- 現状、NFT全体の取引量は減ってきている
- オワコンと言われる要因は多いが、一部のNFTは残っていく
- この記事では「NFTがオワコンと言われる理由」「本当にオワコンになるのか」を詳しく解説
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目次
そもそもNFTとは
NFTがそもそも何かわからない方に向けて、簡単に概要を解説しておきます。NFTとは「Non Fungible Token」の略称で「非代替性トークン」と呼ばれるものです。もう少し深掘って解説すると、ブロックチェーンの技術を使って「唯一無二であることを証明できるようになったデジタルデータ」がNFTです。
「なんでただの画像に価値がつくの?」と疑問に思うかもしれませんが、物の価値は需要と供給の関係で決まります。NFTはその性質上、まったく同じものは存在しない(つまり供給が少ない)ので、需要が上がれば価値も上がっていきます。例えば、海外のスターが使用していた「世界に1つのSNSアイコン画像」が売りに出されたとしましょう。そうなると「その画像が喉から手が出るほど欲しい」と感じる人は一定数出てきますよね。これが、ただの画像に価値がつく理由です。
有名な猿のNFT「BAYC」も、海外の著名人たちがこぞってSNSのアイコンにしたことから人気に火が付き、今では最低取引額が1,000万円以上を超える程です。
このように、NFTはただの画像ではありますが、なにかきっかけがあれば大きく価値が上がる性質を持っているのです。そんなNFTですが、最近では以前に比べてNFTについて耳にする機会が減ってきており「NFTはオワコンになったのでは」と感じる人が増えてきています。そのため、この記事では「NFTはオワコンなのか」を詳しく解説していきます。
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NFTがオワコンと言われる理由
まず、NFTがオワコンと言われる理由を見ていきましょう。オワコンと言われる理由は、以下の5つが挙げられます。
NFTがオワコンと言われる理由
- 取引ボリュームが減ってきている
- 高額取引に関するニュースを聞かなくなった
- 過去に多くのハッキング被害が出た
- NFT価格が不安定
- NFTの仕組みが複雑だから
それぞれ解説していきます。
取引ボリュームが減ってきている
2023年の5月には、NFTの取引量が減ってきていることをDappRadarが発表しています。
2023年5月、NFT市場は転換の兆しを見せている。月半ば現在、NFTの取引高は3億3,300万ドル、売買高は230万枚に達しており、この傾向が続けば、今年初めて取引高が10億ドルを下回る月となるかもしれない。
引用源:DappRadar
また2022年9月には、年始からの9か月間で97%も取引量が減少していることがDune Analyticsのデータから判明しています。このようにNFTの取引量に関するマイナスニュースが多いことから、NFTはオワコンなのではと言われるようになりました。
高額取引に関するニュースを聞かなくなった
NFTが注目され始めた時期では「ただの画像が数千万~数億円で落札された」というニュースをよく目にしたと思います。いくつか例を挙げるとすると、以下のようなNFTが挙げられるでしょう。
- Beeple:約75億円
- せきぐちあいみ:1,300万円
- ゾンビ飼育員 Zombie Zoo:380万円
「ゾンビ飼育員 Zombie Zoo」は当時小学3年生の男の子が作ったことで大きな話題となりました。以前は、このようなNFTの落札ニュースを多く見かけましたが、最近では中々見かけませんよね。このことから「NFTはもうオワコンなのでは」と感じる人が増えてきたように感じます。
過去に多くのハッキング被害が出た
日本に限った話ではありませんが、NFTは盗難・ハッキング被害に遭う危険性があります。主なハッキング手口は「公式のSNSアカウントを装ってエアドロップ情報を流す」ことです。安易にそのリンクをクリックしてウォレットを接続してしまうと、自身のNFTが抜き取られてしまう仕組みで、過去には多くの被害報告がSNS上で挙がっていました。
まだNFTの取り扱いには十分注意する必要があり、現状ちょっとしたミスで購入したNFTを失ってしまう恐れがあります。このような点が、NFTに対してマイナスの印象を与えている理由の1つでしょう。
NFT価格が不安定
多くのNFTは1つのコレクションで数千~数万の数でリリースされることが多いです。そして、そのコレクションの中で一番安い販売価格を「フロア価格」と呼び、コレクションごとの価値はフロア価格で判断されることが多いです。
ただ、そのフロア価格はかなり不安定で価格動向に注意が必要です。例えば、大口のホルダーが保有しているNFTをすべて売ってしまうと、一気にコレクション価値が下がってしまいます。また、NFTは性質上流動性が低いので、場合によっては売りたくても買い手が見つからず、損切できないこともあります。もちろん、NFTに投資することで大きな利益が得られる可能性はあります。しかし、他ジャンルの投資に比べるとかなり不安定なジャンルと言えるでしょう。
NFTの仕組みが複雑だから
NFTはブロックチェーン技術と密接に関わる技術になので、かなり仕組みが複雑です。また、その複雑な技術を活用した画像に高い価値がついていることを理解できない人も多く、参入ハードルが高くなっています。その結果、NFTについての理解が低い一部の層が「怪しい」「どうせすぐにはやりは終わる」という理由でNFTはオワコンと批判しているのが、1つの要因です。
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結局NFTはオワコンになる?
結論、一部のNFTはオワコンにならず残っていくはずです。具体的には、以下のような3つのNFTが挙げられます。
オワコンにならないNFT
- 一部のブルーチップ銘柄
- NFTゲーム
- アート以外の用途をもったNFT
それぞれ解説していきます。
一部のブルーチップ銘柄
オワコンにならないNFTの1つ目は「一部のブルーチップ銘柄」です。以下のような、ブルーチップ銘柄の中でもトップに位置するコレクションは今後も残っていくと考えられます。
ブルーチップとは「優良株」という意味で、取引価格がトップクラスに高いNFTコレクションのことを指します。
既に「NFTコレクションを作れば売れる」という時期は終わっており、中々生き残っていくNFTコレクションは少ないのが現状です。国内でもいくつか有望なコレクションはありますが、NFT全体の取引量が落ちていることを考えると、今後ずっと生き残っていくのは海外のブルーチップ銘柄くらいかなと筆者は考えます。
NFTゲーム
オワコンにならないNFTの2つ目は「NFTゲーム」です。最近では「資産性ミリオンアーサー」がSNS上で話題になっていたこともあり、NFTゲームにはまだまだ可能性が残っていると感じます。現状、多くのNFTゲームは仮想通貨が必要なことから参入ハードルが高いです。しかし、資産性ミリオンアーサーのような無料でプレイでき話題性のあるゲームが今後増えてくれば、NFTゲームがより普及していくはずです。
また、以下のような有名モバイルゲームを開発してきた「Machine Zone」の共同設立者が手掛けるDigiDaigakuというコレクションは、後々NFTゲームをリリースする予定です。
- ゲーム・オブ・ウォー
- モバイルストライク
- ファイナルファンタジーXV:新たなる王国
DigiDaigakuは無料でリリースされたコレクションですが「新しいブルーチップ」と呼ばれる程の成長を見せています。そんなコレクションのNFTゲームなので、リリースされれば大きな注目を集めることは間違いありません。NFTの中でも「NFTゲーム」に興味がある方は、DigiDaigakuをチェックしておきましょう。
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アート以外の用途をもったNFT
オワコンにならないNFTの3つ目は「アート以外の用途をもったNFT」です。NFTには、SNSのアイコンやデジタルアート以外にも用途が増えてきています。いくつか例を出すと、以下の通りです。
- コミュニティの会員権
- 卒業証明
- イベントやライブのチケット
既に学校の卒業証書としてNFTが使われた事例もあるので、このような形のNFTは今後増えていくでしょう。また、イベント参加者に対してNFTを発行し、そのNFTを持っている人に対してマーケティング施策を行うといったことも可能です。NFTを使ったマーケティングは成功事例が少ないので、NFTの発展余地はまだまだあると言えるでしょう。
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NFTの買い方・始め方
ここでは基本的なNFTの始め方・買い方を画像付きで詳しく解説していきます。
NFTの始め方・買い方は下記の5STEPです。
NFTの始め方・買い方
- STEP1:仮想通貨取引所の口座開設→ETH(イーサリアム)を購入
- STEP2:MetaMask(メタマスク)をインストールする
- STEP3:取引所からMetaMask(メタマスク)にETHを送金する
- STEP4:MetaMask(メタマスク)とOpenSea(オープンシー)を接続する
- STEP5:OpenSea(オープンシー)でNFTを購入する
NFTを購入するまでに、必要な行程が複数発生します。仮想通貨の取引所を持っていない方がゼロから始める場合は少し大変に思うかもしれません。
しかし、一度準備をしてしまえば、NFT購入だけでなく仮想通貨関連の取引でも利用できるのでこの機会に一気に準備してしまいましょう。
リリースされていないNFTプロジェクトを買う際はもちろんですが、既に販売は終了していて、これから二次流通で購入を検討している場合も、公式Discord・Twitterのチェックは必要です。
Discord・Twitterをチェックすると、価格が高騰しているプロジェクトは、運営が活発にセールス・発信を行っているため、購入するかの判断が付きやすくなります。
Discordを初めて使う方はこちらの記事で使い方を詳しく解説しているので参考にしてください。
これもう見た?Discord(ディスコード)使い方ガイド|アカウント作成、初期設定、使い方まで徹底解説
それでは各工程の詳細を解説していきます。
STEP1:仮想通貨取引所の口座開設→ETH(イーサリアム)を購入
まず初めにNFT購入のための仮想通貨を手に入れるために仮想通貨取引所の口座開設をします。
NFT購入の場合はほとんどの場合ETH(イーサリアム)があればOKなので、国内取引所だけで十分です。
ちなみに本サイトがおすすめする国内仮想通貨取引所は以下の業者になります。
口座開設方法や仮想通貨の購入方法は各紹介記事内で解説しているので参考にしてください。
STEP2:MetaMask(メタマスク)をインストールする
ETHの購入が終わったら、次はNFT購入時に必要な「MetaMask(メタマスク)」をインストールしていきます。
MetaMask(メタマスク)とは、Google Chromeの拡張機能である「仮想通貨のお財布」の様なものです。
メタマスクは無料で利用可能&本人確認必要なしです。シェア率が非常に高く「人気を超えて定番」という位置付けのウォレットです。
メタマスクは「イーサリアム系のウォレット」に該当していて、イーサリアム上で発行されるNFTの購入・保管が可能です。(他チェーンも対応可)
NFT業界において、イーサリアム上で発行されるNFTが主流の現在ではメタマスクの準備が一番無難で使い勝手が良いと言えます。
メタマスクの準備方法と基本的な使い方はこちらの記事で解説しているので読みながら準備してみてください。
これもう見た?MetaMask(メタマスク)の使い方|登録方法から入金、送金方法まで解説
これもう見た?MetaMask(メタマスク)をスマホで使うには?ダウンロードから使い方まで徹底解説
ちなみにメタマスクはPC版とスマホアプリ版があるので、自分が使いやすい方を準備して大丈夫ですがバックアップ用として両方を同時に準備しておくことをおすすめします。
シークレットリカバリーフレーズの保管に注意!
メタマスクの初期設定時に「12種類の英単語で構成されるシークレットバックアップフレーズ」が表示されます。この12種類の英単語はメタマスクを復帰する際などのバックアップ用フレーズとなるため、必ず保管するようにしてください。
また、銀行の印鑑やキャッシュカードの暗証番号と同じものなので、他人に教えるフレーズではありません。
「シークレットリカバリーフレーズを聞いてくる=詐欺」と確定しても問題ありません。
こちらの記事でシークレットリカバリーフレーズの取扱い方を解説しているので一度しっかり読んで安全にメタマスクを使いこなす準備をしてください。
これもう見た?メタマスクのシークレットリカバリーフレーズとは?表示方法や使い方・保管法などについて解説
STEP3:取引所からMetaMask(メタマスク)にETHを送金する
.国内取引所でETHを購入し、メタマスクの準備が完了したらメタマスクにETHを送金します。
送金方法はこちらの記事で解説しているので参照してください。
これもう見た?メタマスクへイーサリアムを送金する方法をPC・スマホで解説!
上記記事内でも話していますが、メタマスクへETHを送金する際にメタマスクの送金アドレスをコピー&ペーストで取引所の送金先情報に貼り付けます。
その際にメタマスクのネットワークが「イーサリアムチェーン」になっていることを必ず確認するようにしてください。
この部分に気を付けないと「送金できない」や最悪資金を失ってしまう可能性があります。
また、初めて送金する際は少額でテスト送金を行い、確実に送金できるかを確かめる慎重さが必要です。
仮想通貨取引は「自己責任」が基本なので、「いらないリスクは最初に排除する」が上手な取引のコツですよ
STEP4:MetaMask(メタマスク)とOpenSea(オープンシー)を接続する
世界最大のマーケットプレイスOpenSea(オープンシー)は登録などの必要は無く、MetaMask(メタマスク)と接続するだけでNFTを購入することができます。
メタマスクとOpenSeaを接続する手順は次のようになります。
メタマスクとOpenSeaを接続する手順
- OpenSeaにアクセス
- OpenSea公式サイトからメタマスクにアクセス
以下で詳細を解説します。
① OpenSeaにアクセス
OpenSea(オープンシー)には下記リンク.からアクセスします。
【OpenSea(オープンシー)公式サイトはこちら】
OpenSeaをブラウザで検索すると時々「詐欺サイト」にアクセスしてしまう危険性があります。
そのため、上記リンクからアクセスしたらブラウザのお気に入りに登録し、以降はお気に入りからアクセスするようにしてください。
② OpenSea公式サイトからメタマスクにアクセス
OpenSea公式サイトを開いたのなら下記の順番でメタマスクにアクセスし接続します。
STEP
OpenSeaの公式サイト右上にある「お財布のアイコン」をクリックしてください。
STEP
- 接続できるウォレット一覧が表示されるので「メタマスク」を選択
- メタマスクが起動するので「次へ」をクリック
- 「接続」をクリック
STEP
ポップアップが表示されるので「同意して署名する」をクリックします。
STEP
「同意して署名する」をクリックすると、メタマスクに移動するので「署名」をクリック。
STEP
OpenSeaの接続画面に戻ると「私の財布」と表示されているはずなので、この状態になれば接続が完了となります。
STEP5:OpenSea(オープンシー)でNFTを購入する
OpenSeaとメタマスクの接続が終わったら、いよいよ「OpenSeaでNFTを購入」していきます。
OpenSeaでNFTを購入する方法は主に2つあります。
OpenSeaでNFTを購入する方法
- NFTを提示価格で購入
- NFTをオファーを出して購入
以下でそれぞれの方法の詳細を解説します。
NFTを提示価格で購入
NFTを提示価格で購入する方法は一般的な購入方法です。
Amazonや楽天などのインターネットショップと同じイメージです
購入方法は以下の手順です。
STEP
まずは自分が購入したいNFTプロジェクトの販売ページを探します。
NFTを探す際は画面上の「探す」のボックスにNFTの名称を入れると販売ページにたどり着きやすいので利用してみてください。
NFTプロジェクトの販売ページに移動したら購入したいNFTをクリックします。
STEP
NFTの詳細画面になるので、条件等に問題が無ければ「カートに追加」をクリックします。
STEP
ポップアップが表示されるので「購入を完了する」をクリックしてください。
その後はガス代の確認画面が表示され、画面の指示通りに進めていけば購入できます。
NFTをオファーを出して購入
「オファーを出して購入」とは販売ページにアイコンはあるけど、現在販売していないNFTを買いたいときに使う方法です。ホルダー(出品者)がその価格で承諾するとNFTを購入することができます。
「オファーを出して購入」は「WETH」で購入することになるのでその方法を解説します。
WETHは、ETHをERC-20規格に対応させるための仮想通貨です。「1ETH=1WETH」にペッグされており、ETHよりガス代が安い特徴があります。
STEP
購入したいプロジェクトの販売ページから「購入したいNFT」をクリックしてください。
STEP
詳細が表示されるので「Make offer」をクリックします。
STEP
そうするとポップアップが表示されるので「希望価格」「オファー期間」を入力→「Add WETH」の順にクリックしてください。
STEP
「Add WETH」をクリックすると、自動的にUniswapが起動するので、オファーに提示したい分のETHの数量を入力→「Wrap ETH」の順に進めます。
STEP
メタマスクが起動するので「確認」をクリックして、トランザクションを承認します。
トランザクションが承認されるとウォレット内に「WETH」が表示されるので確認してください。
STEP
再びNFTが表示されている画面で「オファー価格」を入力→「Make offer」の順にクリックすればオファー完了です。
この後、ホルダー(出品者)が了承すれば契約が成立し、NFTを手に入れることができます。
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NFTを始める際の注意点
NFTを始める際の注意点も押さえておきましょう。主な注意点は、以下の6つです。
NFTを始める際の注意点
- ハッキングに注意する
- 少額からスタートする
- 手数料に注意する
- SNSで最新情報をチェックする
- なるべくETHは取引所で購入する
- ETHの送金ミスに注意する
それぞれ解説していきます。
ハッキングに注意する
1つ目の注意点は「ハッキングに注意する」です。先ほども触れましたが、NFTはハッキング被害に遭う可能性が非常に高いので注意が必要です。具体的には、以下の対策を徹底するようにしてください。
- 見知らぬ人からのエアドロ情報は無視する
- SNS上に貼られたミントサイトURLは踏まない
- メタマスクのリカバリーフレーズを教えない
ハッキングの手口は「偽のミントサイトURLをSNS上で送る手法」が主流です。くれぐれも怪しいと思ったリンクは踏まないようにしましょう。また、ハッキング被害が相次いだことから、SNS上に直接ミントサイトURLが貼られることはほとんどなくなりました。そのため、SNS上でミントサイトの案内があった場合、そのリンクは「偽のミントサイトURL」と判断して問題ありませんので覚えておきましょう。
少額からスタートする
2つ目の注意点は「少額からスタートする」です。NFTはハッキングの恐れがありますし、何より価格が安定しないので損する可能性があります。NFTの購入に必要な「仮想通貨」も取り扱いに注意が必要ですし、慣れていない最初のうちから多額の金額を投資するのは少し危険です。
まずは、仮想通貨やNFTの取り扱い・値動きに慣れていき、徐々に投資金額を増やしていくことをオススメします。
手数料に注意する
3つ目の注意点は「手数料に注意する」です。NFTの購入は基本的にETHで支払うことになりますが、その際に手数料(ガス代)が発生します。そして、ETHのガス代は日によって変動しますが、基本的に高いことで有名です。その日ごとのガス代を把握した上で取引をしないと、割高で取引することになってしまうので、取引を行う際は「その日のガス代がどれくらいなのか」をチェックするようにしましょう。ETHのガス代はethereumpriceで確認することができますよ。
これもう見た?イーサリアムのガス代とは?計算方法から節約方法までわかりやすく解説!
SNSで最新情報をチェックする
4つ目の注意点は「SNSで最新情報をチェックする」です。NFTコレクションの運営者は「Twitter」や「Discord」で最新情報を発信することがほとんどです。中には、期限付きのエアドロップ情報などが流されることがあるので、SNSで最新情報を追っておくことは重要です。
また、何かコレクションでトラブルがあった際などもSNSでアナウンスが行われます。過去の事例に、コレクションのDiscordがハッキングに遭い、Discord上に貼られたリンクが詐欺リンクに置き換えられたことがあるのですが、その際もSNSでアナウンスがありました。このように、SNSで最新情報を追っておけば損失を回避することができるので、必ずチェックしておくようにしてください。
なるべくETHは取引所で購入する
5つ目の注意点は「なるべくETHは取引所で購入する」です。ETHを仮想通貨取引所で購入する場合「販売所」か「取引所」で購入することになりますが、なるべく取引所で購入するようにしましょう。なぜなら、販売所ではスプレッドと呼ばれる見えない手数料が発生するからです。
スプレッドとは、購入金額と売却金額の差額のことです。
例えば、1ETHの購入価格が20万円に対して、売却価格が18万円といったことが販売所では起こります。つまり「販売所で購入した時点で2万円の損をしている」ということになるのです。少額の購入であればわずかな差額ですが、ある程度まとまった金額のETHを購入する際は、必ず取引所で購入するようにしましょう。
ETHの送金ミスに注意する
6つ目の注意点は「ETHの送金ミスに注意する」です。NFTを購入する際は、ETHをウォレットに移す必要があるので送金ミスに注意が必要です。送金ミスをしてしまうと、購入したETHを失ってしまいます。そのため、以下の対策を徹底して、送金ミスを無くしましょう。
- ウォレットアドレスはコピペを徹底
- 少額で送金テストを行う
上記を徹底しておけば、送金ミスで資金を失うことはなくなるはずです。ウォレットアドレスは、1文字でも誤りがあると送金ミスにつながるので注意してください。また、ネットワークが混雑しているタイミングだと、送金に時間がかかってしまう場合があります。そのため、ある程度余裕を持って事前に送金手続きを済ませておくことがポイントです。
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NFT・オワコンに関するよくある質問
NFTアートがゴミと言われる理由はなんですか?
「デジタルデータに価値がつく」ことが理解できない層や「NFTが怪しい」と思っている層が、NFTをゴミと批判しているのでしょう。場合によっては、ほとんど価値がなくなってしまうコレクションもありますが、NFTがゴミということはありません。
メタバースもオワコンと言われているようですが、実際はどうなんでしょうか?
メタバースという言葉はブロックチェーンやNFTなどと同じ時期に出てきましたが、2023年時点のメタバースは、質や利便性においてまだまだ普及には程遠い状態です。そのため、まだメタバースは始まっていないと言えるので「メタバース=オワコン」は間違いです。
NFTを買う・始める際の初期費用はどのくらいかかりますか?
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まとめ:NFT・オワコン
「NFTはオワコンなのか」について解説しました。重ねて言いますが、一部のNFTはオワコンにならず残っていくはずです。ただ、今回あげた3つのNFT以外でも、また盛り上がっていく可能性は十分あります。そのため、気になるコレクションなどがある場合、定期的にチェックしておくようにしましょう。
また、NFT以外にも仮想通貨への投資もオススメです。FTXの破綻から仮想通貨は厳しい状態が続いていますが、今後またビットコインをはじめ多くの銘柄の値上がりが期待できます。2024年はビットコインの半減期でもありますので、仮想通貨の動きもチェックしておきましょう。オススメの取引所は、以下の表を参考にしてください。
おすすめ仮想通貨取引所
海外取引所を利用するには、国内取引所の口座開設も必要になってきます。まだ、口座を用意していない方は、以下の2社から検討するといいでしょう。
参考文献
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