極めるのです。焦って窓を見つけたからといって逆の値動きを確認せずにポジションを持ってしまうと、窓が開いた方向に大きなトレンドとして値動きを続けることがあるからです。時間の許す限り待って、窓が開いた方向にヒゲが伸びたのを確認してからポジションを持つようにしましょう。
窓埋めの極意その3:しっかりエントリー
極意その2でエントリーポイントを確認できた場合、窓が開いた方向とは逆のポジションを保有します。間違っても窓が開いた方向にポジションを持つというミスは防ぎましょう。
※敢えて逆のポジションを持ってギャンブルする方法もあります。勝てば大きな利益となりますが、勝率が高いわけではないので注意しましょう。
窓埋めの極意その4:利確をする
利確のポイントとして窓で発生した値動きの1/2ぐらいを目安に利確しましょう。何故なら、完全に窓が閉まるのには時間がかかる場合が多いからです。もちろん、完全に閉まった状態でポジションを決済できればより大きな利益となりますが、窓埋めトレードはそんなに難しいトレード手法ではないため多くのトレーダーが実践しています。欲張って利益が0になってしまっては元も子もありません。勝っているうちにポジションを決済するのは非常に大切なことです。
FXにおける窓開けを確認した後の窓埋めの注意点
簡単に実践できて勝率も高い窓埋めトレード。しかし注意すべき点もあるので解説していきます。
窓埋めの注意点その1:トレードを行う時間
月曜の早朝からトレードを開始した場合、日本市場が開く9時までにポジションを決済しておくことをオススメします。何故なら窓が開くような状況の場合、日本市場でも想定外の値動きをすることがあるからです。
窓埋めの注意点その2:窓埋めに失敗した場合
窓が開いた場合、窓閉めの値動きが起こる確率は、高いといわれていますが先述したように100%ではありません。ポジションを保有したのに窓を閉める方向に想定した値動きが無かった場合、「どうせ窓は閉まるから」と思い込んでそのポジションをロングで保有してしまうと、ロスカット等の憂き目に遭うことがあります。そうならないためにも想定外に値動きした場合はきちんと損切りしましょう。
窓埋めの注意点その3:損切りは確実に
窓埋めトレードでとても大切なことは失敗した時の損切りです。そのため、きちんと損切りラインを決めてからトレードに臨みましょう。「どうせ窓は閉まるから」といってポジションをロングで保有するのは愚の骨頂です。他に強烈な根拠が無い限りは負けを受け入れてきちんと損切りしましょう。
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まとめ
ここまでFXにおける窓についてと、窓を利用したトレード手法を解説してきました。
株式取引や先物取引よりは窓が発生する確率は低いですが、それでもFXでも窓は開きます。また、高確率で窓を閉める値動きも起こりますが100%ではありません。
たとえ思惑が外れても、早めの損切りが実行できれば損失は最小限に留められます。ただ、やってはいけないのは損切りせずにズルズルとポジションを保有しつづけることです。もちろん持ち直すこともありますが、どちらにせよ根拠無きトレードはただのギャンブルです。トレードに100%勝てる方法などありません。何度も言いますが損失を最小限に抑えてきちんと利益を確定していけば、トータルでプラス収支になるは目前です。安全を最優先とし、コツコツと利益を積み上げていこうではありませんか。
皆様に爆益あれ!
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